【朗報】スズキ新型ジムニーに「5ドア」モデルが発売確定?その真相はロングホイールベース版シエラだった?EV化の布石?【最新情報】

スズキが誇るタフネスなSUVが「ジムニー」。2018年7月にフルモデルチェンジして以降も日本国内に留まらず、ジムニーは海外でも根強い人気を誇ります。

ただジムニーは軽自動車だけあって、室内空間は非常に狭いです。使い勝手はもはや最悪レベル。普通車版のジムニーシエラも中身は完全に軽自動車版ジムニーそのもの。そのため室内空間が広いジムニーが待ち望まれて久しいです。

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(ベストカー 講談社)

そこで今回カーギークでは「5ドアモデルのジムニー」に関する最新情報をまとめてみたいと思います。どうやら実際にジムニーの5ドアモデルは発売されるっぽい。

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発売日は不明だがロング版ジムニーは開発中

まずは発売日の最新情報。そもそも5ドアジムニーは開発されているのか?

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(ロングホイールベース版ジムニーのテストカー)

結論から言うと、いわゆるロングホイールベースと呼ばれる「デカいジムニー」は現在開発されてます。既に海外では偽装ゴリゴリのジムニーがテスト走行する姿が確認されてる。この車両が「5ドアモデルのジムニー」ともっぱらの噂。

この5ドアジムニーのスペックを確認すると、ホイールベースは2550mm。従来のジムニーよりも+300mm(30センチ)ほど拡大すると報じるのはベストカーの最新情報。また前後のトレッド幅も+100mmほど拡大すると見られてます。

そのため正確には「ジムニーシエラ」の5ドアモデルになります。理由は画像のテストカーにぶっといフェンダーアーチモールが装着されてることからも分かると思います。だから国内向けの軽自動車版ジムニーが今後5ドア化される可能性は低いです。

一方、5ドア版ジムニーの発売日は不明ですが、それでもテストカーが走行している点を踏まえるとそう遠くない日に発売されそう。現状だと発売日は早くて2021年後半、遅くても2022年半ばか。ただし、5ドアジムニーの日本発売は微妙というのがもっぱらの見方。

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5ドアがジムニーに採用されるのは確実か?

だからロングホイールベース版のジムニーが発売されるのは確実だと思うんですが、それが果たして「5ドア」と結び付けていいものなのか?いくらホイールベースが拡張されるとしても、ジムニーシエラの中身は軽自動車に過ぎません。

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(ベストカー 講談社)

個人的な予想を述べると、今回のロング版ジムニーシエラと5ドアを結び付けるのはやや安直だと思います。一見すると違和感が全くない予想デザインですが、おそらくジープ・ラングラーあたりをトレースしたような雰囲気がします。

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(ロングホイールベース版ジムニーのテストカー)

改めてロング版ジムニーのテストカーと見比べると、明らかにベストカーの予想デザインは全長が長すぎることが分かります。

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(ジープ・ラングラー)

有名人の愛車としても結構購入されてるジープ・ラングラーがこちら。このラングラーの全長で約4800mm。やはりフロントノーズ分の長さを考えると、ジムニーサイズの車両に後部ドアを新たに追加することは極めて困難だと分かるはず。

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○ロング版ジムニーには「Cピラー」がない

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(現行3ドアジムニー)

そこで現行3ドアジムニーと見比べてみると、ロング版ジムニーのテストカーでは全長が「窓1個分増えた」程度長くなっているだけに過ぎません。もしここに後部ドアを追加するとしたら、さすがに窮屈すぎる。

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(ベストカー 講談社)

そもそも後部ドアが新たに追加されるとしたら、クォーターウィンドウとの間に「ピラー」が新たに追加されてるはずなんです。ベストカーの予想デザインをサイドから確認しても、いわゆるCピラーが追加されることで合計3個の窓が生まれてる。

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(ロングホイールベース版ジムニーのテストカー)

でもロング版ジムニーのテストカーに「Cピラー」のもっこりが確認できない。だから現状だと5ドアジムニーの発売は期待薄か。ジムニーはフロントノーズが長い上、クォーターウィンドウも残した状態だと、全長3.8メートルに拡大される程度ではいろいろ不足すぎる印象。

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5ドアジムニーが発売されるとしたら観音ドア?

