【感想】ホンダ新型N-WGNを試乗徹底レビュー!安全装備や乗り心地などの評判は?【口コミ評価まとめ】【ダサすぎ説】

2019年8月にホンダ新型N-WGNがフルモデルチェンジを果たしました。当初はカッコいいデザインも予想されていたため、新型N-WGN(エヌワゴン)のデザインが発表された時には正直驚きました。

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(ベストカー9月10日号 講談社)

個人的にはぶっちゃけダサいとしか思えず、当該記事は少し炎上してしまいましたが、どうやら前評判と違って新型N-WGNの初期受注は2万台を超えるなど販売は好調とのこと。既に新型N-WGNの納期は2ヶ月以上先。

ここらへんは10月の安倍政権による消費増税も影響してる気はしますが、そこで今回カーギークではホンダ新型N-WGN(Nワゴン)の試乗インプレッションを徹底的にレビューしたいと思います。果たして新型N-WGNの評判は?

【試乗】ホンダ新型N-WGNの外観はダサすぎる?

まずは「外観デザイン」の感想。発売前は賛否両論だった新型N-WGNのデザインも、いざ試乗してみると新型N-WGNに対する印象が少し変わった部分もあります。

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(ホンダ新型N-WGN ノーマルグレード)

まずは「ノーマルグレード」の新型N-WGNは丸目ヘッドライトが特徴。新型Nワゴンは可愛らしさを狙ったデザイン。また最近の新型車と違って、同時にシンプルさを狙ったフォルムは全体的に凹凸感やプレスラインには乏しい。

そのため「正直ダサい」という印象は試乗前後で大きく変化することはなかったです。デザインだけで評価するなら、先代N-WGNの方が「よほど王道的」で無難にカッコよかった。新型Nワゴンのドアミラーとか本当につまらない。

ただし、新型N-WGNを実際に試乗して目の当たりにすると「塗装の質感」は決して悪くないため、画像だけで感じた「安っぽさ」はほぼほぼ感じませんでした。デザインに物足りなさは残るものの、実際に試乗したらそこまで不満感はない?

だから、ホンダ新型N-WGNは今どきの最新軽自動車にまるまる進化したというよりも、「昔からある少し古い軽自動車をそのまま質感を高めた外観」と表現すると分かりやすいかも知れない。

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○【新型N-WGN】ノーマルとカスタムの違いがなさすぎ?

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(ホンダ新型N-WGN カスタムグレード)

一方、新型N-WGNカスタムはノーマルモデルとフロントマスクはあまり変わらず。サイドのプレスラインなども同じく非常に質素。良くも悪くも、ノーマルグレードの延長線上のデザインには「物足りなさ」が残ります。

「もっとカスタムグレード系として差別化して欲しかった」という当初の感想と試乗前とやはり変わらず。ネット上の評判でも「新型N-WGNカスタムをカッコいい」といった感想はあまり見かけず。

一応、ベストカーの試乗記事などでは「ヤンチャ系カスタムではないのがN-WGN流。主張しすぎないデザインが良い」と新型N-WGNカスタムを評価してましたが、逆にヤンチャ感がないカスタム系の存在意義とは?

例えば、ノーマルグレードにもツートンカラーが設定されてたり、後述する高い安全装備などは全車で標準装備されてる事実も踏まえると、新型N-WGNはノーマルモデルでかなりお買い得。敢えてカスタム系を選ぶメリットを探すのは難しい。

○新型N-WGNカスタムは地味に装備が充実

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(ベストカー9月10日号 講談社)

ただし、実際に新型N-WGNのノーマルとカスタムを横に並べてみると、こんな感じ。

パッと見の雰囲気はほぼ変わりませんでしたが、実は詳細に比較するとヘッドライトなど両者の違いは少なくない。N-WGNカスタムの9灯式ヘッドライトは流れるシーケンシャルを採用し、フロントグリルの形状も異なります。

