【2022年10月】レクサス新型RXフルモデルチェンジ最新情報まとめ!RX500hとは?価格や発売日は?3列シート仕様は消滅?【RX350・RX450h】

レクサスで最も売れているブランドが「RX」。

世界的にもRXは人気で、アメリカ国内では年間10万台以上の売上を誇ります。日本国内では大きめのSUVにカテゴライズされますが、世界的にはちょうど良いサイズ感として幅広い層に受けている模様です。

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そしてこのたび2022年6月1日に新型RXのデザインが公開されました。そこで今回はレクサス 新型RXのフルモデルチェンジ情報を解説しようと思います。三列シート仕様はついに消滅するのか。最後には新型RXの価格を予想します。

ちなみに開発コードは900B、車両型式はAL30型になります。

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発売日は2022年10月?2023年に遅れる?

まず発売日はどうなるのか。

レクサス 新型RXの発売日は2022年10月後半になります。トヨタは2022年秋頃の発売と発表していますが、現行RXは2015年10月22日に発売されていることから、新型RXの発売日も同じく10月後半と予想できそうです。

また現行RXは「22日」という日付に一部改良が施されていることが何故か多かったため、新型RXの発売日も「10月22日」に合わせてくるかも知れません。そのため今回のモデル周期はちょうど7年になります。

もちろん半導体不足の影響は考えられますが、2021年にフルモデルチェンジを果たした新型NXも同年に発売されていることから、新型RXも発売時期が2023年以降に遅れる可能性は低いのではないかと考えます。

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新型RXのシャシーは?三列シート仕様は消滅?

続いてはシャシーの最新情報。

レクサス新型RXのシャシーには新型NXなどと同じ「GA-Kプラットフォーム」が新たに採用されます。これはTNGA設計のもとに新開発されたDセグ向けシャシーとして、既にハリアーや RAV4などにも採用されております。

そのため新型RXは引き続きFF車になりますが、現行RXは初代アルファードなどにも採用されていた古いプラットフォームだったので、新型RXの剛性感は高まります。

Bピラーに世界初の2ギガパスカル級のホットスタンプ材を採用したり、フロントフェンダー部分にアルミ素材を用いるなど、車重は90キロ近くも軽量化されているそうです。

  • 全長…4890mm(±0)
  • 全幅…1920mm(+25)
  • 全高…1695mm(-10)
  • ホイールベース…2850mm(+60)

新型RXの車体サイズは4890×1920×1695mm。フルモデルチェンジ前より全幅が拡張されたことで実車の新型RXは迫力があると言われます。

またホイールベースも2850mmに拡張されたことで、室内も若干広くなります。例えばラゲッジスペースはドアトリムの薄型化も相まって荷室長は50ミリほど拡張し、後席の乗員左右距離は12ミリほど拡大するなど居住性が改善されている模様です。

一方、現行RXに設定されている三列シート仕様の「RX450h L」は消滅します。

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レクサス新型TX

どうやらレクサスは今後3列シート専用のSUV「TX」を2023年以降に投入すると言われており、それがRXの三列シート仕様の需要を埋めるとされます。ただし、レクサス・TXの日本導入は予定されていないため、今後日本人が購入したい場合はLX一択か。

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【グレード名】レクサス新型RXのパワートレインは?

続いてはレクサス新型RXのパワートレインとグレード名を解説。

レクサス新型RXのパワートレインは新型NXと基本的に共通化されます。そのためRX450hに搭載されていた3.5L V6ハイブリッドなどは廃止されて、全モデルが4気筒エンジンを搭載します。

またこれまでグレード展開は「RX300」と「RX450h」の2モデルのみでしたが、新型RXでは合計4モデルに増えます。そこでモデル別に搭載エンジンの種類を解説しようと思います。

○RX350は【2.4L直4ターボ】を搭載

まずエントリーモデルの【RX350】は「2.4L直4ターボエンジン(T24型)」が搭載されます。

最高出力は279PS、最大トルクは43.8kgm。現行RXと比べると約40馬力以上もパワフルに進化します。既にNXにも搭載されていますが、新型RXではFスポーツ以外のグレードにも展開される模様です。そのためNXと価格帯は意外と変わらない?

駆動方式は2WDと4WDが設定されます。変速機もNXと同じく電子制御式の8速ATが採用されます。

○RX350hは【2.5Lハイブリッド】を搭載

【RX350h】というモデルには「2.5L直4ハイブリッドエンジン(A25A-FXS型)」が搭載されます。いわゆるダイナミックフォースエンジンと、182PS/27.5kgmを発生する電気モーターを組み合わせることでシステム出力は240馬力を超えます。

現行RX450hでは3.5L V6エンジン(262PS/34.2kgm)が搭載されていたためスペック的には見劣りするものの、軽量化もあいまって、新型RX350hカタログ燃費はWLTCモードで20km/Lを超えそうです。

