三菱自動車の軽自動車EVが「i-MiEV(アイミーブ)」。見た目に惚れてガソリン車版の「i」を一時期購入しようかと個人的に考えた時期もありますが、前後でタイヤのサイズが違うなど癖があって迷ってる内にここまで来ました^^;
ただ、三菱・i-MiEVが2009年に発売されて早10年が経過。このまま販売終了すると思っていた人も多そうですが、どうやら次期i-MiEVの開発は進んでおりフルモデルチェンジも予定されているとか。
そこで今回カーギークでは三菱自動車新型i-MiEVのフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみました。新型i-MiEVは一体どんな進化をとげるのか?発売日はいつ頃になりそうなのか?
新型i-MiEVの発売日は2021年以降か?
まずは「発売時期・発売日」の最新情報。新型i-MiEVはいつフルモデルチェンジするのか?
結論から書くと、三菱新型i-MiEVの発売日は2020年以降と見られております。既に三菱自動車は2020年以降にEV車種を2モデル投入すると発表してるため、今回の新型i-MiEVもそこに含まれる。
逆に言うと、2019年中のフルモデルチェンジは100%ありません。ただし、次期i-MiEVは2019年10月の東京モーターショーに出品される可能性も0ではないか。
一方で、日産自動車は2022年度末までにEV車種を3モデル投入すると公言してる。日産と三菱は協業関係にあって既に「NMKV」という軽自動車向けの企業も設立してますが、おそらく新型i-MiEVの開発も両者で行ってる可能性が高い。
ただ今年eKワゴンやデイズが発売されたばかりなので、来年2020年の早い段階で次期i-MiEVがすぐ発売されるかは微妙。そのため両者の間をとって、新型i-MiEVは2021年頃にフルモデルチェンジするのではないかとカーギークでは予想してみる。
どのみち新型i-MiEVはあと数年以内に発売されることはほぼ確定的。
フルモデルチェンジで「eK-MiEV」に改名される?
続いては「改名情報」。
結論から書くと、新型i-MiEVはフルモデルチェンジを機に「eK-MiEV(イーケーミーブ)」に改名されそう。
現行i-MiEVは「i(アイ)」と呼ばれる軽自動車を車両をベースにピュアEV化されてるんですが、実は現行アイのガソリン車版は既に何年も前に販売終了してる。そもそもアイは10年以上前の軽自動車。
そういったことを踏まえると、新型i-MiEVのベース車両は「別の最新の軽自動車」になると容易に想像できます。そのため新型i-MiEVは先日フルモデルチェンジしたばかりの「新型eKワゴン(日産デイズ)」がベース車両になりそう。
結果、フルモデルチェンジ後の車名も「eK-MiEV(イーケーミーブ)」に改名されるという理屈。もうアイのネームバリューもほぼ皆無でしょうから、「MiEV」の部分だけがフルモデルチェンジ後も踏襲されそう。
そして、次期i-MiEVと同じ車両が日産側にも供給され、両者が兄弟車と鳴るはず。ただEVというネームを使うと日産自動車と車名が少し被ってしまうため、EV版デイズの車名はさしずめ「e-DAYZ」あたりと予想してみる。
次期i-MiEVは「新型デイズ」がベース車両になる?
つまり、三菱新型i-MiEVは日産自動車と共同開発されてる。
むしろ新型デイズやeKワゴンを参考にすると、次期i-MiEVの開発も日産自動車が主導しているかも知れない。既に日産自動車はリーフで実績も少なくないですから、新型i-MiEVの電気モーターは日産製に?
実際、新型eKワゴンや新型デイズは「軽自動車EV」の発売を前提に車両設計されていた…と指摘するのがマガジンXの最新情報。
例えば、eKワゴンなどは後席シートにやや座りづらさがあったものの、これは足元空間をフルフラット空間に仕上げるため床下がせり上がってる。本来は四輪駆動向けのプロペラシャフト用の空間が必須。
でも、新型eKワゴンやデイズはこの部分の空間がポッカリと空いてる状態。要する、ここに新型i-MiEVがフルモデルチェンジ際に「EV用バッテリーが搭載される」のではないかと予想できる。思わず納得。
一方、新型i-MiEVのバッテリーの供給元は不明。日産も三菱も供給元は元々バラバラな上、新型eKワゴンは東芝かパナソニックだったはず。それでもバッテリー関連もフルモデルチェンジの際には共通化されそう。
新型i-MiEVの「次期デザイン」はほぼ確定?
そして、2019年10月に開催される東京モーターショーで日産が「IMk」と呼ばれる電気自動車のコンセプトカーを出品しました。これは「k」という名前からも分かるように、どうやら軽自動車用EVっぽい。
この新型IMkはまさに日産・デイズハイウェイスターの雰囲気とそっくり。だから三菱新型i-MiEVも同様に、次期デザインはeKクロスベースになりそう。前述のように、車名もフルモデルチェンジ後は「eK-MiEV」に改名されるのはほぼ確定か。
だから新型i-MiEVは車名だけではなく、デザインもガラッとフルモデルチェンジで変わります。現行i-MiEVは奇抜なデザインでしたが、新型i-MiEV(eK-MiEV)は非常にオーソドックスなデザインに仕上がりそう。
あくまでコンセプトカーなのでどこまで信用していいかはさておき、IMkの画像を見る限り、次期eK-MiEVは「サイドミラーがないミラーレス仕様」に進化しそう。小型カメラで映し出した映像を車内で確認する仕組み。
自動ブレーキといった予防安全性能が高まるのは当然として、こういった先進的な装備がフルモデルチェンジ後は搭載されそう。
新型i-MiEVはスライドドア化する可能性も?
一方、新型i-MiEVがフルモデルチェンジする前年に日産次期デイズルークスが先にフルモデルチェンジすると言われてる。もちろんルークスも新型デイズがベース車両となるため、三菱の次期eKスペースも以下同文。
そこで思うのは「次期i-MiEVのスライドドア化」。
やはり車体が大きい「スライドドア軽自動車」の方がBEV化には向いてるはず。何故なら、大容量バッテリーや電気モーターを搭載することに伴って、どうしてもBEV化すると室内や荷室のスペースが犠牲になりがち。
もちろんeKワゴンやデイズは車内は広いものの、やはりeKスペースやデイズルークスの圧倒的な広さには後塵を拝する。また「スライドドア」という利便性も考えると、BEVの普及にはうってつけ。
だから、次期i-MiEV(eK-MiEV)はフルモデルチェンジに伴って、車体がスライドドアのeKスペース(デイズルークス)がベース車両になる可能性も十分あるのではないか。
そのため次期i-MiEVは「eKクロススペースMiEV」という長ったらしい車名に改名される可能性も。次期i-MiEVの兄弟車となるEV版デイズも「e-ルークス」と表現する方が正しいのかも知れない。
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