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(新型N-WGNカスタム シャークフィンアンテナ)

そして、新型N-WGNカスタムの特徴は「シャークフィンアンテナ」

このシャークフィンアンテナは、軽自動車だとほぼ採用されてない装備。自分もずっと前から高級グレードに採用すればいいのに、と思ってたので好印象。この分だけN-WGNカスタムの全高も1.7メートルを超えてます。

とはいえ、新型N-WGN特有の装備面の充実は嬉しいんですが、やはりデザイン性の違いを帳消しするほどではないかな。他の軽自動車と比較すると、とりわけ「カスタムらしさがない」のは正直デメリットでしかないか。

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【試乗】新型Nワゴンの内装の評判はどんなもん?

続いては「内装インパネ周り」の感想。新型N-WGNの外観デザインはやや批判的な評価を下しましたが、内装インパネ周りも微妙なのか?

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(新型N-WGN 内装 ノーマルグレード)

結論から感想を書くと、新型N-WGNの内装インパネ周りも外観と同様に質素なデザインではあるものの、各所で凹凸感が美しくメリハリが効いてる印象。ドアノブ周辺が浮き上がるように彫り込まれてたり、意外と飽きさせない。

ベースはN-BOXの内装と同じだと思うんですが、そこまで割り切って実用性に特化してない分だけ新型N-WGNの内装は「より乗用車ライク」に近付けてる印象がします。

例えば、N-BOXは運転席前にインパネボックスを設置してるんですが、N-WGNはメーターパネルを置いてる。その分だけ収納スペースは劣るものの、新型N-WGNは前方に遮るものが減って視界性が改善。

またドアノブ位置も掴みやすく、その他のボタン類などの操作性も上々。日産新型デイズなどは9インチナビを採用してるものの、新型N-WGNの8インチナビも軽自動車としては大きい部類に入ります。

○【感想】新型Nワゴンの内装は質感と装備の充実っぷりが両立

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(新型N-WGN 内装 カスタムグレード)

一方、新型N-WGNカスタムの内装インパネ周りはダッシュボード周りの素材に光沢感があって素直に上質です。ドアノブ周りも光沢感が所有欲をくすぐり、光が当たる角度などによって見え方が異なる演出も面白い。

とりわけ新型N-WGNカスタムのシート表皮はトリコット素材を採用し、サイドにはプライムスムース素材を採用。少なくとも、新型Nワゴンカスタムの内装は少なくとも安っぽさはゼロ。そこらへんの普通車の質感を超える。

だから新型N-WGNカスタムを選ぶ価値があるとすれば「内装面」にありそう。

他にもオートホールド付き電動パーキングブレーキも採用するなど、見た目や外観でガッカリ感を感じた人も実際にいざ試乗すれば、新型N-WGNの内装は「装備の充実っぷりと質感の高さ」がしっかり両立されてることが分かるはず。

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【試乗感想】新型Nワゴンの室内や荷室の広さや使い勝手は?

続いては「室内や荷室の広さや使い勝手」を評価。

結論から書くと、新型N-WGNの室内は相当広いと思います。他のライバル軽自動車も相当広いので新型N-WGNが圧勝してるわけではないですが、ホンダ特有のセンタータンクレイアウトが奏功。ここは依然として強み。

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(ベストカー9月10日号 講談社)

そして、新型N-WGNで注目すべきは「荷室」

とにかく低床設計。地面からハッチゲートの開口部下段までの高さは、なんと490mm。先代N-WGNが600mm700mm程度だったはずなので、新型N-WGNは荷室地上高が相当低くなってることが分かります。

その分だけ新型N-WGNは荷物の上げ下ろしが楽ちん。ゲート開口部もそれなりに広々。

そのためフロアボードで仕切った二段構造がデフォ。ボードを使いたくない場合、リアシート裏面に引っ掛けて置く必要があります。でも下段に荷物を入れたい場合、逆に低すぎて工夫がちょっと必須なので使い勝手は良し悪しか。

