【2020年10月】ホンダ新型Honda e 最新情報 徹底解説まとめ!スペックや価格は?リース販売のみ?ダサすぎ?【電気自動車】【ホンダイー画像】

最近の各自動車メーカーは「BEV(電気自動車)」の開発がお盛ん。燃費規制も強まる中、ガソリンエンジンといった内燃機関は遅かれ早かれ消える運命。

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(ホンダ新型Honda e 外観画像)

そこで現在ホンダが開発してるBEVが「新型Honda e(ホンダイー)」。例えばホンダが発売してる環境車のクラリティフューエルセルはFCV(燃料電池車)、NSXはPHEV(プラグインハイブリッド車)なので、このHonda eがおそらくホンダ初の電気量産車。

今回カーギークでは意外と近々発売されるとされる「ホンダ新型Honda eの最新情報」を徹底的に解説したいと思います。ちなみに、E.Hondaは格闘ゲーム『ストリートファイター』の「エドモンド本田」の略です。

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発売日は2020年10月?

まずは「発売日」の最新情報。

新型Honda eの発売日は「2020年10頃」と見られております。

当初は2020年春頃とも言われていましたが、結果的に間違いでした。既に2019年時点でイギリスやヨーロッパで予約が始まってたりしましたが、日本国内での発売はかなり後回しっぽい。Honda eに搭載するバッテリーは販売地域ごとに調達するようなので、そこらへんも影響か。

ただ2019年末時点で埼玉県寄居工場で生産が開始してたりするように、新型Honda eのプロトタイプが自動車メディア向けに先駆けて公開されてたものの、その時点で「ほぼ市販車に近い状態」でした。デザインはコンセプトカーそのものにしか見えませんが、このまま商品化されます。

【画像】新型Honda eの外観デザインはダサい?

続いては「外観デザイン」の最新情報。

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(新型Honda e 外観デザイン)

新型Honda eのパット見の第一印象は「N-ONE」が誰もが想起したはず。丸目ヘッドライトがまさにN-ONEのそれ。どこかレトロ感も漂いますが、新型Honda eは丸みを帯びた可愛らしいデザイン。

一方でまとまり感あるフォルムから「初代シビックを彷彿とさせるボクシーでほのぼのとしたデザイン」と評価するのはカートップの最新情報。

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ちなみに、ホンダ新型N-ONEも同時期にフルモデルチェンジするとも言われており、そこらへんもHonda eの発売時期に影響した可能性も。両者を同時に発売すれば「ガソリン車はN-ONE、電気自動車はHonda e」といった売り出し方ができる。

また新型Honda eの特徴は「ミラーレス」。

いわゆるデジタルアウターミラーを採用することで、自動車には必須のドアミラーが存在しない。厳密には少し出っ張った部分がありますが、そこにカメラを取り付けて後部の情報を車内に映し出す。レクサス新型ESと違ってミラーの位置も視界を遮らないのも良い。

あと新型Honda eは「ドアノブ」も面白い。

一見するとドアノブは確認できませんが、電源をONにするとドアノブがニョキッと飛び出てくる仕組み。新型Honda eのようなBEVではありませんが、最近だとレンジローバーヴェロールが採用してた最新の演出。これは「サッシュレスドア」と呼ぶそう。

○新型Honda eは「給電口」もデザインの一つ?

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(新型Honda e 給電口)

そして電気自動車都市は必須の「給電口」はボンネット部分にあります。

これは日産リーフと同じ場所。Honda eがパクったわけではないと思いますが、ボンネット部分が一番利便性が高いのかも。給電口部分は黒く塗装されており、「デザインの一種」と解釈することも可能。メーカーオプションにありがちなデカールステッカーの一種と思えば良いか。

新型N-WGNのフルモデルチェンジ記事ではいろいろと言いましたが、新型Honda eはそこまでダサくはなさそう。

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(カートップ9月号 交通タイムス社)

イギリスの予約ページを参考にすると、新型Honda eの「車体カラー」は全5色。ブルー、イエロー、ブラック、シルバー、ホワイトの無難な色が揃ってる模様。

ただし、日本国内市場向けにはツートンカラーも揃うとのことなので、実際に2020年に新型Honda eが販売される時には、もっと他の車体カラーが用意されてる可能性もあります。

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新型Honda eの内装デザインは?

続いては「内装インパネ周り」の最新情報。

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(新型Honda e 内装インパネ周り画像)

新型Honda eの内装は「水平基調」を軸としたスッキリしたデザインが採用されております。その一方でダッシュボードは木目調パネルが採用され、「和風モダン」と表現するのはベストカーの最新情報。エアコンの吹出口は最近の軽自動車っぽく、ハンドルの持ち手も細い気はしますが…。

だから、Honda eは内外装共にどこかレトロ感も感じさせる。シート素材もファブリックを採用するものの、織り目加工を施したファブリック素材が採用されており、従来の触り心地とは異なる模様。内外装共にシンプルに仕上がる一方、質感はそれなりに担保されてる。

また新型Honda eの車内は狭いものの前席後席でウォークスルーも可能など、意外と実用性にも優れそう。

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○メーター等は「デジタルコックピット(タッチパネル式)」を採用!

