【三菱】新型エクリプスクロス 試乗インプレッションまとめ【評価・長所・短所etc】

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三菱自動車から新しく発売を予定している新型SUVといえば「エクリプスクロス」。ヨーロッパでは先駆けて2017年に新型エクリプスクロスは発売され、日本での発売日は少し遅れて2018年3月1日。

そこで今回は自分もいち早く新型エクリプスクロスの試乗インプレッション情報をまとめてみました。果たして走りの評判はどうなんでしょうか?もし新型エクリプスクロスの購入を考えてる方はカーギークの試乗レビューを参考にしてください。

新型エクリプスクロスの見た目を評価してみる

まずは新型エクリプスクロスの内外装や車体サイズをチェックしてみたいと思います。

新型エクリプスクロスの外装は三菱自動車が誇るダイナミックシールドを採用しており、いわゆるアウトランダー顔。LEDヘッドライトも相まって、新型エクリプスクロスはスタイリッシュな顔立ち。アウトランダーよりもヘッドライトがシュッと切れ長なため、より清潭な雰囲気も漂います。

ちなみに新型エクリプスクロスの車体サイズは4405×1805×1685mm(全長×全幅×全高)。

微妙な+5mm感は多少気になるものの、エクリプスクロスはアウトランダーとRVRの中間サイズ。ホンダ・ヴェゼルやトヨタ・C-HRよりやや大きめ程度に留まっており、言っても新型エクリプスクロスは扱いやすいサイズ感だと思います。

新型エクリプスクロスのリア周りだと、特にハッチゲートの形状がカックンとなってるのが実に面白い。ベストカーの試乗記事では「スタイリッシュ」と評価。新型エクリプスクロスは若者も中高年も手を出しやすいデザインではないか。

程よく主張するリアスポイラーも相まって、新型エクリプスクロスは伸びなやかなクーペスタイルな雰囲気を醸し出してるのが魅力。他の国産SUVを見渡しても、ここまでスポーティーな雰囲気のクルマは少ない。

また画像からだと伝わりづらいですが、新型エクリプスクロスは塗装に力が入ってることもポイント。

何重にも塗装されることで色味に深みがあって高級感が漂うのも良い。マツダのSUVと比べても全然引けを取らないはず。おそらく実際に目の当たりにした方が新型エクリプスクロスの質感の高さは伝わると思うので、一度試乗してみることをおすすめします。

新型エクリプスクロスの内装は安っぽくないのか?

続いては新型エクリプスクロスの内装インパネ周りをチェック。走りに関しては素晴らしいものを持ってると思うんですが、どうしても三菱自動車と聞くと「内装面が安っぽい」というイメージが正直な所あります。

じゃあ新型エクリプスクロスの内装はどうなのか?

(新型エクリプスクロス 内装インパネ写真)

結論から感想を書くと、正直、全体的にオーソドックス感は否めない面白みに欠けるデザインではあるものの、新型エクリプスクロスの内装面は意外と質感は高いと思います。

随所に見せる光沢感、金属調のシルバー加飾シボ加工されたダッシュボード周り、ヘッドアップディスプレイ(セットオプション)などなど、それなりに価格相応に質感は高そうな内装。新型エクリプスクロスのレザーシートも安っぽさはなく座り心地はgood。

画像だと分かりづらいですが、SUV特有の前方視界性もgood。ベストカーの試乗記事では「斜め後方の視界は多少死角がある」と批判されてるものの、それでも新型エクリプスクロスの見晴らしは良いんじゃないかと思います。

○新型エクリプスクロスの内装は機能的

だから、新型エクリプスクロスの内装は機能的にデザインされてることが特徴。

例えばセンターコンソールのタッチパッドやステアリングに用意された自動ブレーキの操作ボタン、パドルシフトなど操作系が使い勝手良くまとめられていると思います。driverの試乗記事では「機能的かつ使いやすい」と新型エクリプスクロスの内装を評価しております。

実際、荷室スペースは大きなインパネボックスやゴルフバック4個も積載できるなど、新型エクリプスクロスは収納性や実用性の高さも随所に見せてくれてる。どちらかと言えば質感の高さより、使い勝手の良さを訴求した内装なのかも知れない。

後席の足元空間は一般的な男性が座ると20cm(拳2個分以上)も確保されているなど実用面の高さで十分補えてる。パンチ感ある見た目と違って内装面に面白味はないですが、新型エクリプスクロスの室内は平均以上の実力は兼ね備えているとカーギークは評価してみる。

新型エクリプスクロスの価格はどうなん?

