【感想】ダイハツ新型ミラトコット 試乗徹底レビューまとめ【口コミ評価評判】【長所短所おすすめ】

つい先日、ダイハツから新型ミラトコットなる新型車が発売されました。宣伝には「ちびまる子ちゃん」に扮した吉岡里帆は起用されていることで話題に。花輪くんなど登場してるものの、今後シリーズ化されるかは不明。

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そこで今回カーギークでは「ダイハツ新型ミラトコット」の試乗インプレッションをレビューしたいと思います。既に新型ミラトコットを購入した方もいそうですが、今回の試乗評価や評判をクルマ選びの参考にしてください。

ミラトコットの車名の由来とは?

まず内外装の評価に入る前に、何故「ミラトコット」という車名なのかを解説したいと思います。自分も当初は何故ミラトコットと読んでいたのかは分からず困惑しました。

結論から書くと、ミラトコットの車名の由来は「造語」になります。具体的には「To Character(個性)」「To Convinience(利便性)」「To Comfortableness(安全安心など快適さ)」の3つの言葉を組み合わされてるらしい。

他にも、新型ミラトコットの車名の由来には「トコトコ」という可愛らしい響きから来ているという説も。ちなみにミラトコットはミラココアの後継車になるんで、正直先代の車名の方が分かりやすかったのは内緒。

新型ミラトコットの内外装を評価してみる

ってことで試乗記事の本題。まずはダイハツ新型ミラトコットの内外装を評価していこうと思います。そんなん興味ないわって方は下にズバッとスクロール推奨です。

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(ダイハツ新型ミラトコット 外観エクステリア)

まずはダイハツ新型ミラトコットの外観エクステリアの画像がこちら。

新型ミラトコットは「線」を基調にしたデザインで角ばった感はあるものの、どこか優しさがある雰囲気を残す。全体的にはスズキ・アルトを彷彿とさせるものの、新型ミラトコットはそこから良い意味でクセを削ぎ落とした感じのデザイン。

またサイドのプレスラインなども意外と手が込んでる。他にもリアランプが小さく設計されており、そこが素直に「可愛らしさ」に繋がってるだけではなく、なおかつハッチゲートの手狭感を感じさせない演出にも繋がってる。

既にハスラーやムーブキャンバスなどが人気なので、「丸目風ヘッドライト」は特有の目新しさはありません。それでも冒頭画像のように、新型ミラトコットは全車でLEDランプが採用されているのもクルマ選びするなら覚えておきたいところ。

○ミラトコットの主要諸元表まとめ

  • 全長…3395mm
  • 全幅…1475mm
  • 全高…1530mm
  • ホイールベース…2455mm
  • 最低地上高…150mm

少し順番はズレましたが、ダイハツ新型ミラトコットの車体サイズがこちら。新型ミラトコットはミライースがベース車両ということもあって、基本的に主要諸元はほぼ同じ。パット見のサイズ感は全く変わらないと評価していいか。

ただ新型ミラトコットの全高は1530mmと、ミライースよりも+3cmほど高く設計されてる。先代ミラココアはルーフレールが全高に加算されていたんですが、新型ミラトコットは素直に全高が高くなったと考えていいと思います。

また最低地上高はミライースよりも1cmほど低いので、その分だけ新型ミラトコットの車内空間は広くなっております。ってことで、続いては新型ミラトコットの内装や室内空間をチェックしていこうと思います。

○新型ミラトコットの内装の質感はキャスト寄り?

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(ダイハツ新型ミラトコット 内装インパネ画像)

ダイハツ新型ミラトコットの内装インパネ画像がこちら。

新型ミラトコットの内装はミライースよりも、キャストの質感に近い雰囲気。ダッシュボードにはプラスチック素材などが使用され、さながらツートンカラーが目を引きます。ハンドルも温かみがある優しい凹凸感が素敵。

また新型ミラトコットの1連メーターの横には「マルチインフォメーションディスプレイが採用。実燃費など様々な情報が表示され、さながらスズキ・ラパンを彷彿とさせるという試乗レビューも。

だから新型ミラトコットの価格帯を考えたら、内装面でそこまで安っぽさはなし。乗り心地など後述する試乗レビューも参考にしてほしいんですが、新型ミラトコットの室内の広さや居住性もミライースを上回ることは間違いないと思います。

ただし新型ミラトコットの内装面で難があるとしたら「収納力」。助手席前などを筆頭に、明らかにベース車両のミライースすらも見劣り。新型ミラトコットの荷室スペースに関しても、あくまでミライースがベース車両のため期待薄。

そのためダイハツは実用性よりも、新型ミラトコットではデザイン性を優先させてきた証か。もし新型ミラトコットを購入するなら、そこらへんの良し悪しをどう評価するか、ってところかな。

ダイハツ新型ミラトコットの走りや乗り心地の評価や評判は?

