日産の人気コンパクトカーが「ノート」。2020年12月に新型ノートはフルモデルチェンジしましたが、その後、2021年6月に「ノートオーラ」と呼ばれる新たな派生車種を発表。8月17日にはそのNISMOバージョンも新たに発表しました。
そして更にノートからSUVモデルの「ノートクロスオーバー」が新たに発売されることが決定。正確には「AUTECHクロスオーバー」と名乗る模様。前述のオーラも単体で呼ばれることが多いですが、販売戦略上はノートと名乗らない様子。
ただややこしいので便宜上ノートクロスオーバーと表記しますが、発売日は2021年10月7日になります。そこで今回カーギークでは日産新型ノートクロスオーバーの最新情報を簡単にまとめてみた。
ノートクロスオーバーの外観デザインは?
まずはノートクロスオーバーの外観デザインをチェック。
ノートクロスオーバーの外観デザインは、基本的に標準のノートと同じ。ただ樹脂製のフェンダーアーチモールを採用。タイヤのインチ数もサイズアップされて、全高も25mmアップ。全幅も5mmほど拡幅されて、SUVテイストが増加します。
ノートクロスオーバーのリア周りがこちら。元々ノートはブラックのリアバンパーなどを装着していたことから、リア周りはそこまで大きな違いはなし。それでもルーフレールも装着されることで、標準ノートよりSUVテイストが強くなります。
ノートクロスオーバーの値段は250万円前後?
一方、AUTECHクロスオーバーのパワートレインはe-POWER(1.2Lハイブリッド)のみ。116PS/28.6kgmを発生する電気モーターを搭載し、サスペンションといった中身も標準ノートを踏襲してます。
そして、日産新型ノートクロスオーバーの車両価格は約253.7万円になります。4WDモデルの価格は280万円前後。ノートオーラの値段がなかなかエグい金額でしたが、それと比べると控えめな価格設定。ノートAUTECHの価格より約3万割高になっただけ。
だからノートクロスオーバーは「カスタマイズカーの一種」に近い。いわゆるなんちゃってSUVの域を出てない。そのためグレード名に「AUTECH」を強調することであえて特別感を演出してるのかも。
ただ250万円もあればホンダ・ヴェゼルやトヨタ・ヤリスクロスなどが買えるわけですから、どこまでノートの販売増に貢献するかと言うと?もう少し安い方向に価格幅を広げないと、日産ノートの販売台数的には増えない気はします。
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