そして、新型Honda eの内装の最大の特徴が「デジタルコックピット」。液晶モニターがとにかくてんこ盛り。

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(新型Honda e デジタルコックピット画像)

例えば、運転席正面には8.8インチ液晶TFTモニターを設置。メーターパネル代わりに速度や電力状況など車両情報やナビゲーション情報などが表示される。

更に、助手席前にかけて巨大な12.3インチの影響モニターを2個もドカンと設置。ここではSNSアプリや映像コンテンツなども流すことが可能。またタッチパネル式を採用してるため、指で触ってスワイプできる。

しかも、音声認識システムが搭載されてるため、「OKホンダ」とハイメルセデスのように反応してくれる。さながら今風のスマホ。アップルカープレイやアンドロイドオートにも当然対応し、特定のアプリを使えば遠隔操作も可能。

つまり、完全にスマートフォンのそれ。また、それぞれの液晶モニターの左右隣には更に「6インチのサイドビューモニター」が設置。そこにデジタルアウターミラー(ミラーレス)が映し出す映像が表示される。新型Honda eの内装には今のドライバーが「自動車に求める機能」が全部詰まってる。

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【車体サイズ】新型Honda eの主要諸元まとめ

続いては「車体サイズ」の最新情報。結局、新型Honda eの主要諸元はどうなん?

  • 全長…3900mm
  • 全幅…1750mm
  • 全高…1500mm
  • 最小回転半径…4.3メートル

結論から書くと、新型Honda eの車体サイズは「Bセグメント」に該当します。全幅は1750mmと3ナンバー並の幅広ですが、全長は3900mm。国産コンパクトカーよりも短い。全高に至っては1500mmと低い。

また最小回転半径も軽自動車より短く、新型Honda eの乗車定員も4名止まり。だから、新型Honda eを実際に目の当たりにすると、おそらく多くの人が「小ぶり」という印象を持ちそう。後席シートもかなり狭め。

一方、新型Honda eは低重心の「EV専用プラットフォーム」が採用され、駆動方式はまさかのRR式。バッテリーを車体中央部に水平に平置きすることで、新型Honda eの重量配分も「50対50」を実現してるのがミソ。

他にも新型Honda eは可変ギアレシオを搭載したステアリングを採用し、サスペンションは前後ストラット式を採用。どうやらホンダの中の人曰く、新型Honda eは「走り」に特化した商品力だとか。

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【最新情報】新型Honda eのスペックや航続距離は?

続いては「電気モーターなどスペック」の最新情報。走りをアピールしたい新型Honda eには、一体どんな力強い電気モーターを搭載してるのか?

  • 最高出力…110kW(150PS)
  • 最大トルク…300Nm(30.6kgm)
  • 車重…1500kg
  • 航続距離…200km
  • バッテリー容量…33.5kWh

以上が新型Honda eのスペックになります。結論から書くと、Honda eの加速感はヤバそう。何故なら、新型Honda eの0→100km/h加速はわずか8秒だから。新型Honda eのトルクの太さは、ホンダ車だとクラリティやアコード並なんだとか。

そのため可愛らしいデザインからは想像できないほど、新型Honda eの走りは低重心かつ空力性能の高さも相まって非常にワイルドな仕上がりになりそう。

新型Honda eは「アクセルペダル操作だけでスピードの加減速もできる」のも嬉しい。いわゆるワンペダル走行が可能。日産のe-POWERシリーズでも好評の仕組み。新型Honda eの走りは楽しいものとなりそう。

ただし、新型Honda eの航続距離は200kmしかない。そこまで車体が軽量ではないことも手伝ってか、この航続距離の短さは日産・リーフの約半分。新型Honda eはあくまで「街乗り用の範疇」は超えない模様。

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価格帯や値段は?Honda eはリース販売のみ?

続いては「価格・値段」の最新情報。新型Honda eの価格帯は?

Honda eの価格帯は300~350万円程度からと言われてます。イギリスでは「3万ポンド」で販売されてることから個人的にもっと割高の価格帯を予想してましたが、日産リーフといったライバル車と比べても格段に安いと思います。

リーフの方が一回りほど車体サイズが大きいため一概に比較はできないものの、日産リーフと違って、デジタルアウターミラーや内装の超ドデカ液晶モニターを設置するなど装備はかなり充実してる。想像より商品力はしっかり高い。

ただし、Honda eは個人に販売することはなく、いわゆる「リース販売のみ」となる可能性が高そう。理由は「アフターケア」。ユーザーサイドの車両保全を万端にすることで、ホンダのディーラーの技術的販売的なノウハウを蓄える狙いなんだそう。

リース販売といえば燃料電池車のホンダ・クラリティフューエルセルやホンダ・アコードプラグインハイブリッドが想起されますが、Honda eが個人向けに販売されるのは2021年半ばから2022年以降にずれ込みそう。

ホンダ・クラリティフューエルセルに至っては個人向けリースが開始するのに4年5年経過しましたが、さすがに電気自動車が今後主流になっていく事実を考えると、Honda eの発売が大きく遅れることはないと思います。

とはいえ、こんな低価格帯で勝負するとしたら最初から個人向けに販売しても良さそう。日産・リーフの価格帯と比べると100万200万ぐらい下手したら安いわけですから、何故リース限定に絞るかは不明。そのため新型Honda eの実際の生産台数はかなり少ない模様。

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