【評価】シトロエン新型C3 試乗レビューまとめ【評判・口コミ・インプレッションまとめ】

2017年7月にフルモデルチェンジしたのが「シトロエン新型C3」。いわゆるフランス車だけあって親しみがない人も多そうですが、かなり奇抜なデザインではあるものの非常にお買い得なSUVとなっております。

実際、シトロエン・C3の累計販売台数は全世界で350万台を超える人気車種。

そこで今回カーギークではシトロエン新型C3の試乗インプレッションをレビューしていこうと思います。新車市場では輸入車の販売割合が増えており、たまには国産車以外にも目を向けてみるのもいいかも知れない。

シトロエン新型C3の外観エクステリアを評価

最初はシトロエン新型C3の内外装をチェックしてみようと思います。先程の画像を見ても分かるように新型C3は非常に奇抜。自動車雑誌の試乗記事ではどう評価しているのかなど総合的にレビューしてみた。

(シトロエン新型C3 外観エクステリア)

改めて確認すると、シトロエン新型C3の外観エクステリアがこちら。まさに丸みを帯びた塊感があるスタイリング。C3のフロントマスクは非常に肉厚で存在感があり、一見するとさながら日産ジュークのような雰囲気。

シトロエン新型C3は非常にインパクト感がありつつも、おしゃれなスタイリングに仕上がってる。マガジンXの試乗レビューでは「押し付けがましくないところがなくてフレンドリー」と新型C3の外観が評価されていました。

ちなみに、今回のフルモデルチェンジからゼニスウィンドウ(運転席上部まで伸びる巨大なフロントガラス)は廃止。+10万円でガラスルーフを設定できるため、そこでお金を取ろうという判断か。

新型C3の試乗レビューの中では惜しむ感想もあるにはあったものの、個人的には最近流行ってるツートンカラーには魅力は劣っていると思うので、特にゼニスウィンドウが廃止されても問題はなさそうです。

○新型C3のおすすめ注目ポイントが「エアバンプ」

(シトロエン新型C3 エアバンプ)

その代わりに新型C3に導入されたのがサイドドアの「エアバンプ」と呼ばれるもの。

国産SUVだとスズキ新型クロスビーの3トーンカラーも彷彿とさせますが、「軽い衝撃も耐えられる」ようなものに仕上がってる。シトロエンが「買い物かごがぶつかっても大丈夫」とアピールしてますが、言っても知れてる。

そのためあくまで見た目目的で採用してると考えていいでしょう。非常に面白いデザインであり、今回のシトロエン新型C3を購入する一つの大きな要素になりそう。

ただエアバンプ部分だけ素材は異なるので、長期間保有する場合など経年劣化など扱いに注意が必要かも知れない。またCピラーに貼られているシールも劣化がやや心配。シトロエン新型C3は未来的なデザインではあるものの、外装に安っぽさもなくはない。

○シトロエン新型C3の主要諸元まとめ

  • 全長…3955mm
  • 全幅…1730mm
  • 全高…1530mm
  • ホイールベース…2465mm
  • 最小回転半径…5.4メートル

ってことで改めてシトロエン新型C3の主要諸元をまとめるとコチラ。

ざっくり言うと、新型C3の車体サイズは国産Bセグメントカーレベルであることが分かります。最小回転半径こそ若干の大回り感はありますが、新型C3は日本の道路事情では非常に扱いやすいサイズ感であることが分かります。

見た目の可愛らしさから新型C3は女性ユーザーも多いのも納得。国産のコンパクトSUVを探すと全長が4メートルを超える車種も多く、そういう意味でもシトロエン新型C3のサイズ感は「これぞコンパクトSUV」と呼べる絶妙なサイズ感と評価。

シトロエン新型C3の全高はSUVとしてやや低いものの、それでもドア開口部高は140cm~132cm程度は確保されているため、新型C3の乗降性はそこまで不便ってことはありません。特に身長が低い女性であれば、乗降性は全く気にする必要はなさそう。

新型C3の内装は安っぽい?室内は広い?

続いてはシトロエン新型C3の内装の質感や室内の広さをレビューしてみようと思います。

(シトロエン新型C3 内装インパネ画像)

まずはシトロエン新型C3の内装インパネ周りの画像がこちら。

赤色の差し色が何ともおしゃれ。ベストカーの試乗記事では「シトロエンらしく独創的」と評価。マガジンXの試乗記事でも「スイッチ類も少なくてあっさりとした印象」とまずまずの評価。液晶ディスプレイの位置が絶妙で、新型C3は操作類など非常に扱いやすく設計されてる。

ただシトロエン新型C3の価格帯は219万~243万円のため、内装の質感については過度な期待は禁物。デザインは良いものの、細かい質感は国産SUVの方が…。また収納類もいまいち。とりあえず色んなポケットを付けました程度で使いやすさは微妙。

でもシトロエン新型C3はフランス車らしく、その分だけシートの質感は高め。柔らかく沈むシートの乗り心地も上々。運転席に座るとピッタリとドライビングポジションが合うため、新型C3を運転しててもストレスが溜まることは少なそう。

○新型C3の室内は拡大したものの…

一方、新型C3の広さは平凡。新型C3はホイールベースは70mm長くなっているので、先代モデルよりも室内は拡大してる。後部座席の足回り空間は成人男性の場合、拳一個分程度は確保されてる程度か。

だから他の国産ミドルSUVと比べると、新型C3はBセグメントサイズだけあって室内の広さは言っても知れてる。また荷室スペースは300Lと大きくもなく小さくもなく何とも微妙な広さ。他にもリアシートはフルフラットには倒せないなど、C3の室内で特筆すべき部分は少なめ。

それでも新型C3の独特の見た目の印象から与えられるほど、シートの良さも相まって居住性は悪くはなく、「パッケージングはミニに似ている」と評価するのはマガジンXの試乗レビュー。

【感想】シトロエン新型C3の試乗評価はどんなもん?

