【自動車】外気導入と内気循環はどっちがおすすめ?【車内循環の違い】

車の運転時に役立つのがカーエアコン(車載エアコン)。寒い時にも暑い時にも、車内を快適な状況に保ってくれる便利な代物。

一方、「外気導入」と「内気循環」と呼ばれる仕組みも存在。名前から何となくどんな機能かは推測できますが、意外とカーエアコンとどう組み合わせて使えばいいのか分からない人も多そう。

そこで今回カーギークでは「外気導入」と「内気循環」の仕組みの違いなどを徹底解説していこうと思います。どういう時に外気導入や内気循環を使えばいいのか?これからの季節役立つと思うので是非御覧ください。

【意味】外気導入の仕組みとメリット【効果】

まずは「外気導入(がいきどうにゅう)」の仕組みとメリットを解説。

外気導入とは「車外から空気を取り込む」こと。まさに読んで字のごとくの意味。

外気導入のメリットは「窓ガラスの曇り(くもり)を取る」こと。車外の空気を導入することで車内との温度差をなくなり、結果的に窓ガラスの曇りが減少。フロントガラスが曇って視界が悪化すれば、やはり交通事故に繋がりかねない。

またカーエアコン内の湿気も減らせるので、フィルター内の「カビ防止」のためにも外気導入が利用されることも。カーエアコンが臭いと感じる場合など、もちろん効果に限界はあると思いますが、外気導入を利用してみましょう。

そして、ずっと窓ガラスを締め切った状態では車内の酸素濃度が低下しがち。冬場の雪国では一酸化中毒で死亡する方もいるぐらいですので、外気導入で空気を入れ替えるメリットはそもそも大きい。

【意味】内気循環の仕組みとメリット【効果】

一方、「内気循環(うちきじゅんかん)」の仕組みとメリットを解説。ちなみに「ないきじゅんかん」とは読まないらしい。

内気循環とは「車内の空気を循環させる」こと。やはり読んで字の如くの意味になります。

内気循環のメリットは「カーエアコンの効きを良くする」こと。車内全体の空気が循環することで、エアコンの吹出し口から発せられる冷暖房の風の効果が素直に増す。

家のエアコンで考えても、扇風機やサーキュレーターと併用して冷暖房の効果がアップさせるのと同じ仕組み。夏場に車内がすぐ冷えない場合など、内気循環を使用するメリットは大きい。

他にも内気循環の仕組みは車外の空気を導入しなくなるため、花粉が多い季節やトンネル内の汚い空気を車内に取り込みたくない時にもメリットがあります。

【画像あり】外気導入と内気循環のマークとやり方

そこで「外気導入」と「内気循環」のマークを確認。

(Wikipedia)

画像左が「内気循環」のマーク、画像右が「外気導入」のマークになります。

小学生でもきっと理解できる簡単なマークだと思うので、改めての詳細な解説は不要でありましょう。この内気循環と外気導入のマークは随分昔からずっと変わらず、世界的にも同じマークが使用されてるらしい。

画像のような古い車種だとレバーで選択できますが、最近はボタンで設定できる車種も多く、とりあえず自動車のインパネ周りを確認していただければ「画像のようなマーク」があるので探してみてください。

「外気導入」と「内気循環」は英語でどう書く?

ちなみに、「外気導入」と「内気循環」は英語でどう書くのか?

外気導入は英語で「outside air intake control」と呼ぶそう。日本語に直訳すると「外気取り入れ制御」という意味。一方、内気循環は英語で「recirculated air」と書くそう。直訳すると「循環された空気」みたいな意味。

ただ逆引き的に英語の方でググってみたんですが、確実に正しい英単語かどうかは不明で確信は持てませんでした。でも前述のように、海外の自動車にも「外気導入」と「内気循環」の仕組みそのものは存在するため輸入車のインパネ周りもご確認ください。

外気導入と内気循環で車の燃費は悪化するか?良い?

最後は「外気導入」と「内気循環」で自動車の燃費が悪化するのか?逆に良くなるのか?

まずは暖房ヒーターで車内を暖める場合ですが、基本的に燃費は悪化しないと考えて良いと思います。何故なら、暖房ヒーターで使う熱はガソリンエンジンの発熱を利用してるから。

そのため外気導入の場合、外の寒い空気を車内に取り込むものの、それでも燃費が悪化する原因にはならない。逆に内気循環で暖房ヒーターの効果を強めた所で、実燃費が良くなることもありません。

一方、冷房の場合は実燃費が向上することも。何故ならコンプレッサーで空気を冷やすため、内気循環で効果を高めていち早く車内を冷やせば、結果的にカーエアコンの作動時間を減らすことができるから。

ただし、内気循環でめちゃくちゃ実燃費が良くなるかは不明。言っても、燃費を良くする程度は知れてるはず。また、外気導入で外部の暑い空気を車内に取り込めば、おそらく実燃費は悪くなりそう。

どのみち外気導入や内気循環を利用しても実燃費にそこまで大きな影響は与えないというのが答えでありましょう。

基本的に「外気導入」がおすすめの理由

じゃあ、外気導入と内気循環のどっちがおすすめなのか?って話。

ということでカーギークの結論をまとめると、基本的には「外気導入」がおすすめです。少しでも実燃費が良くなりそうな内気循環を選びたいのが本音ですが、やはりフロントガラスなどが曇ってしまうデメリットが大きい。

そのため自動車メーカーも多くは「外気導入」で普段から走ることをおすすめしてる状態。そのため車内が極端に寒かったり暑かったりよほど特別な事情や理由がない限り、基本的には外気導入にしておきましょう。

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