【2019年9月17日】トヨタ新型カローラ フルモデルチェンジ最新情報まとめ【次期セダン・ツーリング】【発売日価格】【カローラクロス】

トヨタを代表する人気大衆車が「カローラ」。

日本国内ではステーションワゴンタイプの「カローラフィールダー」とセダンタイプの「カローラアクシオ」が販売。2018年は毎月5000台前後の販売台数を誇ってた。

でも、実はアメリカの方がカローラは人気。アメリカの新車販売台数ランキングでも年間トップ10に入るほど。

この現行カローラも既に11代目。もはや歌舞伎役者すら彷彿とさせる歴史の長さを誇り、「世界一売れてる車」という肩書も納得。

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(トヨタ新型カローラワゴン 最新画像)

そこで今回カーギークではトヨタ新型カローラアクシオとフィールダーの次期フルモデルチェンジ最新情報をまとめてみました。果たして「12代目次期カローラ」はどんなフルモデルチェンジを遂げるのか?

複数のモデルが存在するため情報がややこしいんですが、できるだけ分かりやすく解説してみました。価格情報は後半に記述。

フルモデルチェンジを機に「カローラセダン」「カローラツーリング」に改名!

新型カローラアクシオと新型カローラフィールダーの最新情報に迫る前に、既にご存知かと思いますが、今回のフルモデルチェンジから新型カローラは「大きな変更点」がございます。

結論から書いてしまうと、カローラアクシオとカローラフィールダーの名前は消滅し、両者は「カローラセダン」と「カローラツーリング」にそれぞれ分かりやすく改名されます。

カローラフィールダーはカローラワゴンも候補として上がってましたが、結果的に当初から報じられていた「カローラツーリング」に決定した模様です。

確かにアクシオやフィールダーと言われても、特にクルマに詳しくない新規ユーザーにとってはなんのこっちゃか分かりませんからね。もしかすると、今後は「カローラクーペ」などさらなる派生車種も発売される可能性も?

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(トヨタ新型カローラスポーツ)

ちなみに、カローラスポーツは「オーリスの後継車」として2018年6月26日に先駆けてフルモデルチェンジされてます。相乗効果を狙ってか、新型クラウンのフルモデルチェンジ発表日の6月25日とほぼ同じでした。

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新型カローラセダン・ツーリングの発売日は9月17日か

まずは「発売日」の最新情報。新型カローラセダンとツーリングはいつフルモデルチェンジするのか?

結論から答えを書くと、新型カローラセダン・カローラツーリングの発売日は「2019年9月17日」。当初情報は錯綜してましたが、既に各自動車メディアも「9月17日」と具体的に報じてるため信憑性が高いと考えていいでしょう。

ただし、あくまで発表日。実際に9月17日に発売されるかはまだ不明。

また安倍政権が2019年10月に消費増税を実施するため、新型カローラの納期は10月を超える可能性が高い。そのため「車両価格は消費税10%の値段が問答無用で適用される」と考えた方が良さそう。

既に2019年6月中に現行カローラアクシオ、カローラフィールダーはオーダーストップされており、各トヨタディーラーには新型カローラの販売マニュアルも配布済み。

ちなみに、2015年に販売が終了した「カローラルミオン」はフルモデルチェンジされない模様。既にトヨタはルーミーやタンクが人気ですので、おそらく今後もカローラルミオンが再販・復活される可能性は低そうです。

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現行カローラは「カローラEX」として併売され続けるが…

続いては「現行カローラ」の最新情報。やはり現行フィールダーやアクシオの車名は消滅するものの、実は次期カローラが発売された後も現行カローラは引き続き併売される予定とのこと。

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(カートップ9月号 交通タイムス社)

結論から書くと、現行カローラは「カローラEX」という車名で販売され続けます。

廉価グレードの「X(1.5L)」をベースとし、ハイブリッドモデルも用意。新たに4WDや5速MTも設定される予定。だから車名も廉価グレードを彷彿させる「カローラEX」というわけ。理由はシンプル。

何故なら、トヨタもサイズや価格にこだわる「法人向けの需要」を取り逃したくないから。レンタカーや営業車などに使用する場合、3ナンバーは大きいと感じる消費者も少なくない。5ナンバーサイズ需要は健在。

ただし、カローラEXがずっと併売されるかは不明。3代目プリウスEXを参考にすると、せいぜい長くて2年程度しか続かないと予想。そのためカローラEXは2021年頃には販売終了しそうです。