最後は試乗記事の本題。ダイハツ新型ミラトコットの走りや乗り心地など、総合的に軽自動車としての評価をレビューしていこうと思います。

○ダイハツ新型ミラトコットのエンジンスペックまとめ

  • 排気量…660cc直3ガソリンエンジン
  • 最高出力…38kW(52PS)/6800rpm
  • 最大トルク…60Nm(6.1kgm)/5200rpm
  • 車重…720kg(2WD)
  • カタログ燃費…29.8km/L
  • 最小回転半径…4.4メートル

まずダイハツ新型ミラトコットの搭載エンジンのスペックを確認しておくとこちら。ターボエンジンはムーブキャンバスなどと同様に、新型ミラトコットでも相変わらず設定はされておりません。

ただターボが設定されてない分だけ、ミライースよりもエンジンは多少パワフルにチューンナップされております。とはいえ、新型ミラトコットは逆に車重が+50kgほど増加しているので、目立った加速感の進化などは感じ取れないはず。

先代ミラココアのカタログ燃費が29.0km/Lだったので、新型ミラトコットのカタログ燃費はほぼ現状維持。新型ミライースのフルモデルチェンジがそうであったように、既にダイハツも燃費競争から一線を画している様子。

○新型ミラトコットの走りは「女性向け」度合いがアップ

で、結論からカーギークの試乗評価を書くと、新型ミラトコットの走りはミライースを上回ります。特に女性が乗る上ではミライースなどよりも、非常に優しい作りになっている気がします。

例えば、ダイハツ新型ミラトコットは「前方視界性」が良好

何故ならフロントガラスはミライースよりもサイズが大きく、Aピラーなども立て気味に設計されているから。「横線基調のデザイン」と前述しましたが、そのことも視界のすっきり感や開放感に繋がっている様子。

細かい分でチェックしていくと、ドアミラーとドア部分にスキマがあるので、デパートなどの駐車時に小さい子供などが確認できる。ママさんが乗ると仮定した場合、そういう意味で新型ミラトコットは日常の危険性が減少しそう。

また見栄え重視の軽自動車ため、新型ミラトコットのタイヤは全て14インチ。でもタイヤが大きくなるほど一般的の乗り心地は悪化しがち。ただサスペンションなどチューニングされてるのか、路面の凹凸感は思ったより相殺されており、新型ミラトコットの乗り味はミライースより改善されております。

ベース車両のミライースと大きく違う」といった新型ミラトコットの試乗の感想もむべなるかな。運転が苦手な女性ドライバーさんも多いと思うので、ダイハツ新型ミラトコットは割と運転しやすい軽自動車に仕上がっているかも。

【試乗】新型ミラトコット 評価評判口コミレビューまとめ

以上、カーギークによるダイハツ新型ミラトコットの試乗レビューまとめでした。

ダイハツ新型ミラトコットの走りは、良くも悪くも「トコトコ」。ミライースと同様にそこまで軽快さはないと思いますが、ムーブキャンバスと比べて新型ミラトコットは多人数乗車の機会は少ないはず。

そのため女性ユーザーで新型ミラトコットの走りに不満を持つ人は少ないだろうし、わりと開放的な視界性も相まって「軽自動車としては十分な及第点」を上げることができそう。特にダイハツ新型ミラトコットは「装備が充実」してるのがポイント。

自動ブレーキは言うまでもなく、新型ミラトコットはLEDヘッドライトやサイドエアバッグ、チルトステアリングなどが標準装備。面白い装備だと「車速感応ドアロック」も標準装備されているので、新型ミラトコットでは鍵の閉め忘れがない。

しかも新型ミラトコットの価格は、2WDモデルだと105万円から120万円と非常に手頃。「変な中古軽自動車を買うよりもお得」と評価するYoutubeのとある試乗レビューには思わず納得。

他のダイハツ車種も視野に入ってくる価格ではあるものの、タントやキャンバスはスライドドア。キャストはSUVテイストが強い。そこまで行くと「過剰感」を感じる女性にとっては、新型ミラトコットはまさに「最適解」なのかも知れません。

ちなみに【比較】ミラトコット vs アルトラパン【おすすめ】新型ミラトコット人気グレード一覧なども併せて参照。

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