でも5ドア版ジムニーを確実に否定できるかと言うと、それはそれで微妙。何故なら、ロールスロイスなどにも採用されている「観音開きドア」という技術があるから。

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(マツダ・MX-30)

既に国産車でもマツダ・MX-30が観音開きドアを採用してます。観音ドアだとピラーのもっこりは少ない。ジムニーシエラでも同様に、超小型の観音開きタイプにすれば5ドアに設計できなくはなさそう。むしろ30cm分の全長アップとちょうどいい感じに収まりそう。

それでも観音ドアタイプと仮定しても窮屈であることは間違いない。ロング版ジムニーの搭載エンジンなどは、現行シエラと同じく1.5L直4エンジン。変速機や足回りなども変わらず。もし5ドアが採用されれば車重も相当重くなるはずですが、それらの目立った情報はなし。

そのため今回の情報をまとめると、「海外向けジムニーシエラの室内空間が少し拡大されるだけ」という結論で落ち着きそう。いくらジムニーが海外で人気と言っても軽自動車がベース。海外で売っていくには土台無理がある。それを少し改善しようという程度の改良?

ただし、ベストカーは「スクープされたテストカーは3ドアジムニーを改造しただけにすぎない。5ドアジムニーの開発はちゃんと進んでる」とは豪語してます。

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5ドアジムニーは海外専売の商用車?

一方、今回のジムニーロングは「商用車」として売り出されるとはマガジンXの最新情報。

どうやら室内が拡大した分、居住性に重きが置かれるのではなく、リアシートをそのまま外して荷室をまるまる広げようという算段とのこと。確かにジムニーの後部座席に乗る機会は少ないですから、そのまま荷室を広げる方が自然なのかも知れない。

現状だとジムニーロングが5ドアになる可能性は低いと思うので、国内ではなく海外専売になるという見立てというのも納得。とはいえ、海外向けの商用車モデルのためだけにロング版を開発するのか?という疑問も残ります。

日本国内でジムニーを購入してる人って、セカンドカーとして意外と主婦が買ってるイメージ。リアシートが無くなることのデメリットも多そうですが、買い物が多い主婦にとっては荷室特化に割り切る方向性は歓迎されそう。

だから、「ジムニーシエラの室内が拡大される」というシンプルな考え方でいい気がします。今回のジムニーロングが海外専売になる可能性は高いと思いますが、そこでの評判がよかったら日本国内向けのジムニーシエラも拡大する…というパターンなのではないか?

ロング版ジムニーシエラは電動化の布石?

一方、ロングホイールベース版ジムニーシエラは単に室内が拡大するだけなのか?

もしかするとロング版ジムニーは「ハイブリッド化」する布石と個人的に予想してみる。全く根拠はないんですが、環境規制は日本より強いヨーロッパでも販売していくとしたら電動化は急務。今後ジムニーを何十年と世界的に販売していくとしたら、ハイブリッド化は最低でも必須。

やはりハイブリッド化すると電気モーターやバッテリーの搭載で、どうしても車内空間が狭くなる。特にジムニーは4WDオンリーだけあって、床下にプロペラシャフトが位置してる。狭い室内が更に狭くなる。それに対応するためのロングホイールベース化なのではないか?

先頃もトヨタとスズキが軽自動車EVを共同で開発するというニュースが流れました。自動車業界は日々離合集散しつつありますが、スズキ車にトヨタのハイブリッドシステムが搭載されると言われて久しい。

つまり、5ドアジムニーの噂は「トヨタのハイブリッドシステムを搭載する布石」だった?そう考えると、何故今回のジムニーシエラがヨーロッパでテスト走行を繰り返してる理由も合点がいくのかも。

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