ってことで最後は試乗記事の本題。シトロエン新型C3の走りの感想をレビューしていこうと思います。

○新型C3のエンジンスペックと車重

  • エンジン排気量…1200cc直3ガソリンターボ
  • 最高出力…81kW(110PS)/5500rpm
  • 最大トルク…205Nm(20.9kgm)/1500rpm
  • 変速機…6速AT
  • 車重…1160kg

まず簡単にシトロエン新型C3のエンジンスペックを確認しておくとこちら。

流行りのダウンサイジングターボを採用し、1200ccエンジンでは珍しく直3エンジン。一方、出力は1500cc並、トルクは2000cc並と共にパワフル。新型C3から4速ATから6速AT(アイシンAW製)に進化したのも注目。

○しなやかな乗り味で疲労感が少ない

結論から書くと、シトロエン新型C3の走りの評価は上々。自動車雑誌の試乗レビューを読んでも、新型C3のネガティブな評判は意外と見かけません。

シトロエン新型C3のプラットフォームは先代C3と同様「PF1プラットフォーム」を採用。現在は名前を「Aプラットフォーム」に改名しているものの、中身は多少改良された程度になります。

それでも「頭に思い描いたラインを寸分違わずきれいにトレースしてくれるような見事さがある」と新型C3を評価するのはマガジンXの試乗レビュー。シートの快適なホールド性も相まって、シトロエン新型C3の走りは「しなやかさ」が体現されてる。

20年前のプラットフォームだけど(中略)能力不足は感じない」とはやはりマガジンXの試乗。見た目の先進っぷりも合わせると、シトロエン新型C3の走りは「温故知新」という表現がまさにぴったりか。

○加速力は十分だが、振動は少なめ

また車重の軽さも相まって、新型C3の加速力は十分。直3エンジンのため騒音などは気になるものの、「振動が少なくパワーも必要充分」とはベストカーの試乗レビュー。排気量も1200ccもあるので直3ターボの中では結構パワフルな部類に入る。

アイシンAW製の6速ATも素性が良い。踏み込んだら踏み込んだだけ走る特性ではないものの、しっとりした乗り心地とマッチした加速感を発揮。フォルクスワーゲン新型ポロの直3ターボよりも評価する試乗記事も見かけます。

SUVらしい見切りの良さや手頃なサイズ感など、シトロエン新型C3は誰にとっても扱いやすいクルマと評価できそう。

シトロエン新型C3の実燃費はどんなもん?

このしっとりした加速感が、シトロエン新型C3の実燃費にも奏功。

マガジンXの試乗レビューによれば、シトロエン新型C3の平均燃費は高速燃費が15km/L前後街中燃費だとカタログに近い18km/L前後とのこと。大きく何か主張するターボエンジンではないからこそ、無駄なアクセルワークが減るんだと思います。

少なくともかなり乱暴に乗り回しても、新型C3の実燃費は11・12km/Lを大きく下回る可能性は低いと思います。

もちろん新型C3はハイオク仕様のため維持費は安くないものの、それでも素性が良い走りは燃費面で貢献してることに違いはなく、個性的な見た目とは違って「中身はオーソドックスに良い」と改めて評価できそう。

シトロエン新型C3 試乗評価・評判・口コミまとめ

以上、カーギークのシトロエン新型C3の試乗レビューでした。

今回の試乗を一言でまとめると、シトロエン新型C3の良さはやはり乗り心地が挙げられます。

新型C3はサスペンションのストローク量も懐が深いため、後席シートは特に乗り心地が良い。運転しててもストレスレスのため、ファミリーカーはやや大げさですが複数乗車でも使えそう。

BセグメントサイズのSUVがそもそも少ないこともあって、女性ユーザーは重宝しそう。新型C3は高速道路でもしっかり力強く走ってくれるので、例えば女友達を連れて旅行するといった使い道が考えられます。

安いおすすめ外車SUVランキング」でもお伝えしたように、シトロエン新型C3が最も安い外車SUV。そのためドアミラーは上級グレードでも電動格納式ではなかったり、内外装もしっかり確認すると露骨に安っぽさがあったり、新型C3は価格相応の割り切りは見られます。

ただ、それでもシトロエン新型C3は自動ブレーキ(歩行者対応)やスマートエントリーキーなど最低限の装備は充実してる。他にもスマホアプリと連動するルームミラー部分にフルHDカメラも標準装備。

音声は録画できないなど不満点はあるものの、新型C3のパッケージングそのものは非常に考えられてる。価格との兼ね合いも考えると、中身はコスパに優れてると思うのでシトロエン新型C3は使い古すことを前提に購入すれば、しっかり損はしないお買い得な輸入車SUVではありそう。