またプレミオ・アリオンは将来的にカローラセダンに統合される予定なので、トヨタからは5ナンバーセダン車が完全に消滅する日も遠くはなさそう。

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新型カローラセダン・ツーリングの「車体サイズ」も3ナンバーに拡幅されるが…

続いては「車体サイズ」の最新情報。

結論から書くと、新型カローラセダンもツーリングもフルモデルチェンジ後は車体サイズが3ナンバーサイズに拡大されます。車名の変更も含めて、今回のフルモデルチェンジは「海外基準に合わせる」のが大きな方向性。

何故なら、今回のフルモデルチェンジで「Cセグメント向けのTNGAプラットフォーム」が採用されるから。現行カローラはヴィッツ系のBセグ用プラットフォームを使用してたんですが、新型カローラはプリウスと同じシャシーに変わります。

「Bセグ用プラットフォームの開発が間に合わない」といったトヨタの内情も大きいようですが、2016年にフルモデルチェンジしたインプレッサは3ナンバーに拡大したものの、未だに安定して4000~5000台売れてることを考えたら妥当な選択と言えそう。

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○【最新情報】海外向けと国内向けのカローラは「全く別物」?

ただし、海外向け新型カローラとは異なるナロー向けボディが採用されます。

確かに同じTNGA-Cプラットフォームを採用するものの、国内向けと海外向けカローラの全長は135mm以上の違いが発生。全幅も海外版カローラセダンなどが1790mmまで拡大するのに対して、国内版カローラセダンは1745mmまで縮小。

海外向けカローラと国内向けカローラは中身が全く別」と表現する自動車メディアも。

海外向けのカローラも国内向けも70%近くは同じパーツが流用されるため、当初の情報では「フェンダーなど外板部分のパーツをデザイン的に変更するだけ」と思われていましたが、トレッド幅など骨格部分も随分と異なりそう。

だから、新型カローラも「国内向けと海外向けは異なる状態」はフルモデルチェンジ後も結果的に続く模様。

新型カローラセダン・ツーリングの「車体サイズ」はカロスポよりも小さい?

つまり、国内向け新型カローラセダンとツーリングは「カローラスポーツと同じシャシー」が採用されます。そのため国内向けカローラはセダンもツーリングもカロスポも、全てホイールベースの長さは2640mmと同じ。

実際、新型カローラセダン・ツーリングは、ドアミラー格納時の全幅は現行カローラとほぼ変わってない。ベストカーのフルモデルチェンジ情報では「新型カローラセダンは5ナンバーを維持」と報じてましたが、あながち間違いでもなかった。

だったら、わざわざ現行モデルを「カローラEX」として併売する必要性はないと思うんですが、フルモデルチェンジ後の新型カローラは車体サイズが拡大するものの、良くも悪くもあまり影響はなさそうです。

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○【最新情報】セダンもツーリングもカロスポも「乗り味」は全部異なる?

でも、新型セダンとツーリングはカローラスポーツとの違いも多い。

例えば、新型カローラセダン・ツーリングの全幅や最小回転半径はカローラスポーツよりも短く設計されます。だから小回り性能や運転のしやすさではセダン・ツーリングに軍配が上がりそう?

また新型カローラセダン・ツーリングの足回りはリアサスにダブルウィッシュボーンを採用するなどカローラスポーツと同じですが、どうやらチューニングはそれぞれのカローラで細かく異なる予定。

例えば、新型カローラセダンは「乗り味」新型カローラツーリングは「操舵性」に重きを置いた味付けになるとか。一方でツーリングに「AVS(アダプティブ・ヴァリアブル・サスペンション)」が採用されて乗り心地の良さが追求されるという情報も。

新型カローラセダン・ツーリングの室内サイズは不明ですが、低重心のTNGAプラットフォームの採用によって、現行カローラと比べると前席後席のヒップポイントは28mmも下がります。

ただし、新型カローラセダン・ツーリングは全高が現行カローラよりも低くなっており、結果的に前席の頭上空間は減少。だからフルモデルチェンジ後のカローラセダンの室内空間はあまり期待できないかも知れない。

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【比較】国内向けと海外向けの車体サイズの違いまとめ

順番はズレましたが、国内向けカローラと海外向けカローラのそれぞれの主要諸元がこちら。それぞれ比較すると全長と全幅がかなり異なることが分かるはず。

ちなみに、カローラスポーツの車体サイズは4375×1790×1460mm(全長×全幅×全高)。

○国内向け新型カローラセダン・ツーリングの主要諸元

  • 全長…4495mm
  • 全幅…1745mm
  • 全高…1435mm(ツーリングは1460mm)
  • ホイールベース…2640mm
  • 最小回転半径…5.0~5.3メートル

