【2021年春】トヨタ新型パッソ フルモデルチェンジ最新情報まとめ!次期ブーンはアイゴと統合?発売日やデザインは?パッソGRも登場?

トヨタが2004年に発売したコンパクトカーが「パッソ」。現在は完全子会社化されたダイハツが開発生産し、トヨタに供給してる。ダイハツでは「ブーン」という車名で販売されてるものの、やはりパッソの名前が一般的には浸透してるはず。

現行3代目パッソは2016年にフルモデルチェンジして以来、4年目に突入。車両価格の安さもあって、2019年のパッソの年間販売台数は4万台超え。スズキ・ソリオの4万4千台に迫る勢い。ただし、ルーミーやタンクの台頭もあって、パッソは以前ほど売れてないのも事実。

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(トヨタ現行パッソ)

そこで今回カーギークでは「トヨタ新型パッソ(ダイハツ新型ブーン)のフルモデルチェンジ最新情報」をまとめてみたいと思います。既にトヨタ次期パッソ、ダイハツ次期ブーンの情報は流れており、どうやらフルモデルチェンジ後は海外でも販売される?

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発売日は2021年4月?

まずは「発売日・発売時期」の最新情報。トヨタ新型パッソ(ダイハツ新型ブーン)はいつフルモデルチェンジを果たすのか?

結論から書くと、トヨタ新型パッソの発売日は2021年以降と報じるのはマガジンXの最新情報。一方、「2021年4月」と更に発売時期を具体的に絞ってるのがベストカーの最新情報。どうやら次期パッソ・ブーンのモデル周期は約5年とどちらも見てる模様。

そして、新型パッソや新型ブーンの開発の主体は引き続き「ダイハツ」が担います。2019年7月は新型タントのフルモデルチェンジ、11月には新型ロッキー(新型ライズ)の発売、2020年後半にはダイハツ新型ムーブのフルモデルチェンジが立て続けに予定。

ただダイハツの限られた開発リソースを考えると、また昨今のコロナの事情も踏まえると、どこまで新型パッソ・ブーンの開発に割けるかは微妙か。これまでのパッソは「6年周期」でフルモデルチェンジされてるため、発売時期が2022年以降に伸びる可能性も高そうです。

ちなみに、これからフルモデルチェンジされる新型車一覧の記事も後でご参照下さい。

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新型パッソは「DNGAプラットフォーム」が採用

続いては「プラットフォームなど中身」の最新情報。

結論から書くと、トヨタ新型パッソにはダイハツの「DNGAプラットフォーム」が新たに採用されます。このDNGAは基本フレームを曲線構造に変えることで、これまでよりねじり剛性や車体の衝突安全性を向上させたプラットフォーム。

既に新型タント新型ライズ(新型ロッキー)に採用されており、どちらも試乗の評判は上々。

もちろんパッソはコンパクトカー。「軽自動車のシャシーを使って大丈夫なん?」という疑問もわきそうですが、DNGAはBセグメントまで対応できるように初期から開発が進んでた。ロッキーでも評判が上々ですから、パッソごときは問題なし。

ましてや、現行パッソは10年以上前に発売された先代モデルのシャシーを流用してる。その古いシャシーと比べると、新型パッソの剛性感を心配する必要はなさそうです。軽くてフニャフニャだったハンドリングも、フルモデルチェンジ後はしっかり感が増しそう。

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新型パッソの安全装備や搭載エンジンは?

続いては「パワートレイン」の最新情報。新型パッソの走りはどう進化するのか?

まずは変速機ですが、フルモデルチェンジ後は「新型CVT(D-CVT)」に換装される予定です。CVTはCVTのままですが、このD-CVTはスプリットギアが採用されており、8速AT並のワイドレンジ化に成功。エンジンの加速感をダイレクトに体現してくれる。

一方、新型パッソのエンジンは引き続き1.0L直3エンジンが搭載されそう。

トヨタ・ルーミー(ダイハツ・トール)の1.0L直3ターボの搭載も期待されますが、新型パッソ・ブーンの価格帯を考えると見送りの公算大でしょう。次期デザインは後述しますが、新型パッソは内外装の質感も高めてくるため、エンジンまで力を入れられないのかも知れない。

そのため車体の剛性やハンドリングなどは進化しそうですが、新型パッソの加速感については大きな進化は見られないでしょう。

そして、安全装備はダイハツの全車速域追従クルコン(ACC)付きの自動ブレーキシステムに換装されそう。ACCの精度がイマイチといった評判もあるため、第二世代トヨタセーフティセンスを新型パッソにそのまま投入しても良さそう。

既にダイハツはトヨタの子会社になった以上、そこまでダイハツ製に全部こだわる必要なくね?といい加減思ってしまう。

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新型パッソの「次期デザイン」はアイゴ風に?