駆動方式は2WDと4WDが設定されます。

4WDモデルは電子制御式フルタイムの、いわゆるE-Fourを採用します。54PS/12.3kgmの電気モーターが後輪タイヤに組み合わされて、前後75:25から50:50までトルク配分を自動的に行うことで走破性と操縦安定性、燃費性が両立されているそう。

○RX450h+は【PHEV】モデル

【RX450h+】はいわゆる「プラグインハイブリッドモデル」になります。先程のRX350hと同じシステムが流用されるものの、床下には18.1kWhのリチウムイオン電池を搭載し、満充電時でEV航続可能距離は80kmを超えるんだそう。

そのため新型RXで最も燃費性能や環境性能に優れたモデルになります。

ちなみに当初はNX450h+とは違って後輪モーターのみを除外した2WD仕様が新たに設定されるという情報も流れていましたが、結果的には間違いでした。

○RX500hは【2.4Lターボ】搭載のハイブリッドパフォーマンス

【RX500h】は先程の「2.4L直4ターボエンジン(T24型)」と、6速ATの変速機との間に簡易の電気モーター(eアクスル)を組み合わされる4WD仕様になります。国産車では珍しいですがハイブリッドターボモデルになります。

またピュアEVのRZにも搭載される最新鋭の4WDシステム「DIRECT4」を搭載します。

これは電気モーターと後輪が直結しているため、これまでの電子制御式4WD以上に駆動力を瞬発的に発揮できる仕組み。前後輪の駆動力の配分を100:0~20:80まで緻密に制御することで、RX450hは「FR駆動車」に近い挙動が体感できるそうです。

レクサス・RXの最上級グレードだけあって、ダイレクトかつダイナミックな走りと高い環境性能が両立されているという触れ込みです。だから正確なグレード名は【RX500h F SPORT Performance】と呼ばれるそうです。

TNGAプラットフォームを採用し重心の位置を15ミリ下げたこともあって、走り重視の面白いモデルになりそう。ただし、RX500hはワンモーターのマイルドハイブリッドシステムに近いため、電気モーターだけの走行は難しい模様です。

新型RXの次期デザインは?

続いてはデザインを解説します。ちなみにプロトタイプが公開されたばかりですが、基本的にこのまま市販されるはずです。

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まずフロントグリルを見ると、グリルの上部をメッキガーニッシュであしらっているため、一見すると砂時計風の形には見えないため、これまでのスピンドルグリルの雰囲気をあえて薄めているデザインに仕上がっています。

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またグリルを取り囲む境界線がグラデーションで表現されており、ぼんやり見えるような演出から「シームレスグリル」と呼んでいるそうです。これは「スピンドルボディ」といわれる新しいコンセプトデザインの一種になります。

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(レクサスNX)

NXとくらべてみると、フロントグリルが大きな違いになります。新型RXは横向きの模様に対して、NXは縦向きの模様に仕上がっています。グリルの縁もぼんやり見えることで、新型RXの方がワイド感ある迫力ある顔付きに見えます。

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アロー型のポジションランプの位置にも違いが見られますが、ヘッドライトのデザインなどグリル以外はあまり大きな違いはなさそうです。

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サイドから見ると、新型RXのフロントノーズはストンと切り立った先端に変わっています。これもNXと共通するフォルム感ですが、実車だと新型RXはかなり迫力感があるそうです。クォーターピラーの角度も立ちぎみになって、後席居住性も改善されていそうです。

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一方、フルモデルチェンジ後も傾斜したルーフなどは踏襲されているため、引き続き大胆なクーペスタイルは維持されます。ブラックアウト化されたクォーターピラーなども、現行RXと同じになります。ここは新型NXとの差別化も意識しているのかも知れません。

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リア周りのデザインを見ると、UXから続く横一文字型のテールランプが新型RXにも採用されます。全幅が拡大されたこともあって存在感はすごそうです。

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新型RX Fスポーツ

ちなみにFスポーツというグレードでは専用のエクステリアがあてがわれます。具体的にはメッシュグリルを採用し、他のグレードと違って輪郭がくっきりと縁取られる模様です。

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新型RX Fスポーツ

またリアでもフォグランプ周辺がメッシュ状のデザインが囲われていることが伺えます。他にもFスポーツ専用の21インチアルミホイールや対向6ピストンブレーキキャリパーなどが標準装備されるのが特徴らしいです。

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車体カラーは合計11色と変わりません。

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カーキ色はSUVマニアには意外と人気。青もスポーツカー好きにはたまらないカラー。

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また金属の質感を追求した「ソニックカッパー」という新色が新たに追加されます。いかにも金属の銅といった感じで、これまで意外とありそうでなかった感じがイイ。

新型RXの内装は?