例えば、あまり動かさない荷物は下段に置いておき、頻繁に上げ下ろししがちな普段の買い物袋は上段に設置する使い方が考えられそう。大きい荷物を頻繁に上げ下ろしする場合、そもそもフロアボードは上げておくと。

ただし、画像のように買い物カゴが2個入ってますが、リアシートをかなり前にスライドさせた状態。後部座席に誰かを同時に乗せたい場合、それなりに居住性が悪化。とはいえ、それでも膝周り空間が拳1個分程度は確保されてますが。

○新型N-WGNのシートアレンジは向上してるが…

一方、新型N-WGNのシートアレンジも向上してます。例えば、助手席シートに座った状態で簡単にリクライニング操作が可能。また荷室側からワンアクションで後部座席を前に倒して格納することも可能。

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(ホンダ新型N-WGN リアシートアンダートレイ)

ただし、先代Nワゴンと同じく新型N-WGNも分割シートは採用してないため、左右一緒にシートが動きます。要するに左右独立してない。

その分、リアシート下には傘などを置いておけるアンダートレイが変わらず設置されてますが、ここらへんの使い勝手も良し悪し。おそらくホンダ的には「N-WGNとN-BOXを差別化したい思惑」も依然としてありそう。

実際問題、リアシートをガチャガチャ動かすシーンは多くないと思うんですが、ホンダ新型N-WGNのシートアレンジ力は随分と改善されてるものの、ライバル車と比較するとやや見劣りするかも知れません。

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新型N-WGNの車体サイズと搭載エンジンまとめ

続いては試乗の感想に入る前に、ホンダ新型Nワゴン(N-WGN)の「車体サイズ」や「搭載エンジンのスペック」をおさらい。

結論から書いておくと、N-WGNはN-BOXと同じ新型プラットフォームに刷新されたものの、フルモデルチェンジ前と「サイズ感はほぼ同じ」です。先代N-WGNと比べると全高が少し高くなってるだけで、室内サイズやホイールベースなども変わらず。

搭載エンジンも「S07B型」に刷新されてるものの、先代N-WGNとエンジンスペックはほぼ変わらず。むしろ新型N-WGNの車重は少し増加。逆に、カスタムグレードも見た目のゴリゴリ感が薄いこともあって、ノーマルモデルと車重は全く同じことがメリット。

○新型N-WGNの主要諸元まとめ

  • 全長…3395mm
  • 全幅…1475mm
  • 全高…1675mm(カスタムは1705mm)
  • ホイールベース…2520mm
  • 最小回転半径…4.5M(4WDは4.7M)
  • 最低地上高…140mm(4WDは145mm)
  • 室内長…2055mm
  • 室内幅…1350mm
  • 室内高…1300mm

○Nワゴン・660cc直3NAエンジン

  • 形式番号…S07B
  • 最高出力…43kW(58PS)/7300rpm
  • 最大トルク…65Nm(6.6kgm)/4800rpm
  • 車重…850kg(4WDは+60kg)
  • カタログ燃費(WLTC)…23.2km/L(4WDは21.2km/L)
  • 燃料タンク…27L(4WDは25L)

○Nワゴン・660cc直3ターボエンジン

  • 形式番号…S07B
  • 最高出力…47kW(64PS)/6000rpm
  • 最大トルク…104Nm(10.6kgm)/2600rpm
  • 車重…860~870kg(4WDは+60kg)
  • カタログ燃費…22.0km/L(4WDは20.4km/L)
  • 燃料タンク…27L(4WDは25L)

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【試乗感想】新型Nワゴンの走りや乗り心地の評価は?

