【給料】トヨタの期間工って本当におすすめなの?【待遇・口コミ・評判・正社員登用の難しさetc】

期間工(期間従業員)」の中で特別待遇が良いと言われているのが、やはりトヨタの期間工。

そこで今回カーギークでは「トヨタの期間工がおすすめなのか?」などを考察していこうと思います。トヨタの期間工の待遇や給与水準、口コミなど幅広く網羅的におすすめ情報をまとめてみました。

人手不足なのに面接で受からない理由【採用通知が来ない】

まずはトヨタの「期間工の受かり方」から解説。やはり昨今、日本は団塊の世代の大量退職などで「人手不足」が叫ばれております。じゃあ、トヨタの期間工は受かりやすいのか?

結論から書くと、トヨタの期間工はそこそこ受かりやすいはず。実際、トヨタの期間工の採用率は80~90%。トヨタの期間工もご多分に漏れず、むしろ募集しても応募者が全然集まらないのはトヨタの期間工も同じ。

適性検査も決して難しいレベルではありません。面接もよほど変な受け答えをせず、ある程度は元気にハキハキ答えていれば落ちないはず。できれば面接にはスーツを着用していった方が無難ですが、だからといってスーツを着用しないから不合格になることもありません。

もちろん高卒や中卒でもトヨタの期間工になれますし、大それたコネも不必要。もしコネがあるなら正社員になりましょう。40代以上でもトヨタの期間工として働いている人もいます。ただ、言ってもトヨタの期間工の面接などで落ちる人は落ちます。

落ちる理由が本人の適性の問題だったのか、トヨタの内部的な事情が関係しているのかは定かではありません。どうせ期間工は短期間しか働かないと思うので、あまりクヨクヨ悩む必要はないでしょう。

トヨタ期間工の年収や手取りはやっぱり多い?

続いてのおすすめ情報は、トヨタの期間工の待遇。やはり、どれだけの年収や給料をもらえるのか誰もが気になるはず。

結論から書くと、トヨタ自動車の期間工の給与面はやっぱり良いと思います。

例えば、「特別手当」や「満了慰労金」や「満了報奨金」といった特別な手当てが、他の自動車メーカーの期間工よりも確実に豪華。前者は半年や一年ぐらい無欠勤で働き続けると数十万円程度、後者は18万円ほどのお金(ボーナス)が支給されます。

ただ2年3年と期間工を続けたからと言って、満了慰労金の金額が爆発的に増えるわけではないので注意。あくまで、トヨタの期間工も3ヶ月や半年ごとに契約が更新される有期雇用労働者。

期間工の働く期間は「1年程度」が目安。トヨタ自動車もそこまで一人の期間工に長期的に働いてもらいたいとは考えてない模様。天下のトヨタ自動車も期間工を「雇用の調整弁」と考えているため、決して雇用止めもなくはありません。

だから、それ以降は入社祝い金目的で再びトヨタの期間工に入り直した方がお得だと思います。実際、トヨタの期間工には「経験者手当」なる給料の加算も存在します。もし期間工を長く続けるのであれば、素直に正社員になった方がベター。

トヨタ期間工の半年目の給料や手取り額はどんなもん?

続いては、多くの満了報奨金などがもらえる「半年目のトヨタ期間工の給料」をチェックしてみましょう。

トヨタ期間工の基本給は20万円前後というのが一般的。正直、この程度の基本給は知れてる金額。そのため給与を上げるためには、「時間外労働手当」や「休日手当」「深夜労働手当」で稼ぐ以外にありません。

だからトヨタ期間工の給料がどれだけもらえるかは、どれだけ残業するかによるので一概に言えません。それでも残業など時間外労働をしてれば、基本給から5~10万円程度の上乗せがあると考えて良いと思います。

具体的には、残業手当は20時間働くと+3万円ちょい。深夜手当は35時間働くと+1万円ちょい。時間外労働手当は80時間で+2万5000円。また期間工として働いた期間によって時給や割増賃金率が上がっていくのでやはり一概にどうこうは言えません。

そして、トヨタ期間工の最大のおすすめが「特別手当」。半年目で満了報奨金が2018年5月現在は約18万円。満了慰労金は約20万円。欠勤した分だけ減らされるものの、非常に金額としては大きい。

○満了報奨金などがもらえる月は60万円程度だが…

まとめると真面目に働き続ければ、トヨタ期間工の半年目の給与額は60万~70万円前後はもらえると思います。最低でも月額50万円前後は半年目で稼げる気がします。もちろん一時的なボーナスが大きい。

ただトヨタの期間工の福利厚生は、他の自動車期間工よりも比較的しっかりしてる。それ故に結果的に「控除」という名のもとに、手取り額はもう少しこれよりも減ります。

例えば、トヨタ期間工の給与総額が仮に「55万円」程度と仮定すると、控除となる健康保険は9000円前後。雇用保険は3000円前後。厚生年金保険は2万3000円程度。

税金面では、所得税は30000円前後。住民税は10000万円前後。40歳以降は介護保険料も取られます。また食費も無料ではなかった場合、そこからも給与から取られます。

