【評価】ジャガー新型E-PACE 試乗インプレッションまとめ【感想レビュー】

今回カーギークでレビューするのはジャガー新型E-PACE(Eペイス)。F-PACEの成功から導入された、ジャガーの最小コンパクトSUV。E-PACEはベイビージャガーなどと呼ばれることも。

最近、ボルボXC40がカーオブザイヤーに選ばれるなど好評なため、今後日本国内でも売れそうなジャガー新型E-PACEの試乗インプレッションを執筆していこうと思います。購入時やカタログ請求時の参考にしてください。

ジャガー新型E-PACEの外観・主要諸元まとめ

まずはジャガー新型E-PACEの内外装を評価していこうと思います。果たして新型Eペイスはどういったクルマなのか?

ってことでジャガー新型Eペイスの外観エクステリアがこちら。

ジャガー伝統のフロントマスクが採用され、いかにもF-PACEの弟分といった雰囲気。ただジャガー的にはE-PACEは走りを売りにしているらしく、どちらかといえば中身は「F-TYPEのSUV版」という位置付けなんらしい。

新型Eペイスのリアからの画像がこちら。

シンプル造形でありながら、後ろ下がりのルーフラインが何ともクーペライク感を演出。新型E-PACEはムダが削ぎ落とされたスポーティーかつ美しいデザインであり、リアフェンダーなど非常に立体的に仕上がってるのも目を引くか。

SUVにありがちなフェンダーアーチモールもガーニッシュで覆われておらず、高級外車はどうしてもゴリゴリ感丸出しのデザインが多いものの、新型E-PACEはジャガーらしい落ち着いたデザインに仕上がってる。

個人的に「なにか心に引っかかるデザイン」ではないものの、逆に新型E-PACEは悪目立ちする派手さもないため意外と万人受けする商品に仕上がってる。「あまり目立ちたくないけど手頃な高級車は欲しい」という方にとっては新型E-PACEは購入しやすいかも。

○ジャガー新型E-PACEの車体サイズは全幅大きめ

  • 全長…4410mm
  • 全幅…1900mm
  • 全高…1650mm
  • ホイールベース…2680mm
  • 最小回転半径…5.5メートル

ってことで順番はズレましたが、ジャガー新型Eペイスの主要諸元がこちら。

注目すべきはやはり全幅。ジャガー新型Eペイスの車幅はまさかの1900mm。日本の道路事情など一切お構いなしのスタイリング。新型E-PACEはジャガーのコンパクトSUVとは言いつつも、感覚的には「ミドルラージSUV」に近いと思います。

ただ全幅が広い分だけ、相対的に新型E-PACEは全長が短く見える。海外だと全幅を広げて実用性を高めつつ、一方で全長を短くして「コンパクトに見える」ように演出しているのかも知れない。

ジャガー新型E-PACEのサイズ感は、同じ輸入車だとボルボ新型XC40あたり。また全幅を除けば、国産SUVだと三菱新型エクリプスクロスと似ております。だから新型E-PACEは大きいと言っても全幅だけ。狭い裏路地や住宅街をブイブイ走らないならそこまで困らないかも…。

そこらへんはお住みの環境を考えながらクルマ選びするといいのかなと思います。

ジャガー新型E-PACE 内装インパネと室内の広さ

続いては新型E-PACEの内装インパネ周りや室内空間の大きさなどを評価してみようと思います。

(ジャガー新型E-PACE 内装インテリア)

ジャガー新型E-PACEの内装インパネ周りの画像がこちら。

外装エクステリアと同様に、新型E-PACEの内装はシンプルイズベスト。メーターパネルはフル液晶が採用されるなど、ボタン周りはスッキリしており好感しか持てない。ジャガーというブランドの上質さだけが体現されてる。

(ジャガー新型E-PACE 内装インテリア)

また新型E-PACEの内装をサイドから確認すると、まさに運転席を包み込むようなコックピット感も良い。ダッシュボードも角度があるので前方視界性も上々。ちなみに日本では右ハンドル仕様のみなのでご安心を。

特に新型E-PACEは全幅が広い分だけ、センターコンソールやアームレストなども非常に幅広。その分だけ新型E-PACEの室内空間は余裕たっぷり。カートップの試乗記事では「室内空間も広々としていて後席も快適」と高評価。

実際、後席シートに成人男性が乗っても膝周りは拳2.5個分ぐらいはあるか。またUSBポートも運転席背面に設置されるなど実用性も上々。ただ天井がグラスルーフじゃないと、後ろ下がりのルーフラインもあって圧迫感は感じるかも知れない。

(ジャガー新型E-PACE 荷室ラゲッジ)

そのため新型Eペイスは荷室ラゲッジも577Lと大容量。トヨタのランドクルーザープラドの荷室がフル乗車時で621Lらしいので、それと引けを取らない新型E-PACEを狭いと評価する人はいますまい。

ただ新型E-PACEの荷室は奥行きがやや短く、荷室側からの可倒レバーがないといったデメリットも。

【試乗】ジャガー新型E-PACEの評価ってどんなもん?