続いては「次期デザイン」の最新情報。

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(ウィキ)

結論から書くと、「トヨタ新型パッソの次期デザインはトヨタ・アイゴ風に近づく」と報じるのはマガジンXの最新情報。

ちなみに、トヨタ・アイゴとはトヨタがチェコで開発生産してるAセグメントカー。主にヨーロッパのみで展開してるヤリスより一回り小さい車種。韓国ドラマに頻繁に聞かれそうなフレーズですが、アイゴの車名の意味は「I go」。

例えば、新型パッソのリア周りはアイゴのように縦長のコンビランプが採用され、リアガラスとハッチゲートが一体化する模様。リアバンパー下部にはガーニッシュカバーがあしらわれ、新型パッソはややスポーティーさも増す模様。

一方、新型パッソ(ブーン)の次期デザインは「コストを抑えた構造」とも報じられます。そのためホンダ新型N-WGNのように「かなりプレーン」な印象も強まるかも知れない。ダイハツが開発してるだけあって、ミライースのように「質素なデザイン」に軸足が置かれる可能性も。

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(ベストカー2020年2月10日号 講談社)

一方、「次期デザインは清潭さが増す」と報じるのはベストカーの最新情報。新型パッソはさながらスペイド風に仕上がる様子。どこかフランス車のシトロエンを彷彿とさせるフロントマスク。車体の小ささも相まって、意外とあり?

少なくとも新型パッソのデザインはキープコンセプトとは見てる自動車メディアは少なめ。

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新型パッソはフルモデルチェンジ後に「アイゴ」と兄弟車に?

続いては衝撃の情報。

結論から書くと、トヨタ新型パッソは海外専売の「トヨタ・アイゴ」と兄弟車になると報じるのは、やはりマガジンXの最新情報。だから、新型パッソとアイゴのデザインが似通うのも当然の話なのか。さながら三兄弟といったところ。

トヨタの2代目現行アイゴが発売されたのが2014年。現行パッソがフルモデルチェンジした時期とあまり変わらない。初代アイゴが2代目にフルモデルチェンジするまで9年経過してるので一概に言えないものの、新型パッソと同時にフルモデルチェンジが行われるとしてもおかしくない。

つまり、ダイハツが「次期パッソ」「次期ブーン」「次期アイゴ」の三兄弟を同時に開発してる可能性が考えられます。

この仮説が事実であれば、ダイハツのマンパワー不足が懸念されるところですが。現在の自動車業界の関係図を見ると、トヨタはダイハツを完全子会社化するだけではなく、実はアイゴを生産している合弁会社のTPCAも子会社化にしてる。

既に新型パッソとアイゴが兄弟車になる下地は存在。結果的に、パッソが「アイゴ」という名前を借りて世界に羽ばたく可能性が考えられます。他にもスズキが次期アイゴ(次期パッソ?)のOEM供給を受けるという面白い情報も流れております。

さすがにスズキもコンパクトカーを強みにしてる自動車メーカーのため考えにくいと思いますが、ソリオとスイフトが取りこぼしてる需要を埋める価値はあるのか。

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新型パッソにスポーツグレードが発売?パッソGRが登場?

続いては「スポーツグレード」に関する最新情報。

結論から書くと、トヨタ新型パッソ(ダイハツ新型ブーン)に「スポーツグレード」が新たに設定されそう。最近は各メーカー、各ブランドでスポーツグレードの投入が目立ちます。実際に売れてるかどうかはさておき、新型パッソ・ブーンもご多分に漏れず。

搭載エンジンは「1.0L直3ターボエンジン」。ルーミーなどに搭載されてるターボエンジンが一瞬頭によぎりますが、ダイハツが新開発する新型ターボとのこと。あくまでパッソはダイハツが開発してるため、トヨタ新型ヤリスのスポーツグレードなどに今後投入されるものとも違うはず。

この新開発の1.0L直3ターボエンジンの最高出力は110PS、最大トルクは20.0kgmを発生する予定。ルーミーやタンクに搭載済みの1.0Lターボよりも10馬力、6.0kgmほどパワフル。パッソのくせに非常に生意気なスペックに仕上がる模様。いずれルーミーなどに逆輸入されるか。

ダイハツ製のコペンGRのような例があるため、パッソにもGRブランドが投入されたとしてもおかしくないですが、これまでの情報を見る限りはあくまで「スポーティーな新グレード」という位置づけ。GR風のカスタマイズまではされないと思います。

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