つまり結果的に実際の手元に入る金額としては、トヨタの期間工の半年目の手取り額は45万~60万円前後に落ち着きそう。これを他の月も含めて年収ベースに換算すれば、トヨタの期間工は年収400万円前後の給与水準になると予想されます。

だから、トヨタ期間工を3年もめちゃくちゃ頑張って働けば貯金1000万円近い金額は貯められそう。田舎の20代がこれだけの給与額を月々稼ごうと思ったら、まず無理ゲー。やはりトヨタの期間工が稼げることは間違いないと思います。

トヨタの期間工は「忌引き休暇」や「出産休暇」が使える

続いてのおすすめ情報は、トヨタ期間工の「待遇面」。正社員と期間工で何か違いがあるのか?

結論から書くと、期間工との間に格差がないと言えばウソになりますが、待遇面では期間工も徐々に改善されつつはあります。

実際、2017年10月からトヨタは期間従業員に「忌引き休暇」などを認める制度を導入しました。仕事を休んでも給料の90%が支払われます。日本全体が人手不足ということもあって、トヨタの期間工も同様。多少の待遇改善を図って人材集めに四苦八苦している様子。

逆に言うと、今までなかったのが不思議なぐらい。ただ正社員と違って期間従業員には「お見舞金」や「交通費」などは支払われない模様。徐々に正社員と待遇格差は減りつつありますが、それでも人材不足を考えると期間工の待遇はまだまだなのでしょう。

トヨタの期間工として働いてる労働者の年齢はおおむね20~40代ぐらいだと思うので、親の年齢は50~70代ぐらいと推察されます。もちろん親はすぐ亡くなるような年齢でもないので、そんなん必要ないやろと思ってる人も多そう。

ただ祖父母となれば話は違ってくる。年齢はきっと80~90代だと思うので、祖父母がいつ亡くなってもおかしくない。自分の祖父母もここ数年で亡くなりました。病気や寝たきりがちだったので訃報を聞いた時の驚きは少なかったですが、お葬式に参加できないのは禍根を残すと思います。

ちなみに厳密には「特別休暇制度」と呼ばれる制度であり、忌引き休暇以外にも「出産休暇」なども期間従業員でも取得可能です。もし期間工として働きに出ている場合、実家などに帰ることが許可されるんだと思います。

ちなみに「トヨタ期間工のおすすめしたい寮まとめ」については別記事を参照。

トヨタの期間工の仕事はやっぱり辛い?厳しい?だるい?

いくら待遇が改善されつつあるとはいえ、トヨタ期間工の仕事は辛かったら意味がない。

ただ結論から書くと、やはり仕事内容は「単純作業」のためトヨタの期間工は辛いと思います。他の自動車メーカーの期間工と同じく、さながら刑務所と揶揄されることもしばしば。精神的にしんどい。

それに加えて、トヨタの期間工は「創意工夫」と呼ばれるものを自主的に提出する必要があります。ざっくり言ってしまうと、仕事に関する改善案。トヨタはとにかく「カイゼン」が大好きな自動車メーカーであり、それは期間工であっても同じ。

まさにトヨタの期間工は単純労働に加えて、更にクリエイティブ(?)な仕事も求められます。そういう意味で、他の期間工よりもトヨタの期間工は厳しい仕事かも知れません。基本的には期間工は慣れが必要な仕事であり、あくまで「底辺の仕事」と考えておいた方が精神的に楽なはず。

○トヨタ自動車九州の「受け入れ教育」が特別厳しい?

またトヨタの期間工の中でも、特にトヨタ自動車九州の仕事は辛いらしい。

特にトヨタ自動車九州で行われている受け入れ教育と呼ばれる「規律訓練」の存在。

この規律訓練では期間従業員であれば派遣社員も含めて、いわゆる声出しバンザイの「集団行動」を強いられます。中学や高校でやった記憶がありますが、「右向け右」といったことを一通り全員が揃うまでやらされる。

理由は、製造ラインでお互いの意思疎通を円滑に進めるため。こういった体育会系的なホウ・レン・ソウができる人間に成長しないと、そもそもトヨタ自動車九州では働けない。でも結果的に期間工さん同士で仲良くなるキッカケにもなっているとかいないとか。

他にもトヨタ自動車九州では、トヨタの歴史を学ぶような「座学研修」なんてのも存在します。いくら半年一年で交代する期間従業員とはいえ、徹底的にトヨタイズムを鍛え込むらしい。

トヨタ自動車九州では、実技講習なども多いらしい。トヨタ自動車九州はトヨタ自動車の完全子会社であるものの、あくまで別会社。そこらへんの違いは出てくる模様。ただ逆に言うと、本社がある愛知県などで働いているトヨタ期間工は相対的に仕事内容はヌルいとも言えます。

トヨタ自動車九州が高待遇でおすすめ!

