【2020年11月3日】レクサス新型IS マイナーチェンジ最新情報まとめ!現行ISとのデザインの違いは?IS-Fが復活も?【IS500】【画像あり】

レクサス新型ISは国産車を代表する高級スポーツFRセダン。既に2016年10月にビッグマイナーチェンジを施してるものの、そこから早4年が経過。そもそも現行ISは2013年5月に発売されてるため、そろそろフルモデルチェンジを期待する声も多い。

ただこの度、レクサス新型ISは二度目のビッグマイナーチェンジを施す模様。

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(上が新型IS、下が現行IS)

そこで当サイト・カーギークではレクサス新型ISのマイナーチェンジ最新情報を解説しようと思います。果たして新型ISは再びデザインが変わるのか?そして、今回のマイナーチェンジで「IS F」も復活?今回は現行ISとの違いも考察してみました。

2020年11月3日にマイナーチェンジか?

まずは「レクサス新型ISの発売時期」の最新情報を解説。いつマイナーチェンジされるのか?

結論から書くと、レクサス新型ISは2020年11月3日にマイナーチェンジする予定です。当初は2021年以降のマイナーチェンジを予想する自動車メディアもありましたが結果的に間違い。マイナーチェンジ版ISの生産は2020年10月から始まり、8月1日から先行予約が可能。

一方、逆に言うとレクサス新型ISのフルモデルチェンジ情報は盛んに報じられてましたが、シャシーなどが一新される可能性は最低でもあと数年はなさそう。もし次期ISが発売されるとしたら2023年前後と見るのが妥当だと思いますが、さらなる詳細は後述。

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ちなみに、レクサス新型IS以外にも2020年以降に発売される新型車一覧なども後でご参照ください。

マイナーチェンジの目玉は「デザイン変更」

ということで新型ISのマイナーチェンジ情報を掘り下げていこうと思います。

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結論から書くと、レクサス新型ISのマイナーチェンジの目玉は「デザイン変更」にあります。テストカーはかなりゴリゴリに偽装されていたことからも分かるように、新型ISはフルモデルチェンジ並の大変身を遂げてます。現行ISとの比較は後述。

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例えば、ヘッドライトは最新のレクサス車のトレンドが取り入れられ、ESと同様にシャープな切れ長なデザインに仕上がります。V字型のデイライトも配されてる。一方、今回のマイナーチェンジでも自在にライトを照射できる「アダプティブヘッドライト」は見送られた模様…。

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新型ISのサイドを見てみると、プレスラインが後ろに流れるようなデザインに変更されてることが伺えます。ガソリンの給油口のカタチも変更。現行ISもプレスラインなど彫り込まれてるんですが、どこか水平方向で直線的で味気なかった。ドア窓の部分などは完全にES。

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リア周りを確認すると、2本出しエキゾーストパイプのデザインは「丸形」に変更されます。個人的には台形タイプの方がカッコいいと思ってるんですが、新型ISは昔風のスポーティーさを目指した模様。とりわけリアコンビランプのデザインが大胆に刷新。

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新型ISの内装面を確認すると、インパネ中央の大型のナビディスプレイが目を引きます。当初は内装インパネ周りも大幅にテコ入れが図られると言われてましたが、現状だと新型ISの内装はキープコンセプトそのもの。シート素材やドアトリムパネルなどは現行ISのものが流用されてる。

マイナーチェンジ後は道路標識や自転車など認識するなど、新型ISの安全装備はレクサスブランドに最低でも恥じないレベルに格上げされます。それでも内装面で進化してないことからも分かるように、新型ISにはまだ電動パーキングブレーキは標準装備されない模様。

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新型ISと現行ISの違いは?マイナーチェンジ後の変化まとめ

続いては「マイナーチェンジ後の新型ISと現行ISの違い」を比較してみたいと思います。

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(上が新型IS、下が現行IS)

まずは「フロントマスクの違い」を比較。新型ISのヘッドライトはES寄りではなく、UXやCT寄り。V字型のデイライトは上側に付いてる。ISはコンパクト寄りという印象を付けて、ESとの差別化を図ろうという狙いもあるのか。

格子状のフロントグリルもひし形の面積が拡大しており、とりわけスピンドルグリルが更に巨大化してるのが印象的。下側の部分が露骨に巨大化して、さながらひょうたん型とも言えそう。現行ISと比べると「ワイド感」の違いが顕著。実際、全長など+3cmほど拡幅されてる。

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(上が新型IS、下が現行IS)

更にサイドも含めた角度から比較すると、こんな感じ。デイライトとヘッドライトを一体化させることで、新型ISの顔付きが引き締まってる印象。ドアミラーの形状も地味に変化。ボンネットの形状も低く設計されてることで、見晴らしの良さと見た目のスポーティーさが高まってる。

他にもタイヤホイールを装着させるのにハブボルトを採用し、コーナリング時の安定感が高まってるとか。

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(上が新型IS、下が現行IS)