でも気になるのはエクリプスクロスの価格。内装も見た目も割りと質感が高いですから、当然価格もそこに比例しないのか。

新型エクリプスクロスの発売前は、既に販売済みの海外を参考に「新型エクリプスクロスの価格は200万台半ばから300万円台前半の間。ちょうどトヨタ・C-HRあたり同価格帯か」と価格帯を予想しました。

実際、このカーギークの予想は正解。

具体的には「エクリプスクロスM」の価格が253.2万円「エクリプスクロスG」の価格が270.6万円「エクリプスクロスGプラスパッケージ」の価格が287.9万円となっております。4WDモデルの価格はそこから各々+20万円ほど割高になります。

新型エクリプスクロスはハイブリッドが設定ない分だけ、むしろ割安感すらあるかも知れません。新型エクリプスクロスの価格帯はスバル・XVなんかとほぼ同じぐらい。

新型エクリプスクロスの走りの評価はどうなん?

続いては試乗記事の本題。新型エクリプスクロスの走りはどうなのか?

結論から書くと、三菱新型エクリプスクロスの走りは上々です。様々な試乗記事を読む限りはネガティブな感想は少なめ。

新型エクリプスクロスの車体の剛性感は高い。高張力鋼板は車体全体の55%にも上り、ルーフ周りなどを重点的に強化。そのため新型エクリプスクロスは時速150km/L以上で走行しても直進安定性は高いため、日常で使う分では走りにSUV特有の不安感がない。

ベストカーの試乗インプレッションでは「ワインディングでもまさしくイメージどおりに狙ったラインをトレースできて気持ち良」いと新型エクリプスクロスを評価。カートップの試乗記事では「シャーシ性能の高さには感心させられた」と新型エクリプスクロスの足回りの高さを評価。

タイヤのグリップ力も高いため、新型エクリプスクロスのステアリングはキッチリとクイックに動く。

そして、新型エクリプスクロスの乗り味はマイルドそのもの。スポーティールック全開の見た目ではあるものの、中身はしっとり。「たっぷりストローク感のあるサスペンションにより、乗り心地は快適そのもの」と新型エクリプスクロスの乗り味を評価。

エンジン含めて必要以上にスポーティーに仕上がっていないので、新型エクリプスクロスは彼女と一緒にドライブデートする時なんかに最適そうです。華美すぎずダサすぎずのクーペルックでありながら、実用性は高いため女性ウケも良さそうか。

○エクリプスクロスは「S-AWC」の評判が良い

特に新型エクリプスクロスの試乗評価が高いのが「4WDシステム」。ランサーエボリューションから受け継がれる三菱自動車が誇る「S-AWC」と呼ばれるものがエクリプスクロスに採用されてる。

結論から書いちゃうと、このS-AWCのおかげもあって新型エクリプスクロスのステアリング操作の応答性は素早く、そしてよく曲がってくれる。

ベストカーの試乗記事では「教習所のS字クランクを1.5倍くらいきつく曲げたコーナーに90km/h以上のスピード」で攻めても、新型エクリプスクロスの安定感は抜群と評価。ダイレクト感あるハンドリングに対しても「エクリプスクロスにはランエボのDNAがたしかに宿る」とベタボメの評価。

まさに新型エクリプスクロスは意のままに操ることが可能。ベストカーの試乗記事では「グイグイ曲がる4WDは楽しい」、カートップの試乗記事では「ステア操作に素直に反応!優れた回頭性」との見出しが踊っておりました。

新型エクリプスクロスはリアサスも高価なマルチリンク式を採用してることもあって、「ハンドリングは正確」と評価するのはdriverの試乗記事。ブレーキのコントロール性能も含めて、新型エクリプスクロスの走りはもはやオンロードSUVとは思えない走破性が確保されてる。

むしろ試乗記事の中では、三菱自動車が誇る「S-AWC」も非常に優秀ではあるものの街中を走る分にはあまり活躍の場面が必要ないほど、新型エクリプスクロスのシャシー性能が高い。日本の道路事情では新型エクリプスクロスの良さは、良くも悪くも最大限発揮できないほどか。

1.5L直4ターボエンジンはやや物足りない?