ということで試乗記事の本題。ホンダ新型N-WGNの走りの感想をレビューしたいと思います。

結論から書くと、ホンダ新型N-WGNの走りは上々です。

新型Nワゴンは車重は少し増加したものの、新型プラットフォームを採用したことで車体剛性が大幅に増加。NAエンジンからして相変わらず活発に走ってくれるため、町中だと新型Nワゴンの加速感に不満はゼロ。

ベースとも言える新型N-BOXの試乗評価も高かったですが、更に車体サイズが小さくて軽量の新型N-WGNの走りは「それ」を上回る。一見すると「ナヨナヨしたひ弱さ」も感じると見た目と違って、新型N-WGNの走りはまさに「質実剛健」

いずれ2020年に販売予定の新型Honda eのコンセプトもそうですが、今後ホンダ的には「見た目は可愛いけどスポーティー」という商品を発売していきたいのか。

低床設計も全高を低く抑える効果に繋がっており、コーナリング時の嫌なロール感も軽減。操作感は素直。他のライバル軽自動車と比べて、「乗り心地はN-WGNが一番快適」とはベストカーの試乗レビュー。

まさに乗り心地以外にも操縦安定性などトータルバランスに優れており、新型N-WGNの走りは普通車以上のクオリティが体現。内装の質感、シートの座り心地やホールド性も相まって、新型Nワゴンの居住性も含めてドライバビリティは良好。

○【ネガティブ評価】4WDのタンク容量が異様に小さい

ただし、新型N-WGNは「4WDの燃料タンク容量」が異様に小さいのがマイナス。

2WDのタンク容量は27Lとスズキの軽自動車と大差ないものの、4WDモデルは「わずか25L」しかない。さすがに小さすぎる。Nワゴンのライバル車の多くは最低でも27Lですから、意外とこの差は無視できない。

少なくとも4WD車の実燃費が改善されるわけではないため、新型N-WGNの航続距離に満足する人は少ないでしょう。新型Nワゴンの4WDの実燃費は良く10km/L半ば程度と予想され、一回の給油における航続距離は350kmを割り込む可能性も高そう。

もし雪国に住んでる人が新型N-WGNの4WDを購入する場合は注意が必要。N-BOXも4WDのタンク容量が小さいため、ホンダ全体で燃費向上に苦しんでる様子も伺えます。

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新型Nワゴンの安全装備は標準装備でめちゃんこ充実

続いては「安全装備」の評価。先代N-WGNは赤外線レーザーの安っぽい自動ブレーキしか搭載されてませんでしたが、新型N-WGNの安全性能はどこまで進化したのか?

結論から書くと、新型Nワゴンの安全装備は軽自動車トップクラスの性能を誇ります。

N-BOXは10月のマイナーチェンジで換装される予定ですが、新型Nワゴンには先駆けて「新世代ホンダセンシング」が搭載されてる。この新世代ホンダセンシングは先日、フルモデルチェンジした日産新型デイズも超える?

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(ベストカー9月10日号 講談社)

例えば、自動ブレーキは歩行者だけではなくて「自転車」にも対応して作動して停止してくれる。これは軽自動車初とのこと。でも自転車にも対応した高性能な自動ブレーキ機能は、普通車を探してもそう多くはないはず。

他にも夜間での歩行者にも対応し、後方誤発進抑制機能も設定。自動ブレーキ以外にも全車速域の追従クルーズコントロール(ACC)やオートハイビーム機能、サイドカーテンエアバッグなども新型N-WGNでは用意。

まさに新型Nワゴンは全方位で安心安全機能がてんこ盛り。しかも、ホンダ新型N-WGNはデイズなどと違って、「全グレードに標準装備されてる」ってんだからすごいの一言。安全性能が低すぎた先代N-WGNとは雲泥の差。

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【感想】新型N-WGNの価格は高い?安い?

でも、気になるのはやはりお値段。ここまで安全装備が充実してるホンダ新型N-WGNの価格はどうなっているのか?