ってことで本題。ジャガー新型E-PACEの試乗インプレッションをレビューしていこうと思います。果たして、E-PACEは「F-TYPEを意識した走り」が体現されているのか?

○ジャガー新型E-PACEのエンジンスペックまとめ

  • 排気量…2000cc直4ガソリンターボ
  • 最高出力…183kW(249PS)/5500rpm
  • 最大トルク…365Nm(37.2kgm)/1300~4500rpm
  • 車両重量…1890kg
  • 変速機…9速AT
  • 駆動方式…電子制御式4WD

以上が新型E-PACEの売れ筋グレードであろう250馬力(250PS)のモデルのスペックになります。ちなみに横置きエンジン。全グレードで4WD。

末尾に「P300」が付く上級モデルは、同エンジンではあるもののスペックが300PS/40.8kgmまでパワーチューンされております。同排気量のディーゼルターボは180PS/43.9kgmと非常にパワフル。

○新型E-PACEの走りは躍動感あふれる!

ってことで、さっそく試乗評価を結論からまとめると、新型E-PACEの走りは意外と躍動感がみなぎるほど加速してくれる。そのためジャガーがアピールしてるように「F-TYPE譲りの走りが継承されてる」という評判が目立つ気がします。

ベストカーの試乗レビューでは「これってSUV?と思わせる走り味」と横置きエンジンでも新型E-PACEの加速感を高評価。新型E-PACEの車重は非常に重いものの、9速ATのシームレスな変速も相まってアクセルワークは非常に軽快。

もちろん車重の重さは完全に無視できず、どちらかと言えば「気持ちの良い人馬一体感」とでも表現した方が正しいか。そのため新型E-PACEはそこまで「力強い加速力を持つわけではない」と評価するのはカートップの試乗レビュー。

それでもアクセルを踏み込めば踏み込んだだけで、新型E-PACEはしっかり加速してくれるのが気持ちいい。この新型E-PACEの伸びやかな加速感は、どの試乗レビューを読んでも好意的に受け止められております。

○乗り味はしっとりとラグジュアリー

またステアリング操作も非常にキビキビと軽快。新型E-PACEは車高が高いSUVではあるものの、ワインディングロードでも安心して走行可能です。ステアリングの持ち手も太いため体感的な安定感も高めてくれる。

逆にレスポンスが良すぎるといった試乗評価はあるものの、その点は走行モードを変えることでは対処可能な範囲。

新型E-PACEは足回りもしっかり強化されており、路面状況を相殺。常に低回転域で走ってくれる静粛性の高さやシートの良さも手伝って、新型E-PACEの乗り心地はまさに「プレミアム感に溢れている」と評価できそう。

伸びやかな加速感、素早い身のこなしなど、「ジャガーらしいスポーティーさ」が体現されていると評価するプレイボーイの試乗レビューが言い得て妙。ジャガー新型E-PACEを一言でまとめるなら、まさに「スポーティーな走り×ラグジュアリーな乗り味」が絶妙に成立してる高級SUVと言えそう。

【試乗】ジャガー新型E-PACE 評価評判・口コミ感想まとめ

以上、カーギークによるジャガー新型E-PACEの試乗レビューでした。

今回の試乗の結論をまとめると、新型E-PACEは非常にお買い得なおすすめ輸入車SUV。何故なら、価格帯は300馬力のモデルが605万~759万円とそこそこするものの、それ以外は500万円台程度で意外とお安く購入できちゃうから。

もちろんお安いと表現すると語弊はありますが、「ジャガー」というブランドを500万円台で購入できる事実は嬉しい。E-PACEの内外装の質感は少なくとも安っぽさはない。車体が大きい分だけ、室内も広いので実用性は十二分。

ジャガー新型E-PACEの実燃費は7~8km/L程度と期待薄だと思いますが、それでも燃料タンクは68Lも確保されてるのでガス欠みたいな症状はめったに起きない。新型E-PACEは遠出するときにも使えるなど意外と万能選手な気がします。

ジャガー新型E-PACEと価格帯的にバッティングするランドローバー車は、デザイン的に若者向けすぎる。そのためクルマにそこまで必要以上にお金をかけられない中高年層にとっては、この新型E-PACEはドンピシャではないか。

ちなみに【評価】ボルボ新型XC40 試乗レビュー【感想】レクサス新型UX 試乗レビューなどもカーギークでは執筆済みなので興味があれば御覧ください。