最近、レクサス車は立て続けに新型車を投入しております。
2018年はレクサス新型UX、レクサス新型ESが立て続けに投入され、2021年10月にはレクサス新型NXがフルモデルチェンジしました。どれもトヨタが開発した「TNGA」と呼ばれる優秀なプラットフォームを採用されているのが特徴。
ただし、やはり気になるのがレクサス・ISの存在。ISはレクサスでも手頃なミドルクラスFRセダンとして2013年5月に販売されましたが、いささか車体の古さも目立っております。
そこで今回カーギークではレクサス新型ISのフルモデルチェンジ情報をまとめたいと思います。レクサス新型ISは果たしてTNGAに刷新されるのか?そもそも新型ISはフルモデルチェンジするのか?
発売日は2023年以降
まずは「発売日」の最新情報。
レクサス新型ISの発売日は2023年以降と見られています。現状としては確たる情報はなし。
当初ベストカーの最新情報では2021年3月発売などと報じていましたが、既に2020年11月に新型ISはビッグマイナーチェンジを施しているため、現状としては次期ISのフルモデルチェンジは遠のいたと考えるのが自然でしょう。
また今後はレクサスLMやレクサスLF、レクサス新型LXのフルモデルチェンジなど新型車の投入を控えてる。昨今の半導体不足の影響もあって、各自動車メーカーが既存の自動車の生産もままならない中、仮に3年後と仮定しても次期ISの発売時期は2023年後半か。
レクサス新型ISは引き続きFR駆動?
続いては「プラットフォーム」の最新情報。次期ISでもFR駆動は維持されるのか?
結論から言うと、レクサス新型ISも駆動方式は引き続きFR(後輪駆動)になります。肝心のプラットフォームにはレクサス新型LSに用いられてるFR用TNGAシャシー(TNGA-Lプラットフォーム)のナロー版が採用されるそう。
当初はGA-Lプラットフォームが採用される説もありましたが、ISのサイズ感とマッチしない。キビキビと走る高い運動性能を誇るISにとっては重すぎる、というトヨタの判断があったそう。そのため新たな小型FR用シャシーを開発中とのこと。
これは次期RCやステーションワゴンタイプの新型車などにも採用される予定。車体サイズに関しては情報が右往左往していますが、基本的に現行IS(4710×1840×1435mm)とほぼ変わらないでしょう。
レクサス新型ISのパワートレインに直6搭載か?
続いては「パワートレイン」の最新情報。レクサス新型ISは一体どんなエンジンが搭載されるのか?
新型ISの搭載エンジンは主に「3種類」になりそう。
現行ISにも「2.0L直4ターボ(8AR-FTS型)」が引き続き搭載されますが、その改良版が採用されそう。逆に、現行ISの3.5L V6エンジンはフルモデルチェンジ後に消滅しそう。
また2.5L直4ハイブリッドはTNGA向けに開発された「ダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS型)」に換装されて燃費性能が向上。ターボモデルは新型NXにも搭載済みの「2.4L直4ターボエンジン(T24型)」にアップサイジングされる予定。
また情報では同ターボエンジンに1モーターを組み込んだマイルドハイブリッド仕様が海外向けには設定されそう。BEV(ピュアEV)に関する情報もいろいろありましたが、次期ISにも同エンジンを搭載したPHEVも設定されるに違いない。
他にもスープラと同じBMW製直6ターボも搭載されると報じるのはベストカーの最新情報。既にスープラはBMWが開発してますが、それがレクサス次期ISにも応用されるのか。「新型IS-F」には4.0L V8ツインターボエンジンが採用されるとか。
ただし、いかにも飛ばし記事と言った感じで続報は少ないか。
フルモデルチェンジ後の新型ISのデザインはどうなる?
続いては「外観デザイン」の最新情報。
自動車雑誌のベストカーは新型ISを上記のように予想していましたが、これは2020年11月のビッグマイナーチェンジに関するもの。そのため現時点で新型ISの次期デザインの確固たる情報はないに等しいです。
一方、2021年10月にモデルチェンジする新型NXの顔付きなどを見ると、最近のレクサス車は「UXのフロントマスク」がベースに作られている印象。そのため次期ISの顔付きもUXのように、ヘッドライトは厚みをもたせたデザインになりそう。
フルモデルチェンジ後もスピンドルグリルといったレクサス共通のアイコンは踏襲されると思いますが、線のように細いヘッドライトは採用されない気がします。引き続きFR駆動ということで、ロングノーズで伸びやかなフォルム感も変わらないでしょう。
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