トヨタの高級セダン車が「クラウン」。2018年にフルモデルチェンジしたばかりですが、そこから早2年が経過。販売のテコ入れを兼ねて、2020年11月2日に新型クラウンがマイナーチェンジを行う模様。
そこで今回カーギークでは「トヨタ新型クラウンのマイナーチェンジ最新情報」を簡単にまとめてみました。
ターボがRS系グレードに集約
まずは「グレード構成」に変更点があります。
現行クラウンは主にノーマルグレードとスポーティーさを売りにしたRS系グレードに大別されると思います。それが今回のマイナーチェンジから「2.0Lターボエンジン」がRS系グレードに集約されます。
つまり、今後のクラウンは「ターボ搭載車はRS系」と「ハイブリッド搭載車のそれ以外」に区分けされる。燃費規制が日本国内でも強まるため、ターボ搭載車はできるだけ減らしたい狙いがあるんだそう。
だから廉価グレードの「B」もハイブリッドオンリーになります。実際、購入する人は極めて少ないので影響なさそうですが。ただクラウンは「RSのハイブリッド」が一番売れてたと思うので、そこらへんがどうなるかは不明。
ボディーカラーに新色レッドが追加
他にも今回のマイナーチェンジでは装備面などに変更点があります。
例えば、ブラインドスポット警告が廉価グレードの「B」にも標準装備されます。「G」「Gエグゼクティブ」「RSアドバンス」は本革シートが標準化され、「RS」の内装シートも合皮コンビが標準化されるそう。クラウンの価格帯は若干上がりそう。
一方、オプション設定に用意されていた電動ムーンルーフやおくだけ充電といった機能が無くなるそう。
そして、ボディカラーでは「エモーショナルレッドⅡ」が新たに追加。これはRAV4 PHVのイメージカラーと同じ色。クラウンの方が格が高いので一概に言えないものの、スポーティーさを求める人には朗報か。逆にジャパンカラーセレクションは今回のマイナーチェンジで消滅らしい。
だから「マイナーチェンジ」と表現していいほどの大掛かりな変更点は少なそう。
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