【フォルクスワーゲン】新型ポロ 試乗インプレッションまとめ【おすすめ評価ポイントetc】

つい先日、フォルクスワーゲン新型ポロがフルモデルチェンジを8年ぶりに行いました。ポロといえばゴルフに次ぐ人気車種。特に日本のような道路事情だと、ポロのようなコンパクトカーは人気。

そこで今回はフォルクスワーゲン新型ポロの試乗インプレッションをレビューしたいと思います。新旧ポロとの比較など、新型ポロは走りの面以外でもどう進化したのか評価してみました。

果たして新型ポロはお買い得なのか?おすすめなのか?今回の新型ポロはダウンサイジングしたものの、果たして口コミや評判は悪くないのか?マイナス評価はないのか?是非クルマ選びの参考にして下さい。

新型ポロの内外装を評価してみる

試乗記事ではありますが、まずフォルクスワーゲン新型ポロの内外装を評価してみたいと思います。一見すると何も変わってないように見えますが、意外と新型ポロの変更点は多い。

(ベストカー4月26日号 講談社)

ベストカーの記事を引用すると、左の新型ポロのフロントマスクは右の先代ポロよりも「おとなしめな顔」に仕上がってます。全体的に黒い部分が減少して、良くも悪くも薄味になった印象。ゴルフとの違いを付けるためか。

新型ポロのリア周りを見ると、特に注目がテールランプ。画像からでは伝わりづらいですが、リアランプはフルLED化されております。リアバンパーもディフューザーが埋め込まれており、走りに貢献。

他にも今回のフルモデルチェンジでは、安全デバイスなど装備面が色々と充実してる点が注目。

新型ポロの主要諸元は4060×1750×1450mm(全長×全幅×全高)。つまり新型ポロはついに3ナンバーサイズに拡大。およそ4代目ゴルフよりサイズがやや小さい程度。一方、全高は1cmほど低下。

そのため画像だと分かりづらいですが、新型ポロは全体的にはロー&ワイドなフォルムに仕上がっております。一方、サイドのプレスラインが彫り込まれたことで伸びやかさも感じさせるか。ちなみに新型ポロのホイールベースは2550mm。

○新型ポロの内装や室内荷室空間はどうなんだい?

続いては新型ポロの内装インパネ周り。

内装の質感については、可もなく不可もなくといったレベル。ポロの見た目同様に、良くも悪くも下手な派手さはありません。先代比で割高になってるものの、新型ポロの価格帯(209~265万円)を考えるなら「及第点」。

ガラスパネルのタッチパネル式ナビなど全体的には上質か。また先代ポロと比較すると、新型ポロは視界性が向上。また操作パネルの配置も工夫することで、全体的に見晴らしも改善されております。

そして車体の拡大に伴って、新型ポロの室内空間は広々

特に先代ポロ比で全幅が+65mmになったことで、より広さが体感できるはず。車内は密室空間のため、パーソナルスペースが確保されるのは大きい。様々な試乗記事を読んでも、新型ポロの広さはどこも評価されております。

成人男性が乗っても、後席シートの足回りは拳2個分ぐらいの空間があるはず。やはり車体サイズの拡大がモロに貢献。新型ポロは同乗者もゆとり感が増しており、全体的な居住性は改善されているはず。

○新型ポロの荷室空間はクラス最高の広さ

そして新型ポロは荷室スペースもかなり拡大。

具体的には先代ポロと比べると+71Lも拡大しており、新型ポロの荷室スペースは351Lも確保。後席シートを倒した状態だと、更に荷室スペースは先代比+173Lの荷室1125Lまで拡大します。

さすがに大きい荷物を大量に積載するのは難しいものの、お母さんの買い物袋などであれば新型ポロは大抵は余裕で積み込めるはず。あくまでコンパクトカーという立ち位置で考えると、新型ポロの実用性は非常に高い水準と言えるのではないか。

車体サイズの拡大は、そのまま荷室ラゲッジや室内スペースの拡大に素直に繋がっていると評価して下さい。

フォルクスワーゲン新型ポロの走りの評判ってどうなん?

ということで本題。新型ポロの走りの評価。実際に試乗した感想や世間様の新型ポロの評判はどうなのか?

