【最新情報】スズキ新型スペーシア フルモデルチェンジ2017まとめ

スズキの人気スライドドア軽自動車といえば「スペーシア」。

当初はパレットという名前で発売されていたものの、2013年のフルモデルチェンジを機に「スペーシア」に解明されて発売されました。このスズキ・スペーシアがつい先日初めてフルモデルチェンジを行いました。

そこで今回カーギークではスズキ新型スペーシアのフルモデルチェンジ最新情報を改めてまとめてみました。一体新型スペーシアはフルモデルチェンジでどこがどう進化したのでしょうか?

スズキ新型スペーシアの発売日は2017年12月14日

まずはスズキ新型スペーシアの発売日。

一体いつフルモデルチェンジが行われたのかというと、新型スペーシアの発売日は2017年12月14日でした。先代スペーシアは2013年3月に発売されたため、およそ4年9ヶ月後にフルモデルチェンジされた計算。

スペーシアのライバル車種のホンダ・N-BOXが2011年に初登場してたこともあってか、スペーシアにまだ新しいイメージを個人的に持ってた。そのためフルモデルチェンジするのは早い気がしたんですが、意外とスペーシアの古さも目立っていた模様。

ちなみに新型スペーシアのライバルであるダイハツ新型タントのフルモデルチェンジは2018年後半か2019年頃と見られております。

フルモデルチェンジでスペーシアの見た目は大胆変化!

続いてはフルモデルチェンジ後の見た目の変化。新型スペーシアと先代スペーシアの見た目の違いは何かあるのか?

(左:新型スペーシア 右:先代スペーシア)

結論から書くと、今回のフルモデルチェンジで新型スペーシアはかなり「箱型感」が増しています。

画像はどちらもノーマルスペーシアですが、例えば新型スペーシアのフロントノーズ(ボンネット部分)は本当に直方体。スペーシアの名前通り、室内スペースを徹底的に活かしたデザインに仕上がっている模様。良い意味でスペーシアのライバル車種に近付いた印象。

あとフルモデルチェンジ後の特徴的な見た目の変化が、新型スペーシアからはAピラーがブラックアウト化されなくなった点。いわゆる屋根が浮いてるように見える「フローティングルーフ」という流行りのデザイン演出を、フルモデルチェンジ後の新型スペーシアは止めました。

そこら辺のデザインの好みは人それぞれだと思いますが、敢えて個性に走った新型スペーシアの方向性を良しとしたい。おそらく新型スペーシアは「飽きにくいデザイン」に仕上がっているはず。

特に横のサイドから新型スペーシアを確認すると、フルモデルチェンジ後はより立体的に変貌したことが伺えます。

サイドドアなどを筆頭にプレスラインが彫り込まれるなど、新型スペーシアは軽自動車のくせにお金がかかったデザインをしてる。一方ノーマルスペーシアの雰囲気は全体的に、先んじてフルモデルチェンジされたワゴンRに似通っている印象を受けます。

あと新型スペーシアは今回のフルモデルチェンジでスライドドアの開口幅と開口高が先代比で+20mm拡大されてるのもポイント。スペーシアは他のライバル軽自動車と比べて、若干スライドドアの乗降性が劣った。それが例え2cmではあっても改善は嬉しい。

でも、確か新型スペーシアは引き続きソリオと共通のスライドドアを使用してるはず。そうであれば、新型スペーシアのスライドドアはもっとソリオサイズに近付けても良かった気がする。

もちろん共通の部品を使えば様々な制約に縛られるものの、どうせ縛られるのであればスペーシアよりソリオでしょう。まさに大は小を兼ねる。

スペーシアカスタムがフルモデルチェンジ後もキープコンセプトした理由

続いては新型スペーシアカスタムの見た目をチェックしましょう。

ただ残念ながら、スペーシアカスタムの見た目はフルモデルチェンジ後もほぼ同じ。それは何故なのか?これも理由はシンプル。

先代スペーシアカスタムは「カスタムZ」という別グレードを既に発売しており、そのグレードのデザインをフルモデルチェンジ後のベースに据えたから。そのため厳密にはフルモデルチェンジでスペーシアカスタムのデザインは一応変更されています。

印象としては新型スペーシアカスタムの見た目はかなりいかつく、他のライバル車種と比較しても全く遜色ありません。【違い】新型スペーシア vs タント 徹底比較まとめもいずれ執筆したいと思います。

新型スペーシアカスタムはフルモデルチェンジ後もカラーバリエーションが豊富。ツートンカラーもしっかりオプション装備として用意されており、お金に余裕があればという条件は付くもののクルマ選びも楽しくなりそうです。

フロントグリルやエアダクト周辺を縁取ったメッキとの対比を考えると、全体的にそれが映えるカラーが個人的にカッコイイと思います。

フルモデルチェンジ後の価格が割高になった理由

ちなみに新型スペーシアのフルモデルチェンジ後の価格を見ておくと、ノーマルスペーシアの価格が133万3800円~146万8800円新型スペーシア カスタムの価格が157万6800円~178万7460円になります。4WDモデルの価格はそれぞれ+12万円ほど。