○海外向け新型カローラセダン・ツーリングの主要諸元

  • 全長…4630mm(ツーリングは4650mm)
  • 全幅…1780mm(ツーリングは1790mm)
  • 全高…1435mm(ツーリングは1460mm)
  • ホイールベース…2700mm
  • 最小回転半径…5.2~5.4メートル

【次期デザイン】新型カローラセダン・ツーリングもカロスポを踏襲!

続いては「デザイン外観」の最新情報をチェック。

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(トヨタ新型カローラツーリング 最新画像)

結論から書くと、新型カローラセダンも新型カローラツーリングの外観も既に発売済みのカローラスポーツのフロントマスクが踏襲されます。

新型カローラスポーツは非常にパンチが効いた外観デザインでした。フロントマスクに巨大なグリルが配され、リアバンパーには大型のガーニッシュ。リアコンビランプは横長にデザインに成形されるなど、存在感バッチリの雰囲気はセダンやツーリングも以下同文。

更に考察を深めると、新型カローラフィールダーはいかにもステーションワゴンタイプ的な伸びやかさが表現されています。新型カローラセダンもアクシオと比べると全高が低くなっており、ややクーペ感が増したか。

ちなみに、海外向けのカローラセダンは国内仕様とデザインは異なります。ヘッドライトが国内向けより大人しめのデザインになるとか。一方、中国向けのカローラセダン(カローラレビン)と日本国内向けのデザインは同じ。

○フルモデルチェンジ後は荷室や室内は狭くなる?

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(トヨタ新型カローラセダン 内装インパネ画像)

また新型カローラセダンの内装なども、既に発売済みのカローラスポーツとやはり大きな違いはございません。ダッシュボードにはソフトパッドがあしらわれるなど、新型カローラセダン・ツーリングの内装も質感は高め。

ただし、逆に言うと室内の広さもカロスポと大差なさそう。新型カローラセダン・ツーリングの後部座席周りを確認しても、どうやらそこまで広くは見えません。つまり、新型カローラセダンもツーリングも「デザイン重視」。

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(トヨタ新型カローラツーリング 荷室ラゲッジ)

実際、新型カローラツーリングの荷室ラゲッジ(5名乗車時で392L)を見ると相当広いように思えますが、実は現行カローラフィールダーと比べると荷室容量はマイナス10L。フル乗車時の荷室長もマイナス80mm。

他にも荷室開口部もフルモデルチェンジ後は狭くなってるとか。

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【SUVモデル】カローラクロスもいずれ発売か?

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この新型カローラツーリングをベースとしたSUV風モデルの「カローラクロス」も発売されます。今回のフルモデルチェンジと同じタイミングで発売されるかは不明ですが、既に海外では「カローラトレック(Corolla Trek)」というモデル名でお披露目済み。

このカローラクロスはホイールアーチなどに樹脂製ガーニッシュやルーフレール、専用バンパーなどが装着され、車高がわずかに上がって見た目がうっすらオフロード風に仕上がるのが特徴。

言っちゃえば、アクアクロスオーバー的なモデルですが、実は先代カローラにも「クロスフィールダー」と呼ばれるSUV風モデルも用意されており、消費増税前後などで落ち込む販売の底上げに繋げたい狙いがありそう。

ただし、新型カローラのプラットフォームはTNGA設計されてるため、カローラクロスの走りはしっかりスポーティーに仕上がってるはず。アクアクロスオーバーほどナンチャッテ感が薄いはず。

フルモデルチェンジ後の「搭載エンジン」はカローラスポーツとは違ってた?