ちなみに、2019年10月に安倍政権が消費増税を行うため消費税抜き価格で表記。前述のように納期は10月以降になるため、新型N-WGNの乗り出し価格はざっくり最低でも+10~15万円程度加算してお考えください。

  • Nワゴン・G…118万円
  • Nワゴン・L…124万円
  • Nワゴン・Lターボ…139万円
  • Nワゴン・カスタムG…140万円
  • Nワゴン・カスタムL…147万円
  • Nワゴン・カスタムLターボ…154万円

以上がホンダ新型N-WGNの価格一覧になります。消費税分が加算してないので安く見えますが、新型N-WGNの価格帯はライバル車種と比べると少しお高め。例えば、日産・デイズとほぼ同価格帯。

だから日産・デイズのカッコいいデザインと比べると、のっぺりした野暮ったいデザインの新型Nワゴンが同じ価格帯?という感想は正直否めない。ただし、新型Nワゴンの装備はデイズに負けないほど充実してる。

例えば、安全性能の高さはどっちも優秀ですが、実は日産デイズは上級グレードにしか標準装備されてない。一方、新型N-WGNは120万円台のモデルから標準装備。他にもオートホールド付きの電動パーキングブレーキも全車で標準装備。

地味な部分だと紫外線&赤外線カットガラスは新型N-WGNは全面貼りに対して、デイズはフロントガラスのみ。ワゴンRも同様にフロントガラスのみに限られ、しかも標準装備されるグレード展開は新型N-WGNより少ない。

もちろん新型N-WGNも本革巻ステアリングが最上級グレードのカスタムターボ車にしか設定されない点や微妙なデザインは気になるものの、装備面の充実っぷりを考えたら新型N-WGNの「価格帯は非常に良心的」ですらあります。

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【試乗総括】新型N-WGNの口コミ・評価評判まとめ

以上、カーギークによるホンダ新型N-WGN(Nワゴン)の試乗インプレッションでした。

今回の試乗の感想をまとめると、ホンダ新型N-WGNの商品力は意外にも高いです。

正直、新型N-WGNの外観デザインは「ダサい」という第一印象の感想からあまり変わってませんが、一方で見た目に「安っぽさ」は全然感じさせない。内装の質感はやはりN-BOXベースだけあってしっかり質感が高い。

だから新型N-WGNのデザインはプラスにも働いてないものの、思ったほどマイナスにも働いてない模様。

そして安全装備を筆頭に、新型N-WGNは装備面が非常に充実。それでいて価格も比較的抑えられてる。だから外観がダサいかダサくないかデザインの好みを抜きにしても、新型N-WGNは非常にお買い得。

例えば、サイドカーテンエアバッグの標準搭載で話題になったダイハツ新型ミラトコットあたりの軽自動車の需要を根こそぎ奪いそう。変哲ないデザイン含めて、おそらく新型N-WGNのライバルはそういった軽自動車なのかも知れない。

もし140万円以下までの軽自動車の中から「単なる足車」を選ぶとしたらホンダ新型N-WGN一択か。

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○新型N-WGNカスタムはおすすめできない?

でも逆に言うと、新型N-WGNを購入するのであれば「標準のノーマルモデル」で十分かな。

カスタム系はここまでシンプルにする必要があった?…という当初抱いた感想は試乗後もあまり変化せず。そのため新型Nワゴンはノーマルグレードから装備が充実してるが故に、カスタムグレード特有の「スペシャリティ感」は意外と少ない

N-WGNカスタムは内装の質感は確かに高いものの、見た目がさほど変わらないのに最低でも150万円を超えてくる。そこまでお金を出すなら日産新型デイズハイウェイスターといった強烈なライバルに入ってくるため選択肢としてはやはり微妙か。

また安全装備で近々Nワゴンに追いつくN-BOXを買わずに、敢えて新型Nワゴンを選ぶ理由やメリットもあまり見当たらない。実用性だけで評価したら、依然として新型N-WGNよりN-BOXが上回るでしょうから。

もちろんノーマルグレードとカスタムグレードは10万20万円程度の価格差しかないので、お金に余裕があれば内装の質感が高い新型N-WGNカスタムを買った方がぜったい幸せになれます。

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