結論から評価を書いちゃうと、新型ポロの走りは上々。なかでも特筆すべきは、やはりシャシー性能の高さ。新型ポロが今回のフルモデルチェンジから採用した新型プラットフォーム(MQB)の剛性が至って高い。

そのため新型ポロは走行安定性は抜群であり、ハンドリングも正確でクイック。「コーナーの入り口で減速しながらステアリングを切り込んでも巻き込むような挙動がいっさい出ない」と評価するのはベストカーの試乗記事。

同クラスの国産車と比べても、新型ポロの車体の剛性感の良さは際立つ。そのため新型ポロの操舵感は安心そのもの。今回のフルモデルチェンジで全幅が拡幅されたことも奏功。路面からの振動を見事にいなしてくれる。

そのため新型ポロの乗り味に不快さはなし。とりわけスピードを出す高速道路上での走行など、特に新型ポロの走りの安心感は先代ポロと比べると「ひとしお」。ストレスフリーな乗り心地は長距離移動もきっと楽。

ACC機能も設定できるため、新型ポロは安全面でも強化されてるのが嬉しい。

○新型ポロの1.0L直3ターボエンジンは非力?

また新型ポロは1.0L直列3気筒エンジンに換装されたものの、最高出力は95PSとアップしており加速感は必要十分。むしろ粘り強いサスペンションなど、かえってシャシー性能の高さが際立ってしまうほど。

新型ポロは前述のように装備面が充実しているため、軽量新型プラットフォームが採用されたものの車重は増加。またダウンサイジングも相まって走りは不利になるはずなんですが、基本的にネガティブな試乗記事は少なめ。

新型ポロは排気量が小さくなってるものの、逆に実用域のトルク(低速トルク)が太くなった。「走り始めると、たしかに実用域のトルクはなかなか」と評価するのはカートップの試乗記事。新型ポロは街中で走らせる分には、加速感はリニア。

そしてシャシー性能の高さから生み出される安定感が相乗効果となって、試乗してみれば「新型ポロの総合力の高さ」みたいなんが光るんじゃないかと思います。改めて走りの良さは加速感だけじゃないんだなと、様々な試乗レビューを読んで気付かされました。

○新型ポロは3気筒特有のノイズが気になる?

ただ先代ポロと比べると、3気筒特有のノイズが気になるという試乗記事も。それでも1500回転までエンジンを回せば、さほど気になるレベルではなさそう。7速DSGも相まって実際に試乗するなりすれば、そこまでネガティブな感想は持たないかも。

マガジンXの試乗記事では「市街地を流して走っているぶんには3気筒特有の振動や騒音をほとんど感じない」と新型ポロを評価しております。新型ポロは車重増に伴って、ウィンドウガイドやガラスの厚みなど静粛性の対策も施されてるんだとカーギークでは予想してみる。

3気筒エンジンはほどほどに振動してるものの、エンジンマウントがしっかり雑味を吸収。やはり乗り心地に悪影響はなし。高速走行域での静粛性の高さは従前どおりを維持。所詮は3気筒ではあるため、過度な期待は禁物なんでしょうが…。

トヨタ新型カローラスポーツ試乗レビューも参照。

○車体サイズ拡大でポロの取り回し性能は悪化してるか?

新型ポロは最小回転半径が4.9Mから5.1Mに拡大して、数字上は取り回しがしにくくなったものの、言ってもコンパクトSUVの最小回転半径が5.3M前後ってことを考えたら、そこまで小回り性能が悪化したとも評価できないと思います。

様々な試乗レビューを読んでも、例えば狭いウラ路地を走行してても運転のしにくさは指摘されてることは少ない。むしろ「狭い道に入ると、今度はまるでクルマが縮んだかのように扱いやすい」と評価するのはマガジンXの試乗レビュー。

もちろん目に見えて新型ポロは車体サイズが大きくなってるので、先代ポロと比べたら間違いなく取り回し性能は悪化してる。それでもめちゃくちゃ運転しにくいかと言えば、そこまで気にしなくていいんじゃないかと思います。

新型ポロの実燃費は悪化してないのか?