続いては「搭載エンジン」の最新情報。当初の予想と違って、カローラスポーツのパワートレインとは少し異なる模様。

結論から書くと、新型カローラセダンとツーリングの搭載エンジンはカロスポと同じ「1.8L直4ハイブリッド(2ZR-FXE型)」と「1.2L直4ターボ(8NR-FTS型)」が設定されるんですが新たに「1.8L直4ガソリン」が設定されます。

当初期待されたアトキンソンサイクルエンジンの領域が拡大し、圧縮比も4割ほどアップして燃費性能が向上した「新型2.0Lハイブリッドエンジン」は2021年以降に発売される新型ノアに搭載されそう。

ただし、グレード構成は改めて後述しますが、1.2Lターボは少し特殊なので注意。どうやら1.2Lは最上級グレードにしか搭載されず、また変速機も「6速MT(i-MT)」のみに限定されるっぽい。

一方、1.8Lハイブリッドは「4WD(E-Four)」が新たに設定されるのが朗報。また運転モードは「エコ」「ノーマル」「スポーツ」と切り替えられる設定も追加されます。

○1800cc直4エンジン

  • 形式番号…2ZR-FXE
  • 最高出力…72kW(98PS)/5200rpm
  • 最大トルク…142Nm(14.5kgm)/3600rpm
  • 電気モーター…53kW(72PS)/163Nm(16.6kgm)

○1200cc直4ガソリンターボ

  • 形式番号…8NR-FTS
  • 最高出力…85kW(116PS)/5200~5600rpm
  • 最大トルク…185Nm(18.9kgm)/1500~4000rpm

○【フルモデルチェンジ】将来的には「1.5L直3NAエンジン」が主流に?

また2019年9月にフルモデルチェンジした以降に具体的な投入時期こそ不明ですが、新型カローラには「1.5L直3NAエンジン」も新たに追加される予定。TNGA設計のもとに開発された新型エンジン。

現在はまだどのトヨタ車種にも搭載されてないエンジンですが、2020年にフルモデルチェンジ予定の次期ヴィッツ(新型ヤリス)にも搭載予定。もちろんターボエンジンは徐々に普及してるものの、日本国内でやはり主流になることはないでしょうから。

トヨタ的には今後は「直3NAエンジン」を全車種で主軸に据え置き、またハイブリッドと組み合わせていきたい思惑も見えます。

ただ「直3NAエンジン」というのは響きだけ聞けば非力感は否めないので、そこらへんは実際に早く試乗してみたいところ。

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○カローラGRスポーツは2020年初頭に発売?

その代わり、新型カローラツーリングには250馬力(27.0kgm)を発生する「1.6L直4ターボエンジン」の搭載も噂されております。何故かカローラセダンには設定されないとか。そこらへんは前述のSUVモデルとの兼ね合いも?

変速機には6速MTが設定され、スポーティーさを売りにしたモデル。次期ヴィッツ(新型ヤリス)にも同様の噂が存在するため、現行カローラワゴンでも同様に「GR系」のカスタマイズブランドに高性能ターボが新たに投入される可能性は高そう。

ただし、自動車雑誌のフルモデルチェンジ情報によれば「カローラスポーツGT-Four」というグレード名で発売するとのこと。トヨタはGRブランドを展開しているため、何故GTなのかは疑問。

そのまま「カローラスポーツGR」で発売するのが筋では?

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(トヨタ新型カローラGRスポーツ)

実際、2020年に「トヨタ新型カローラGRスポーツ」と呼ばれるモデルが発売予定。

トヨタ新型ヴィッツ(次期ヤリス)もフルモデルチェンジ後に1.6直3ターボエンジンを搭載したGRモデルを発売すると噂されており、新型カローラスポーツに同ターボが先駆けて投入される可能性はありそう。

また新型カローラワゴンの「GT-Four」のモデルには、レクサスUX250hと同じハイブリッドエンジンを搭載するという情報も。投入時期は今回のフルモデルチェンジから1年ほど遅れて2020年頃に発売されるとか。

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新型セダンとツーリングはカロスポより装備が充実?

続いては「安全装備」など装備面の最新情報。

結論から書くと、新型カローラセダンとツーリングにも新型トヨタセーフティセンスが標準搭載されます。この第二世代セーフティーセンスは夜間でも歩行者を認識できるなど非常に高性能。フルモデルチェンジ後の予防安全性能がグーンと高まります。

またトヨタとソフトバンクの提携会見が話題を呼びましたが、新型プリウスのマイナーチェンジなどでも追加された「DCM(車載通信機)」が新型カローラツーリングにも標準装備されます。

【最新版】自動車業界関係図一覧まとめなども参照してもらうとして、更に新型カローラセダン・ツーリングには初めて「7.7インチディスプレイ型オーディオ」が全車標準装備される予定。

だから、カロスポよりも装備面が充実してるフルモデルチェンジと言えそう。

他にも新型カローラのフルモデルチェンジに合わせて、T-Connectの料金体系が「5年間は無料。6年目以降から年3300円」まで減額されるのも朗報。「次期カローラフィールダーや次期アクシオの装備面は更に充実される可能性がある」というカーギークの予想は当たり。

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新型カローラのグレード構成は「3グレード」のみ

続いては「価格一覧」の最新情報。新型カローラセダンや新型カローラツーリングの値段はお高いのか?

