【逆効果】アイドリングストップはエコじゃない説は本当か?

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最近はポルシェといった高級車ブランドでも導入されている、エコに優しい低燃費装置といえば「アイドリングストップ」。信号待ちなどでもエンジンをストップさせることで、停車中のムダなエンジン消費を抑える機能。アイドリング≒停車と思ってくれても構いません。

今でこそハイブリッドカーや電気自動車に近いプラグインハイブリッドといったエコカーも普及していますが、10年前20年前にはアイドリングストップ機能がお手軽に導入できるエコ手段でした。テレビなどでも盛んにアイドリングストップの効能がアピールされていました。

既にすっかり定着した感のあるアイドリングストップですが、実は使い方によってはエコどころか逆効果をもたらすらしい。そこで今回は「アイドリングストップは本当にエコなのか?」を検証してみたいと思います。

基本的にアイドリングストップはエコ効果は高い

まず最初に、アイドリングストップは基本的に燃費性能を高める有効な手段であることは言っておきたいと思います。

今までクルマの実燃費記事も書いてきましたが、アイドリングストップの有無で割りと顕著に燃費差が変わってきます。やっぱり停車中にエンジンを切っておくことは大気汚染防止の観点からも非常にエコ。

高速道路上ではそもそも停止する機会が少ないため確かに効果は薄いものの、街中ではアイドリングストップは非常に活躍します。新車に標準装備として義務化してもいいぐらいか。

アイドリングストップでも逆効果のデメリットになるパターン

ここから本題。ただアイドリングストップがあってもエコ効果がない、むしろ逆効果に繋がるパターンも実際にはあります。

結論から答えを書いてしまうと、それが「渋滞時」におけるアイドリングストップの働き方。確かにアイドリングストップは停車時にエンジンをストップさせることで燃料消費を少なくするメリットはあるものの、所詮は程度問題。

何故ならクルマはエンジンが始動する瞬間、もっとも燃料を多く消費するから。物体を最初に動かす瞬間がもっとも力がいるように、クルマでもそれは同様。ましてや車重がトンを超えるクルマを動かす動力は何をか言わんや。

だから停止→発進→停止を頻繁に繰り返すような場面では、かえってアイドリングストップがエコの足かせになってしまう。そのため最初は電気モーターで始動できるハイブリッド系のクルマが実燃費に優れることが多いのも、そういった理由からだと思われます。

もしアイドリングストップを停止できるキャンセル機能があれば、渋滞時には普通の挙動に戻しておくといいかも知れない。ちなみに最後は蛇足。アイドリングストップで「バッテリーの交換費用は増えないのか?」を検証して終わります。