ご存知のように、先代スペーシアの価格と比較すると、ちょっと割高になっております。

理由はシンプル。何故ならフルモデルチェンジ後は、いわゆる客寄せパンダ的な見せグレードが消滅してるから。そのためフルモデルチェンジ後の新型スペーシアの「グレード構成」はシンプルに整理されております。

スズキだとスイフトを筆頭に、ムダにグレード数が多いと何をおすすめしていいのか、筆者のような自動車ブログ管理人も困る。そのためフルモデルチェンジ後は、個人的には新型スペーシアはむしろ購入しやすくなってると思います。

少なくとも、フルモデルチェンジ後も全車がマイルドハイブリッド仕様のため、相変わらずスズキ新型スペーシアはお買い得なスライドドア系軽自動車でありましょう。

新型スペーシアはフルモデルチェンジで中身がどう進化した?

スズキ新型スペーシアのフルモデルチェンジで一番注目なのは、やはり「プラットフォーム」が一新されてること。

具体的にはフルモデルチェンジ済みの新型ワゴンRと同様に、新型スペーシアは「HEARTECT(ハーテクト)」と呼ばれる新型プラットフォームを採用。ワゴンRの試乗でもわかったように、剛性感が高いプラットフォームのため走りはライバルの軽自動車と比較しても随一。

また新型スペーシアの足回りはハーテクトに見合うように、フロントサスは変わらずマクファーソン・ストラット式を採用するものの、リアサスペンションは3リンクリジッドから「トーションビーム式」に変更されているのが特徴(4WD車はI.T.L式)。スズキの弱かった足回りが劇的に改善。

他にもフルモデルチェンジ後の変速機のCVTは5kgほど軽量化させたり、車体に使われているハイテン材も先代比で5%分ほど使用率が向上させるなど、新型スペーシアは車体全体の剛性感が高まった分に伴う車重増はしっかり相殺されてるのが嬉しい。

ちなみに新型スペーシアは他にもリチウムイオンバッテリーを3Aから10Aに大容量化させたり、モーターの出力を2.3kWに高めてるものの、実はフルモデルチェンジ後もカタログ燃費そのものは向上してない。むしろ先代スペーシアよりもカタログ燃費は悪化。

既に「スズキ新型スペーシア 試乗インプレッション」も執筆済みなので、新型スペーシアに興味がある方は読んでみて下さい。

フルモデルチェンジで追加された新型スペーシアのおすすめ装備

最後は今回のフルモデルチェンジで追加された新型スペーシアの「おすすめ装備」をチェックして終わりたいと思います。

まずは新型スペーシアの自動ブレーキ。

今回のフルモデルチェンジからは、後方に対するブレーキサポートも新たに標準装備化されてるのが嬉しい。リアバンパーに4つのセンサーが配置されており、そこで後方の障害物を検知して自動的にブレーキを作動させるというもの。

後方の障害物との距離も知らせてくれるなど、軽自動車初の先進的な機能が今回のフルモデルチェンジで盛り込まれてる。新型スペーシアの安全性の高さは「サポカーSワイド」とやはり最高ランク。

他にも今回のフルモデルチェンジから、新型スペーシアの天井には「サーキュレーター(送風機)」も新たに標準装備化

既に日産のルークスなどにも設置されてるものの、より小型化されているためスペースをムダにしてない。まさにスペーシア。エアコンの風を分散させるルーバーも付けるなど、新型スペーシアはより快適性の点で進化。

また後方視界を高める支援ミラーが設置(画像真ん中)されていたり、今回のフルモデルチェンジでは様々な死角をなくすために左側のAピラー脇にサイドアンダーミラーの設置など、スペーシアに限らず大型のスライドドア軽自動車にありがちなデメリットが改善されてるのも特徴。

新型スペーシアの荷室周りをチェックしても、画像のように自転車を積載しやすいように溝まで掘られてる。仕事が細かいぜ、スズキ。

新型スペーシアの一番のおすすめは「予約ロック機能」

他にも新型ワゴンRのフルモデルチェンジから導入された「ヘッドアップディスプレイ」もフルカラー表示対応など、軽自動車とは思えないほどの先進機能が盛りだくさんなんですが、今回のフルモデルチェンジで一番注目したいおすすめ機能が「予約ロック機能」

簡単に言えば、パワースライドドアをリモコン1つで解施錠できる代物。既に先代スペーシアからドア部分のボタンを押せば自動で開閉できたものの、新型スペーシアでは離れた場所からリモコン一つで遠隔操作できる。

正直ヘッドアップディスプレイはさほど需要はない気もしますが、この「予約ロック機能」の仕組みは非常に便利のはず。何故ならトヨタ・ヴェルファイアの特別仕様車ですら、この「パワースライドドア予約ロック機能」をアピールしてるぐらい。

つまり軽自動車のスペーシアに搭載するなんてのは反則レベル。機能面だけで見たら、トヨタや日産といった売れ筋のミドルクラスミニバン車にも負けないフルモデルチェンジではなかろうか。

ちなみに興味があれば「新型スペーシア vs 新型N-BOX」の比較記事や新型スペーシア価格一覧&おすすめ人気グレードなども参照。

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