続いては内装を解説します。

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新型RXの内装は大胆に進化しています。ドアトリムとダッシュボードが繋がった設計になっており、新型RXの内装は全体的に包み込むような丸みを帯びたようなデザインに見える点が非常に面白いと思います。

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またマルチカラーイルミネーションが標準装備されているため、夜間はムーディーな雰囲気が漂うのも大人向けのラグジュアリーカーといったところです。いかにも所有欲をくすぐります。

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インパネ中央には【14インチの大型ディスプレイ】を搭載します。

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運転席前のメーターパネルにも大型液晶ディスプレイに置き換わったことで先進的な雰囲気を強めます。また立体的に表示するAR型ヘッドアップディスプレイを採用し、まさに近未来感があふれる内装に仕上がっています。

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装備面では、後席シートは最大48度までリクライニングできるように進化します。

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現行RXにも標準装備されるシートーヒーター以外にも、オプション装備としてベンチレーション機能が備わります。いわゆる空調シート。

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内装色は合計6色用意されます。そこそこお金を持っている方が購入されると思うので、他のオーナーと被りにくくなる点ではありがたいところです。

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ちなみに「Fスポーツ」というグレードにはブラックを基調とした専用の内装デザインが採用されます。ステアリング下部やシートのヘッドレスト部分に独自のマークがあしらわれ、シートの形状も若干変わっています。

他にもダッシュボードの素材には本アルミなども一部で使用されているそうです。

新型RXの安全装備は?

レクサス 新型RXの安全装備は「レクサス セーフティ システム+」が新たに採用されます。ピュアEVのRZなどにも採用されているもので、いわゆる「ADAS(先進運転支援システム)」も最新バージョンに換装されることで手放し運転が可能になります。

他にもリモート駐車機能付きのアドバンストパークも標準装備されます。並列駐車を自動的に行なってくれるというもの。バック駐車だけではなく、前方向からの駐車にも新たに対応。そのまま前向き、後ろ向きにも出庫することもできます。

ハイブリッドモデル、PHEVモデルに限られますが、スマートフォンからのリモート操作も可能になります。ただデジタルキーの機能は全車で備わるため、ガソリンモデルでもスマートフォンから車のドアの開け閉めやエンジンスタートは可能です。

他にも先進装備としては後方から車両が近づくと、車内からドアを開放できないようにするシステムなども備わります。

新型RXの価格帯は?

続いては新型RXの価格帯を予想します。

  • RX350
  • RX350h
  • RX450h+
  • RX500h

新型RXのグレード構成は合計4グレードが設定されているんですが、現行RXと同様に【標準モデル】【バージョンL】【F SPORT】と更に細分化されます。

ただし、公表された新型RXのグレード名を見る限り、RX500hは「Fスポーツパフォーマンス」のみだと思います。また新型LXのような豪華な後席センターコンソールを配置した4人乗り仕様「エグゼクティブ」グレードなども新たに設定されません。

  • RX350…570~650万円?
  • RX350h…600~700万円?
  • RX450h+…810~840万円?
  • RX500h F SPORT パフォーマンス…720万円前後?

2.4L直4ターボ搭載のRX350の価格は570~650万円と予想してみます。例えばNX350の値段は599万円でしたがFスポーツしか設定されていなかったため、下位グレードが新たに追加されている新型RXは乗り出し価格でNXとあまり変わらないとみます。

2.5L直4ハイブリッド搭載のRX350hの価格は580~700万円と予想してみます。例えばNX350hの値段が2WDが520~608万円、4WDが547~635万円だったため、そこから50~100万円ほど加算したら程よい価格帯に収まりそう。

それでも現行RX450hの値段が638~757万円だったことから、結果的に意外と割安な価格帯に落ち着くのかも知れません。

PHEVのRX450h+の価格は790~840万円程度と予想してみます。NX450h+が714~738万円だったことから、そこから+100万円程度と割高になったとRX450h+のお値段はおおむね800万円台前半に落ち着くと予想してみます。

一方、最上級グレードとなるハイブリッドターボのRX500hの価格は720万円前後と予想してみます。

似たようなグレードがNXには用意されていませんが、プラグインハイブリッドモデルの値段を上回る可能性は低いはずです。それでもそれを上回る500という数字をグレード名につけている以上、RX350hの最上級グレードに匹敵する価格が設定されているに違いない。

どのみちNX250のようなエントリーモデルは存在しないため、レクサス新型RXの価格帯は最低でも500万円台後半以上と考えるのが自然でしょう。

コメント

  1. RX300乗ってます より:

    ベストカーさんデザインなら本当にこんな感じなのかな?
    マガジンXさんは気持ちいいぐらい外してくれますけど…ベストカーさんはメーカーと繋がってる説もあるし…

    そろそろレクサスにもメルセデスやBMWのようにクーペしたいるバージョンも用意してほしいです!

  2. RX300ってウラヤマ (^p^)

    確かにベストカーさんって、意外と確度高い予想ぶっこんできますよね。
    驚くぐらいピンポイントだったりするので自動車メーカーさんとゴニョゴニョ

    ただ個人的にはNXのデザインとはもう少し差別化してほしい気も。
    そういう意味で、次期RXの「クーペSUVモデル」も期待がふくらみます。
    確かに日本メーカーではほとんど充実してない弱点ですしね。

  3. より:

    プスンプスンと安っぽい音を奏でるトヨタ四気筒エンジンか。
    ダウンサイジングと合わせてコストもダウン、値段は上がるんですね。

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