続いては「リア画像」の比較。やはりコンビネーションランプが大胆に刷新されてる点が目を引く。最近のレクサス車やトヨタ車と同様に新型ISは横一文字の形状に変化してるだけではなく、逆M字型に光る。だから、これまでと違って単調さがない。

そして、エキゾーストパイプ(マフラー)のカタチも変更されてる。新型ISは前述のように円筒形に対して、現行ISは台形型。でも詳細に見比べると、現行ISのマフラーはややシャープさが足りない。リアバンパーの黒い部分もマイナーチェンジ後が大きく拡大。

ナンバープレート周りの彫り込みも地味に変化しており、全体的にワイド感や存在感が強まってる。実際、リア後方から確認すると「見えてるドアミラー」の面積が異なります。新型ISはそれだけ全体のフォルムが大きく変わってる裏返し。

例えば、窓ガラスの傾斜が強まって屋根のルーフ部分は狭まってる一方、拡幅された全幅が象徴するように車体下半分が拡大してる。このギャップ感でドアミラーが隠れたように映るんだと思います。その分だけ居住空間は狭くなってるのかも知れませんが、まさにフルモデルチェンジと言ってもいい変化。

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(上が新型IS、下が現行IS)

最後は「内装インテリア」の比較。新型ISの画像は北米向けだけあって左ハンドル仕様ですが、ステアリングホイールのデザインなどはほぼ同じ。エアコンの吹出口など地味に変更されてるものの、やはり外観エクステリアほどの違いは見て取れない。

とりわけドライバーの目が最も行くメーター周りを確認すると、最近流行りの巨大なデジタルメーターなどは採用されておらず、マイナーチェンジ後もメルセデスベンツといった海外勢とは見劣り。YouTubeの自動車チャンネルを見ても少し冷めた見方も多かった。

それでもナビ画面が巨大化したことで無難に商品力はアップしてる。現行ISの購入を迷ってた方は買いでしょう。

IS-Fが復活?IS500が発売?

続いては「スポーツモデル」の最新情報。いわゆる「F」のブランドがレクサス新型ISにも再び投入されるのか?

結論から書くと、今回のマイナーチェンジで新型ISには「5.0L V8エンジン(2UR型)」が搭載されます。

これはかつてのIS-FやRC-Fに搭載されたものと同じ。480PS/54.6kgm以下にデチューンされそうですが、それでもレクサスが誇る最上級のモンスターエンジン。自ずと新型IS-Fの復活にも期待が膨らみます。

ただし、この5.0L V8エンジンが搭載されるのは「IS500」と呼ばれる新グレードになります。そのため自動車メディアなどが報じていた新型IS-Fの復活はなさそう。一応、IS500のFスポーツモデルは設定されるものの、カーボン素材を多用したゴリゴリのFは復活しません。

しかも、レクサス新型IS500が発売されるのはアメリカ市場のみとなりそう。やはり現行ISはモデル末期ということもあって月販100台前後に過ぎず、全世界で月販4000台を目論む新型ISにとって日本は積極的にテコ入れする市場ではないのでしょう。

少なくとも日本国内への導入はなさそう。実際、2020年6月のレクサスの公式発表を見ても分かるように、レクサス新型IS500は日本で発売されません。

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次期ISは「新型EVセダン」として生まれ変わる?

一方、今回のマイナーチェンジで延命が図られる新型ISですが、その後のスケジュールはどうなっているのか?当然、レクサス新型ISはフルモデルチェンジするのか?

結論から書くと、レクサス新型ISはマイナーチェンジから3年後にあたる2023年に販売終了を予定してます。だからフルモデルチェンジまでの繋ぎではなく、今回のマイナーチェンジは「本当の意味での延命治療」になりそう。

ISの車名は「インテリジェント・スポーツ」の頭文字が由来。それだけにISはFR駆動が体現する走行性能の高さが担保されてるものの、価格帯が似るESはあくまでFF駆動車。ISと比べると高級車としての割安感はありますが、ESではスポーツカーとしての代わりにならない。

だからトヨタ的にはあくまでフルモデルチェンジはできないけれども、現行ISの商品力は高めて維持しておきたい。

じゃあ販売終了後のISがどうなるのかというと、どうやら「新型EVセダン(セダン車タイプの電気自動車)」に生まれ変わる予定。この新型EVセダン車にはISという車名は使われないため、ISも同時に販売終了するという流れ。

まさに次期ISの後継車とも言える新型EVセダンですが、実はESと同じFF駆動プラットフォームが流用される。

だからISの後継車とは言えないし、ISの車名を使わない理由にも納得できますが、実は電気モーターをリアに配置することFR駆動と同じ走行システムを担保する予定。これこそが「ISの血脈」が受け継がれると言われるゆえん。

そのためレクサス新型ISは複雑な経緯を辿りそうですが、それもセダン需要の減退があるため致し方ないのかも知れません。

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