先程は仕事内容が辛いと解説しましたが、トヨタの期間工の中だと「トヨタ自動車九州」が実はおすすめ

トヨタ自動車九州には「宮田工場」と「苅田工場」「小倉工場」の3種類の工場が存在。トヨタ自動車九州の宮田工場では「レクサス」の組み立てなどメインに行なっており、レクサス車全体の9割程度がここで製造されているとのこと。レクサスRXやNXもこの宮田工場産。

例えば、最近であれば「レクサス新型UX」なども新たに製造されることになったため、トヨタ自動車九州の年産ペースは40万台を超える見込み。そのためトヨタ自動車の中でも割と好景気。

そして、何と言ってもトヨタ自動車九州の時給は1400円。残業手当は1750円、深夜手当は350円、休日手当は1750円。田舎として考えたら上々の時給。しっかり働けば、確実に月給30万円をちょい超える程度。

ただ、ここまでレクサス車に頼っているため、トヨタ自動車九州の給料はまさにレクサスの売れ行き次第で如実に反映されるのは難。他にもトヨタ自動車九州は満了慰労金などが少ないといったデメリットも。

○自動車期間工では珍しく車通勤も可能!

ただ、トヨタ自動車九州では「リベルタテイク」と呼ばれる寮はワンルーム。寮費や家賃は当然無料。ただし派遣社員のみで、直接雇用の期間工は家賃は発生するものの2万円前後と比較的割安。

しかもトヨタ自動車の期間従業員でも珍しく、トヨタ自動車九州では「車通勤」や「自転車通勤」も可能であるため、バスの中に同じ期間労働者たちがギュウギュウに押し詰められることもない。更にタクシーで送迎してくれることも。

そのため労働環境そのものは厳しい期間工ではあるものの、このトヨタ自動車九州では比較的モチベーションを維持しやすいのがおすすめ。他にも社員食堂も完備されてるのは当たり前で、トヨタ自動車九州では給与前払い制度もある。期間工としてはまさに高待遇。

ただ「派遣社員」か「直接雇用の期間工」かによって、多少待遇は異なる模様。給与の前借りもあくまで派遣社員がメイン。そのため直接雇用の期間労働者としてトヨタ自動車九州で働くなら、基本的には正社員を目指すのがベター

ちなみにレクサス新型UXは女性が開発してるんですが、それと呼応するように「女性の正社員雇用」もトヨタ自動車九州では活発らしい。だから他府県の人間が働きに行くというより、九州で住んでる方が働きに目指すような場所か。

【おすすめ】トヨタの期間工が「正社員」になるためには?

最後のおすすめ情報は、やはり「正社員登用制度」の存在。やはり期間工として一時的に短期間働きたい人も多いものの、一方でしっかりトヨタ自動車でずっと働き続けたい労働者も多いはず。

結論から書くと、トヨタ自動車は正社員登用の数を増やしていくと明言してるものの、実際には正社員として登用されるにはハードルが高い気はします。人手不足なんだから大目に見ろよって話ですが、一概には言えないものの他の自動車メーカーと同じくそれなりに「選別」はされます。

○トヨタは「準正社員登用試験」にまず合格する必要がある

何故なら、トヨタの期間工の場合はすぐ正社員になることはできず、まず「準正社員登用試験」に合格する必要があります。トヨタの準正社員登用試験は、年に4回ほど行われております。

準正社員登用試験の内容は、国語と数学に関する筆記試験。SPI(適性検査)の中学生レベルの問題のため、そこまで難しい内容ではないはず。それでも、準正社員登用試験に落ちている人も多い模様。

何故なら準正社員登用試験に合格するには、創意工夫を月に5件前後は積極的に提出する必要があります。またQCに積極的に参加し、リーダーとして発表することも必須。そうしないと、そもそも試験を受けるための「推薦」を出してもらえません。

前述のように、普通は期間工としての普段の仕事だけで手一杯。そこから自由な時間を削ってまで、仕事のために創意工夫や改善案を出す暇や余力はない。本当に期間工という仕事が肌に合ってないと、またクルマ好きではないと正社員への道は大変かも。

○準正社員登用試験に落ちる人の特徴とは?

だから準正社員登用試験に落ちる人の特徴は、簡単に言えば「消極的」な態度や姿勢にあると思われます。

具体的には創意工夫の提出数も少なく、それ自体も優秀提案として認定されてなかったり、QCに参加しても積極的に発言しないなど。職場の飲み会に参加しないことも、正社員登用試験んではマイナス評価になるらしい。

また準正社員登用試験を受けるには、最低でも一年半程度は期間従業員を続ける必要があります。そこで名前や顔を覚えてもらう必要があるものの、年齢が30歳を超えてくると将来の確実性が見えない中、頑張り続けるのはしんどい気がします。

少なくとも、こういうネットの情報を読んで一喜一憂してる人なんかは、おそらく準正社員登用試験にも落ちやすいのかも知れない。もはや大学受験や人生を賭けたテストに挑む気持ちで臨まないと、簡単に意識の低さやヤル気の無さがバレそう。

それぐらいトヨタの期間工から正社員登用されることは難しそう。ただ少なくともチャンスは年4回もあるので、あまり落ちてもクヨクヨしないことがトヨタの正社員になるための近道かも知れません。

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