また新型エクリプスクロスの加速感は必要十分。

に1.5L直4ターボエンジンのスペックを見ておくと、最高出力が120kW(163PS)/5500rpm最大トルクが250Nm(25.5kgm)/1800~4500rpm

トルクを瞬発的に引き出せる加速感は2.4L NA並。最高速度が時速200km/hまで出すことは可能らしい。そのため新型エクリプスクロスの動力性能は、街中では必要十分なレベル。変速機も8速CVTではあるものの、低回転域からの吹き上がりはやはり気持ち良い。

色んな新型エクリプスクロスの試乗記事を読んでも、坂道など勾配がある場所でもストレスレスな走りを実現されてる印象。ベストカーの試乗記事では「CVTながらステップシフト制御を行い、ATのようにダイレクトな加速フィールに仕上がっているのも好印象」とスムーズな加速感を評価。

1.5L直4ターボエンジンはやや物足りない?

ただ試乗記事にはネガティブな評価もあります。

変速機には8速CVTこそ採用してるものの、「アクセルレスポンスにはダイレクト感があり、回転上昇と加速がかみ合わない感覚はない」と新型エクリプスクロスの加速感を評価するのはdriverの試乗記事。CVT独特の嫌な雑味(ラバーバンドフィール)は若干残ってるのかも知れない。

また基本的にエンジンは申し分ないスペックではあるものの、新型エクリプスクロスの車重は1.6トンとまあまあ重い。トヨタ・C-HRハイブリッドよりも100kg以上も重い。そのため新型エクリプスクロスの「エンジンパワーがやや物足りない」といった試乗記事も散見されます。

実際、新型エクリプスクロスとほぼ同スペックの1.5L直4ターボ(最高出力182PS/6000rpm、最大トルク22.4kgm/1700~5500rpm)を搭載したホンダ・シビックの車重は1300kg。新型エクリプスクロスよりも300kgも軽い。

ホンダ新型シビック 試乗まとめ」も興味があれば後で読んで頂くとして、新型エクリプスクロスは確かに剛性感は高く曲がる止まるの実力こそ高い。ただ高速道路といったスピードを出す場面ではやや加速の伸びの弱さや、それに伴う雑音は感じる可能性も。

とはいえ、基本的に日常生活で使う分には1.5Lターボの加速感は必要にして十分だと思います。乗り味の良さも含めて、むしろゆったりした加速感は新型エクリプスクロスのキャラクターに合っているのかも知れない。

三菱 新型エクリプスクロス 試乗評価・評判・口コミレビューまとめ

以上、三菱自動車・新型エクリプスクロスの試乗インプレッション記事でした。

基本的に、新型エクリプスクロスの試乗評価は上々。新型エクリプスクロスはクーペスタイルな見た目の「カッコ良さ」と走りの「質実剛健さ」が見事に調和されてる良SUV。トヨタ・C-HRは奇抜なデザイン過ぎますが、このエクリプスクロスなら素直に誰もがカッコイイと評価できるはず。

走りの良さ、実用性、見た目のカッコよさなど、色んな試乗インプレッションを読んでも新型エクリプスクロスはトータルバランスの高さが全体的に評価されてる印象。もしメーカーが三菱自動車じゃなかったら、もっと爆発的に売れてたことは間違いない。

それぐらい新型エクリプスクロスはおすすめのSUV。ベストカーの試乗記事では「誰にでも薦められる魅力的な万能選手」という表現にも納得。

また今年2018年中には新型エクリプスクロスには「2.0L直4ディーゼルターボ」も搭載される予定。往年のランエボとまでは行かないにしても、きっと新型エクリプスクロスは走り屋たちの心も疼かせることでしょう。

しかも新型エクリプスクロスの「PHEVモデル」の投入も三菱の社長も言明済み。既にここまで力が入ってる新型エクリプスクロスの現状を考えると、今後三菱の中で中核モデルとなる人気SUVになることは間違いないか。

既に三菱自動車は日産の傘下に入ったことは周知の事実ですが、今回の新型エクリプスクロスが三菱単独で開発した最後の車種とも言われてます。まさに「有終の美」に相応しいようなSUVに仕上がってるのではないかと評価できる。

…と当初は試乗記事で書いてたんですが、三菱自動車の最後の車種は「次期デリカD5(フルモデルチェンジ情報まとめ)」になるっぽいです。ここで改めて訂正しておきます。