日産は最近「e-POWER」と呼ばれるハイブリッド車を次々と導入して、販売台数は上向き傾向らしい。
このe-POWERが最初に導入されたのが「ノート」。2018年4月の販売台数ではアクアについで2位に位置するなど、安定してノートの販売台数を底上げしてくれております。
ただ現行ノートが発売されたのが2012年9月。さすがに車体や内装など古臭さは否めなくなってきたのが本音。つまり誰もが期待するのが、現行ノートはいつフルモデルチェンジするのか?という点。
そこで今回もカーギークが日産新型ノートのフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみました。現在の自動車業界において日産はルノーと切り離せない関係になってる。そこらへんも新型ノートのフルモデルチェンジにどう影響を与えるのか。
日産新型ノートの発売時期は2019年後半頃?
まずは新型ノートの発売時期をチェック。タイミング的には今年中にフルモデルチェンジしてもおかしくなさそうです。
結論から書いておくと、日産新型ノートの発売時期は2019年後半頃と予想されてる。日産車だと同時期に新型エクストレイルもフルモデルチェンジするのではないかと言われております。
一方、日産新型ジュークは今年2018年中にフルモデルチェンジすると言われてるものの、現状は何だか雲行きが怪しくなっている感じ。そのため2018年はノート含めて、他の日産車もフルモデルチェンジなど大きなテコ入れが行われる可能性は低そう。
だから日産ディーラーの販売員の方は結構苦労されてるのもむべなるかな。
ルノーと共同開発の「CMF-B」プラットフォームが採用される
続いてはフルモデルチェンジの目玉などをチェック。
結論から書くと、日産新型ノートはようやくプラットフォームが一新されそう。具体的には日産とルノーが開発してる「CMF-Bプラットフォーム」が新型ノートには採用されるはず。
前述の新型ジュークは間違いなく同プラットフォームが搭載されるため、おそらく日産新型ノートもフルモデルチェンジを機に、シャシーがまるまる進化する可能性が高いとカーギークでは見る。
○フルモデルチェンジ後の新型ノートの予想主要諸元
- 全長…4100mm前後
- 全幅…1700mm前後
- 全高…1500mm前後
- ホイールベース…2600mm前後
日産新型ノートの予想主要諸元がこちら。
フルモデルチェンジ後も引き続き全長は4メートルを超える可能性が高そう。全高もコンパクトカーとしては比較的高めの1.5メートル前後に落ち着く可能性が高いでしょう。
一方、新型ノートの全幅は1700mmを超える可能性もゼロではないか。実際、日産新型マイクラ(日本名マーチ)は2017年にフルモデルチェンジしており、既に全幅が1743mmまで拡幅されてる。
ノートそのものはBセグコンパクトの中でも大きめの部類。フルモデルチェンジ後は更に拡大化の方向性を強めていく可能性は低くはない、とカーギークでは予想してみます。VW新型ポロなども好例ですが、ノートが世界で勝負していくとしたら日本の5ナンバーサイズにこだわる意味はあまりない。
フルモデルチェンジで「e-POWER」はどう進化する?
最後はやはり誰もが気になる「e-POWER」。新型ノートがフルモデルチェンジするタイミングでe-POWERそのものが進化する可能性も?
結論から書くと、現状では一切の情報はなし。新型ノートのフルモデルチェンジ情報すら少ないため、e-POWERの今後がどう進化するのかといった情報も不透明。
ただカーギークが大胆に予想しておくと、今後e-POWERが進化するとすれば方向性はたった一つだと考えます。
○e-POWERもいずれ2モーター化されるはず
それが「2モーター化」。現在のe-POWERは大出力の1モーターを使って走行してる。でも新型ノートのフルモデルチェンジで2個に強化される。単純計算で走りや燃費が倍加される。
既にホンダ新型フィットやホンダ新型ヴェゼルなどライバル車のコンパクトカーはフルモデルチェンジを機に「2モーター式のハイブリッド」を導入する可能性が高いと見られてる。じゃあ日産ノートは指をくわえて眺めてるだけ?
もちろん、そんなことはありえない。
おそらくフルモデルチェンジと同じタイミングかはさておき、いずれ日産新型ノートe-POWERが更にパワーアップすることは想像にかたくない。プラットフォームなどが刷新されることも含めて、新型ノートの価格は+10~20万円ほど更に割高になる可能性も。
次期ノートのデザインは不明。ただ最近の日産車のフルモデルチェンジ動向を考えるとVモーショングリルなどが更に巨大化し、新型ノートのフロントの存在感がさらに高まるものと予想されます。