まずは新型カローラの「グレード構成」や装備面をチェック。

結論から書くと、「W×B」「S」「G-X」の3グレードのみになります。

前述のようにフルモデルチェンジ後も現行カローラが「EX」として併売されるため、厳密には4グレードと言えそうですが、現行モデルを参考にするとカローラEXの価格帯はガソリン車が150~160万円。ハイブリッド車が180~190万円あたりか。

「G-X」にはLEDヘッドライトやサイドカーテンエアバッグ、電動パーキングブレーキ(ハイブリッドのみ)が標準装備。だから先代カローラのGとXをまとめたようなグレード名からも分かるように、いわゆる「捨てグレード」ではなさそう。

一方、「S」には初めて7.7インチディスプレイオーディオが全車標準装備。16インチアルミホイールタイヤや本革ステアリング、スマートエントリーキーなども標準装備。

最上級グレードの「W×B」は合皮コンビシートが標準装備され、LEDヘッドライトは「Biビーム」に進化。ディフューザー式のマフラーが採用されて、ホワイトの内装色も設定されるのがポイント。車体カラーは他グレードより少なくなるものの、ブラックパールクリスタルシャインが唯一設定。

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新型カローラの値段は基本200万円以上

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(ベストカー9月26日号 講談社)

トヨタ新型カローラセダン・カローラツーリングの価格一覧がこちら。上記の値段は消費税8%の価格帯なので、2019年10月以降の10%が適用される価格は約数万円ほど割高になるので覚えておきましょう。

ざっくり言うと、新型カローラの価格帯はトヨタ・プリウスに近いのかも知れない。

でも少し注意したいのが、新型カローラの値段はグレード構成含めて、意外と複雑。

例えば、後席アームレストは新型カローラセダンは上級グレードの「W×B」でようやく標準装備されるのに対して、新型カローラツーリングは廉価グレードの「G-X」から標準装備されるそう。

そのため新型カローラはグレードによって細かく装備差が変わります。トヨタ新型クラウンもフルモデルチェンジで簡素化されたのかと思いきや、それぞれの装備差がグレードによって細かく異なるので非常に分かりづらかった記憶があります。

○新型カローラセダン・ツーリングの価格帯一覧まとめ

  • カローラセダン・W×B(ハイブリッド)…270万円
  • カローラセダン・W×B(ガソリン)…227万円
  • カローラセダン・W×B(1.2Lターボ)…236万円
  • カローラセダン・S(ハイブリッド)…252万円
  • カローラセダン・S(ガソリン)…210万円
  • カローラセダン・G-X(ハイブリッド)…235万円
  • カローラセダン・G-X(ガソリン)…190万円
  • カローラツーリング・W×B(ハイブリッド)…274万円
  • カローラツーリング・W×B(ガソリン)…232万円
  • カローラツーリング・W×B(1.2Lターボ)…241万円
  • カローラツーリング・S(ハイブリッド)…260万円
  • カローラツーリング・S(ガソリン)…217万円
  • カローラツーリング・G-X(ハイブリッド)…243万円
  • カローラツーリング・G-X(ガソリン)…197万円
  • (1.8Lハイブリッドのみ設定される4WDモデルは+20万円前後)

改めてトヨタ新型カローラセダンとツーリングの価格帯一覧をまとめておくとこんな感じになります。

新型カローラセダンの値段は先代カローラアクシオの値段より+50万円前後割高になってます。一方、新型カローラツーリングが+4~10万円ほど割高の理由は、前述のように新型カローラセダンよりも装備面で充実してるから。

カーギークの当初の予想と大きくハズレてなかった思いますが、思ったよりガソリン車の値段が安かった印象。とはいえ、新型カローラの価格帯は「概ね200万円台半ば」ですから、アクアやシエンタが余裕で手に入る値段。

だから新型カローラハッチバックの走りを見ても分かるように、中身が進化した分だけ価格もそれ相応にアップしてます。そこらへんを評価するかですが、「お手頃なプリウス」と考えれば、それなりに新型カローラセダンやツーリングもお買い得か。

実際、プリウスαは一向に刷新される兆しがないため、次期プリウスαを待ってる方は新型カローラツーリングは買いかも知れない。

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