自動車や自転車を乗る上で一番知っとかなきゃいけないルールが「信号機」の存在。青が「進んでもよし」、黄色が「注意しろ」、赤が「止まれ」という意味。小学生でも誰でも知ってるようなルール。
ちなみに幼稚園児の頃、赤色で何故か歩道を渡ろうとして、隣りにいた見ず知らずのオッサンに掴まれて「おぉぉいっ!!」と必死に止められた記憶は懐かしい思い出。ちっちゃい子供って本当怖いね(^o^;
ただ上記の画像を見ても分かるように、何故か信号機はいつも「青黄赤」の順番。別に「赤黄青」の順番で始めても良さそう。確かに全国で統一した方が混乱はないものの、何故「赤色が右端」にあるのか?
実は信号機の赤色の位置には、しっかり合理的な理由が2つも隠されていたらしい。
街路樹が信号機にかぶさる危険性があるから
赤信号が右にある一つ目の理由は「街路樹」の存在。
何故なら、街路樹は車道のすぐ横に併設されてることが多いから。特に街路樹は広葉樹が使われているため、どうしても街路樹の枝や葉っぱが生い茂ると信号機とかぶさる場面も少なくない。
そのため特に夏場は信号機の視認性は最悪。
ただ信号機の一番端っこまでは、さすがに街路樹も侵食してこない。どういう状況でも常に視認することが可能。そうすると信号機の中で一番重要な「赤(止まれ)」を右端に持ってこざるを得ないということ。
じゃあ街路樹なんて切ってしまえよと思っちゃうんですが、意外と都会のビル群の中に街路樹が多く存在します。もし街路樹が消えると町がかなり殺風景になっちゃうのでしょう。そこら辺との街づくりとの兼ね合いも信号機には隠されております。
日本は右ハンドル車がメイン
二つ目の理由は、やはり日本が「右ハンドル車」をメインに発売してる国だから。
運転席が右側に設置されてるため、やはり信号機も右端に重要な赤色を持ってきた方が当然それを見やすくなる。仮に信号機の青色が見えなかったとしても、基本的に問題ない。何故ならドライバー心理から考えると、不安になって減速することが大半だから。
先程の街路樹の件然り、やはり信号機の一番右端が一番見えやすい。だから、その位置に赤色を配置されているということ。
海外の信号機も赤が右端にあるん?
じゃあ海外の信号機事情はどうなんだい?っていう話。日本と同じように街路樹は存在するはず。当然、信号機の右端に赤色が配置されているのではないか?と誰もが容易に想像されること。
ただ残念ながら、海外の信号機は縦型。そのため右端がどうとかは関係ない。こういうデザインの信号機であれば、前述の街路樹による危険性も少なそうです。
ちなみに海外の新講義は、日本の信号機と違ってサイズも小さくて安上がりっぽい。信号機はどこの国であっても、当然自治体が管理してるものですから、日本でも税金面で導入しても良さそうです。
○ジュネーブ条約で信号機の配置は決められてる
ただ日本の信号機と同じように、海外の信号機もドライバー視点の配慮がされているのが特徴。
画像を見たら分かるように、海外の信号機は「一番上に赤色」が設置されてる。やはりシグナルは「下よりも上の方が確認しやすい」という判断があるものと思われます。自動車は遠くを見て運転する乗り物なので、下にシグナルがあると感覚的に視認しにくのでしょう。
日本でも歩行者用信号機は縦型ですが、その形状を思い返すとやはり一番上に「止まれ」の赤色が設置されてる。つまり、実は信号機のカタチやデザインは国際条約で細かく決められてるんですね。
具体的にはジュネーブ交通条約。信号機以外にもWLTPモードといったカタログ燃費に関する国際基準も、このジュネーブ交通条約で定められてる。意外と日本も海外も交通ルールに大差はなく、だからこそ国際免許証を使用して海外でも自動車に乗れるのかも知れません。
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