続いての試乗レビューは「実燃費」。

新型ポロのカタログ燃費はダウンサイジングしたにも関わらず、先代ポロと比較すると22.2km/L→19.1km/Lと目に見えて悪化してます。やはり試乗記事で気になるのは、新型ポロの実燃費がどうなるのか?という点。さすがにちょっと心配になるレベル。

ただ結論から書くと、新型ポロの実燃費はそこまで心配しなくていいと思います。カタログ燃費でこそ激減してますが、新型ポロの実際の実燃費は上々。むしろ先代ポロを上回るほどのレベルかも知れません。

具体的な実燃費をチェックしておくと、おそらく市街地燃費は20km/L前後に落ち着きそう。場合によっては、新型ポロの実燃費は20km/L台前半に及ぶことも。アイドリングストップは国産車と同様に一定速度以下で発動することが、新型ポロの実燃費に貢献してるものと考察してみる。

ちなみに、アイドリングストップが発動するとパワステ部分の動作も止まるため、ちょっとしたハンドル操作はキツくなるのは注意。

ただし新型ポロの高速燃費は10km/L台後半とやや苦戦。1.0L直3ターボは高速域での伸びの弱さが燃費性能の足を引っ張る。それでも15km/Lを下回ることは少なそう。特にACC作動時は高速燃費が20km/Lを超えることも。

新型ポロはハイオク仕様車のため維持費の点では気になるものの、ここまで実燃費が良ければ思ったほど負担感はなさそう。

新型ポロ 試乗評判・口コミ感想レビューまとめ

以上、カーギークによるフォルクスワーゲン新型ポロの試乗インプレッションまとめでした。

新型ポロは価格が3~10万円ほど割高になってるものの、その価格分以上に商品力が向上しているとカーギークでは評価。特に車体サイズ拡大に伴って、室内の使い勝手の良さなどにシンプルに繋がってる。新型ポロはホンダ・フィットと比べても後席空間は負けないレベル。

だからといって新型ポロのマイナス面は非常に少なく、「従来のポロの扱いやすいサイズを愛してやまずボディ拡大を嘆いていた私にとっても、この新型ポロの出来の良さは嬉しい誤算」とマガジンXの試乗記事。

ゴルフも随分と車体サイズも大きく拡大したため、新型ポロがある意味ベストサイズなのかも知れない。国産コンパクトは「5ナンバーサイズが絶対条件」みたいな風潮がありますが、その方向性が正しいかどうか新型ポロの試乗レビューが教えてくれてるのではないか。

○新型ポロの買い方は難しい?

ただ「ポロの出来はよい。よいが、迎え撃つ国産コンパクトたちを蹴散らす、脅かすそんざいとまではいえない」と新型ポロを評価するのは、ベストカーの試乗記事。確かに国産コンパクトの質や商品力はここ3年4年で急上昇。

例えば走りだけ見ても、スズキ・スイフトスポーツや日産・ノートe-POWERなどは非常に優秀。デミオのディーゼルターボは、海外も含めたコンパクトカーの中で唯一無二の武器。新型ポロに全然負けてない。

一方、新型ポロの売れ筋のミドルグレード「TSIコンフォートライン」は、自動ブレーキまで搭載してしまえば価格は240万円近くまでなってしまう。これはゴルフの最廉価モデルも射程圏内に入ってくるレベル。将来的にポロに新型1.5L直4ターボが搭載されるものの、価格的には期待薄でありましょう。

だから新型ポロは様々な面で進化しているものの、いろんな試乗記事でやんわりと指摘されているように、価格や車体サイズなどで総合的に評価すると新型ポロはまさに一長一短。ますますポロの買い方は難しくなっているのかも。

それでも、この「価格帯と商品力の高さで購入できる外車」は新型ポロぐらい。そのためはじめて外車や輸入車を購入する方にとっては、これまで以上に新型ポロほど失敗しない安心できる買い物もないとカーギークでは評価。新型ポロ以下の小さいコンパクトカーが欲しいのであれば国産コンパクトを選べばいいだけの話だと思います。

ちなみに新型ポロに興味があれば、「新型ポロvs新型ゴルフ」の比較記事もお暇な時にでも参照してみて下さい。