先日2017年12月4日、イタリアのランボルギーニ社から新たなクルマが発表されました。その名も「ウルス(urus)」。2017年前半から海外ではウルスのテストカーが走行していた時から既に話題の新型スーパーラグジュアリーSUV。
そこで今回カーギークではランボルギーニ新型ウルスの基本スペックや発売日などを筆頭に何がスゴいのか最新情報をまとめてみました。
ウルスはランボルギーニほぼ初のSUV
まず最初に新型ウルスで取り上げたいポイントは、何と言っても「ランボルギーニのほぼ初SUV」という点。何故「ほぼ」なのかというと、実は1990年前後のバブリーな時代にランボルギーニは「LM002」というSUVを発売してるから。でもこの際盛大にスルーします。
ランボルギーニは、言うまでもなくスーパーカーブランド。一台あたりの価格は数千万円は当たり前。お金持ちの中でも更に一握りのお金持ちしか買えない車。エンジンもモンスター級のトルクや出力を誇ります。
そのため「ランボルギーニ初のSUV」ではありつつも、ウルスは「世界初のスーパーカーSUV」という位置付けでもあるらしい。
ランボルギーニ新型ウルスの価格は2500万円超え!
だから、ランボルギーニ新型ウルスの販売価格は驚異の2574万円。
ウルス1台で新築一戸建てが買えちゃう。しかも税抜価格。数年後には安倍政権によって消費税が10%まで引き上げられる予定ですが、ウルスの価格はおよそ2800万円前後と思ってくれて構いません。
ただランボルギーニ・アヴェンタドールの価格は4000万円を超えるため、ウルスはこれでもお買い得価格ではあります(震え声)
ランボルギーニ新型ウルスの内装もめちゃんこ豪華。
例えばシート素材は高級レザーやアルカンターラを採用し、走りを損なわないために軽量化にも努められてる。トリムにはアルミからカーボンファイバーまで豊富に惜しげもなく使われています。
様々なオプションも用意されているため、ランボルギーニ新型ウルスの内装はカスタマイズして楽しむことも可能。天国に召される前に、こんな高級なお買い物を一度でもいいからしてみたいもんです。
新型ウルスの発売日は2018年春頃
続いて気になるのはランボルギーニ新型ウルスの発売日。一体いつ発売されるのか?
結論から書くと、ランボルギーニ新型ウルスの発売時期は2018年春頃。
日本でも世界デビューと同時に発売されるらしく、2018年の早い段階で新型ウルスを予約注文できるはず。当初は2018年春のジュネーブモーターショーで初お披露目と見られていましたが、ウルスの発売時期はかなり早くなった印象。
ちなみにランボルギーニ新型ウルスの年間目標販売台数は全世界で3000台。一見すると目標台数としては低そうに見えますが、ウルスの価格が価格。もし3000台を売り切ったと仮定すると、新型ウルけの売上だけで750億円(税抜き)。どっひゃー。
このランボルギーニ新型ウルスはイタリアのボロネーゼ工場で生産されるらしいんですが、工場の敷地を2倍に拡大するほどの力の入れよう。まさにランボルギーニとしてもかなり勝算を持っての勝負と見受けられます。
ランボルギーニ新型ウルスのエンジンや車体サイズなど基本スペックまとめ
続いてはランボルギーニの基本スペックをまとめたいと思います。
ランボルギーニ新型ウルスの車体サイズは4990×1990×1660mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは3003mm。
だからランボルギーニ曰く、ウルスの室内空間は快適な広さを確保しているとのこと。スポーツカーにありがちなデメリットはない。荷室容量は最大160L確保されており、SUVのメリットが強調されている部分も多いのが魅力。
新型ウルスの変速機は8速AT。駆動方式は4WD(アクティブトルクベクタリング式)。通常の前後トルク配分は40:60の割合ですが、フロントで最大70%、リアは最大87%に駆動力を振り分けて走行することが可能。
そのためスーパーカー的な速さだけではなく、ランボルギーニ新型ウルスはSUV的な走破性の高さも兼ね備えてる。
ウルスの0-100km/h加速は3.6秒!!
ただやはりスーパーカーで気になるのはエンジン部分。
そこで新型ウルスに搭載されるエンジンを見ると、アウディ製の4.0L V8ツインターボエンジンが採用されております。
新型ウルスのエンジンはベントレー・ベンテイガよりややスペックダウンするものの、最高出力は650PSとめちゃめちゃパワフル。そのためウルスの最高速度は305km/h。0-100km/h加速で3.6秒、0-200km/h加速で12.8秒。
まさに「そんなスピード出してどこ行くねん!?」とツッコミを入れたくなるほど、ランボルギーニ新型ウルスは速い。他のランボルギーニの車種やスーパーカーとして月並みな数値ですが、SUVとしては異様な速さ。
それもそのはず、新型ウルスはフォルクスワーゲングループが開発した新型プラットフォーム「MLB-evo」を採用。ドアやサスペンションなど様々な部分に軽量アルミニウムを採用されており、新型ウルスは相当軽量化が図られています。
残念ながら2トンは切ることはできなかった模様ですが、ランボルギーニ新型ウルスは前述のベンテイガよりも300kg前後軽量。また空力性能にも特化させたエクステリアも相まって、まさに新型ウルスは最速SUVの名に恥じないSUVと言えそう。
くれぐれもランボルギーニ新型ウルスを購入しても法律は守りましょう(^_^;)
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