2022年にはレクサス新型RXやレクサス新型RZ450eといった新型モデルが次々と投入されると言われております。半導体不足の影響も手伝って、実際には2023年以降に遅れる可能性も示唆されていますが、2023年には注目の新型車が登場します。
その名も「TX」。海外専売車にはレクサス・GXなどがありますが、TXは今までどこの国でも発売されていなかった完全新作車になります。ただし、北米専売車とも言われているため、実際に日本国内に導入されるのは2025年以降になる可能性もあります。
そこで今回カーギークではレクサス新型TXの最新情報を解説しようと思います。
TXとはRXロングに代わる三列シート専用車
レクサス新型TXとは「三列シート専用SUV」になります。既にレクサス新型LXやRXロングなどは設定されているものの、どうやら次期RXでは三列シートが新たに設定されない模様。そのためTXはRXロングの実質的な後継車になります。
レクサス新型TXの車体サイズも5030×1935×1725mm(全長×全幅×全高)と、RXロングと比べると少しだけサイズアップしています。RXは後ろ下がりのルーフからも分かるようにカッコ良いクーペフォルムだったため、どうしても車内サイズが窮屈感があった。
それがレクサス新型TXでは改善される方向にあります。
ベース車両はハイランダーだけあって、レクサス新型TXにはRAV4などと同じくGA-Kプラットフォームが採用されます。同じく三列シートSUVのマツダ・CX-8より一回りほど車格が大きいものの、レクサス新型LMと同様にいずれTXも国内に導入されるはず。
デザインは非レクサス的
続いてはレクサス新型TXのデザイン。
レクサス新型TXの予想デザインがこちら。大きな特徴としてはレクサス特有のスピンドルグリルは採用されることなく、台形タイプの大型エアインテークが採用されている点。
レクサス新型TXのフロントグリルは、一見するとトヨタ・アクアのようなデザインに設計されます。実際、レクサス新型TXはアメリカ市場メインで売り出していきたいようですが、スピンドルグリルはアメリカ人には評判が良くないとも聞きます。
そのためレクサスのエンブレムこそ配されているものの、新型TXは「レクサスっぽくはないデザイン」ですが、それ故にブランド力でゴリ押しはせず「実用性重視」で幅広い層に売っていきたいトヨタという狙いも読み取れます。
またレクサス新型TXは三列目シートの快適性を高めた「居住性重視」のモデルになっているため、水平基調のルーフを採用し、一見するとフォルム感はトヨタ・ハイランダーのような雰囲気が漂っているそう。だからフォルム的には小型版レクサスLX風?
グレード展開は?搭載エンジンは?
続いてはグレード構成やパワートレインなどの最新情報を解説します。
レクサス新型TXのグレード構成は「TX350」と「TX500h」の合計2グレードになりそう。前者がガソリンモデル、後者がハイブリッドモデル。電動化を急速に推し進めているトヨタ自動車ですが、TXにはPHEVモデルは設定されなさそう。
TX350のパワートレインは【2.4L直4ターボエンジン】が搭載されます。駆動方式はFFと4WDが設定されます。
一方、TX500hのパワートレインはそれにハイブリッド機構が組み合わされます。駆動方式はFFと4WDが設定されますが、後者にはeアクスルと呼ばれる新型4WD(DIRECT4)が組み合わされることで「らしからぬ走破性」が担保されている模様。
それでもRX450h L(796万円)の後継車と考えた場合、レクサス新型TXの価格は720~880万円程度に収まると予想してみる。RXの上位モデルと位置付けると、最低でも700万円以上はしそうです。
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