【2022】新型アイサイト4.5 最新情報まとめ【スバル自動ブレーキ】

スバルが誇る自動ブレーキといえば、やはり「アイサイト(eyesight)」。

このアイサイトは1990年代後半から開発が始まり、2008年頃にようやく商品化された自動ブレーキ。他社に先駆けて投入されたこともあって、もはやアイサイトは自動ブレーキの代名詞と評価する人もいます。もはやアイサイト目当てでスバル車を購入する人も多い。

このアイサイトは2014年に「ver3」に進化して久しいんですが、目下の話題は「いつアイサイトはver4に進化するのか?」という点。そろそろ発売から3年4年。mたスバル以外の各社が開発してる自動ブレーキの性能も大幅に進化。EyeSightが他社の追随を許していいはずがない。

そこで今回はスバル新型EyeSight4に関する最新情報をまとめてみました。結論から書くとver4に進化するのはまだ未来の話にはなるものの、その先には「EyeSight4.5」なる更に高性能な自動ブレーキもSUBARUは開発中らしい。もし興味があればチェックしてみて下さい。

次期EyeSight4が初めて投入される時期は2020年?

まずは新型EyeSight4の発売時期。あくまで自動車の一部品に過ぎないため発売時期と表現するのはいささか不自然ですが、いつEyeSight4が登場するのか?また初めて搭載される車種は何なのか?

結論から書いてしまうと、スバル新型アイサイト4は2020年頃に登場すると予想されています。だから現時点から数年後と遠いような近いような未来。EyeSight3はちょこちょことテコ入れされてますが、しばらくはEyeSight3の現状が続く模様。

そして、初めてアイサイト4が搭載される車種の候補は「次期型レガシィ(B4&アウトバック)」と予想するのはマガジンX。スバルの中ではフラッグシップモデルのため候補としては相応しそう。

EyeSight3が初めて搭載されたのは国内専売モデルのレヴォーグ。EyeSight4は世界進出を目論む狙いが込められているのか。

新型アイサイト4のカメラは日立製→スウェーデン製に!

結論から書くと、新型アイサイト4の大きな特徴としてはカメラの製造メーカーが変更されること。

既に「スバル・アイサイトのカメラは日立製?」という自動車コラムも旧ブログで書きましたが、新型アイサイト4で使用されるカメラが日立オートモティブ製からスウェーデンのオートリブ製に変更されます。

次期型サイトでもステレオカメラ方式(2個のカメラを併用)が採用されるのは変わらないものの、現行の日立製よりもオートリブ製は遠くまで見通すことができるためアイサイトの精度が高められる予定。

新型アイサイト4.5は3個のカメラを併用する!?

更に注目したいのが、アイサイト4より進化した「EyeSight4.5」の存在。

この「EyeSight4.5」はアイサイト4の登場から2年後の2022年に搭載されるらしいんですが、更にカメラの数が増えて「3個にカメラが併用」される予定。

前述のオートリブ製カメラは遠くまで見通す精度には定評があるものの、逆に視野角がかなり狭くなる弱点(視野角60度)があるらしい。そのためEyeSight4.5ではオランダのモービルアイ製のカメラ(視野角が100度)を更に追加することで、横からの歩行者の飛び出しなどに対応してくる模様。

現行アイサイトの開発状況を見るとスバルはミリ波レーダーや赤外線レーザーを使わずに、とにかく「カメラ」にこだわって自動ブレーキを開発してきた過去があります。その姿勢はEyeSight4以降の展開でも変わらない様子。

次期アイサイトの価格は現時点では不明ですが、素人目にも格段に予防安全性能がアップする予感しかしません。

ただ実は「スバルは次期アイサイトから自社開発を断念」するのではないかと報じるのは前述のマガジンX。実際、アイサイトの開発者が次々とスバルを退社しているとのこと。

スバルはアイサイトの自社開発を断念するらしい?

どうやら次期アイサイト4は開発コストとの兼ね合いで「他社と同じように社外製品をそのまま流用すればええやんかいさ」というのがスバル経営陣の考えらしい。具体的には映像処理プログラムを自社製からモービルアイ製のものに変更するとか。

でも記事を読んでも、自分はいまいち指摘を理解できませんでした。

何故なら、何をもって自社開発と呼ぶのか疑問だから。既に現行アイサイト3のステレオカメラは日立オートモティブ製。言うまでもなく、SUBARUと日立は別の会社。現時点でもアイサイトは自社開発してないといえば、自社開発してない。

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SUBARU

しかも今月2017年11月、スバルは北海道の美作試験場で「アイサイト専用のテストコース(厳密には高度運転支援技術テストコース)」を新たに整備済み。

このテストコースの総工費は知りませんが、もしスバルが次期アイサイトの自社開発に見切りをつける予定であれば、わざわざアイサイト専用のテストコースを今更作る必要がないですよね?

だからSUBARUがEyeSightの開発そのものに一切関与しなくなる可能性は低いとカーギークでは考えます。仮に次期EyeSight4.5からモービルアイ製の映像処理プログラムをベースにするにしても、そこはSUBARU的な味付けや調整はしてくるのではないか。

そもそも結果的に予防安全性能が高まるのであれば、どこ製の部品を使おうが良いんじゃね?…というのが一ドライバーの本音です。

コメント

  1. 三ぺい より:

    アイサイト関連かはわかりませんが、
    オートリブのエンジニアも大量に退職しているらしいですよ

  2. ドルジ・ロビンソン ドルジロビンソン より:

    貴重な情報どうもです。

    それが事実なら「スバル内で不協和音があるから離職者が増えてる」のではなく、
    各メーカー同士で「優秀な技術者の引き抜き合戦が行われてるだけ」なのかも知れませんね。
    自動運転や自動ブレーキ関連の技術者は引く手あまたでしょうし、
    労働条件や好待遇の企業に流れるのは自然な話か。

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