イギリスの高級車ブランドが「ジャガー」。
ジャガーと聞くとなんとなくお高いイメージしかありませんが、実は400万円台からお手頃に購入できるSUVが「E-PACE(Eペイス)」。SUV+ジャガーの組み合わせで国産車並の価格。お得以外の何者でもない。カーギークでもジャガー新型E-PACEの試乗レビューは執筆済み。
ただE-PACEも2017年6月(日本発売は2018年)以来、はや3年目に突入。そろそろ大きなテコ入れがほしいのが本音。それを見越すように、どうやら海外ではゴリゴリに偽装をまとった新型E-PACEが走行している模様。
そこで今回カーギークでは「ジャガー新型E-PACE(Eペイス)のマイナーチェンジ最新情報」を解説しようと思います。
発売日は2020年後半?
まずはマイナーチェンジのタイミング。
ジャガー新型E-PACEの発売日は2020年後半頃になりそう。新型E-PACEは2021年モデルとして開発が進んでいるため、少なくとも海外では2020年中のマイナーチェンジ or 一部改良が施されます。
一方、日本国内での発売時期は不明。現行E-PACEも海外から半年以上遅れての発売でした。そのため今回のマイナーチェンジも海外から遅れることが容易に想像できるので、新型E-PACEが日本で発売されるのは2021年以降と予想してみます。
新型E-PACEはどんなデザインに?
続いてはデザイン変更の最新情報。
どうやら今回のマイナーチェンジで新型E-PACEのデザインが変わるのは確定的なんだそう。実際、冒頭のテストカーを見ても分かるように、偽装の度合いはフルモデルチェンジ並に厳重に隠されてることが分かります。その分だけ、デザインが大胆にガラッと変身する裏返し。
結論から書くと、新型E-PACEがどんなデザインになるかは現時点で不明です。画像は現行のE-PACE。
ただし、2019年末ごろにマイナーチェンジしたジャガー新型Fタイプはヘッドライトがシュッと細くなるなど大胆に変更してる。E-PACEとFタイプは似てる部分があったため、おそらくマイナーチェンジ後はヘッドライトが横長に細みがかるはず。
ジャガーの特徴的なグリルはそのままに、例えばボンネットフードの形状やエアインテーク部分もデザインも変わりそう。
例えば、ジャガーの電気自動車「I-PACE」の顔付きも参考になるかも知れない。現状だとI-PACEが一番最近発売されたSUV。また新型E-PACEのリア周りもフロントマスク以上に変更する可能性が高く、もはやビッグマイナーチェンジと言ってもいい変化が訪れそう。
内装やエンジン周りも進化する?
実際、ジャガー新型E-PACEは外観以外にも内装やパワートレインにもテコ入れが図られるそう。
エクステリアほどではないにしても、内装も小幅に変更されます。ナビ画面が拡大するなどデジタルコクピット感が強まり、やはり電気自動車のI-PACEの内装が参考になるのかも知れない。
そして、パワートレインはいわゆる「マイルドハイブリッド化」されます。新型E-PACEの兄弟車のレンジローバーイヴォークに既に設定されてるシステムが流用され、ガソリンエンジンの燃費性能がいくばくか高められます。
だから新型E-PACEの走行性能が高まるわけではありませんが、見た目が刷新されることも含めて無難に商品力が高まりそう。
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