スズキを代表する軽自動車といえば「アルト」。初代アルトは1979年に発売され、2016年には累計販売台数が500万台を突破した人気車種。アルトとミラの販売推移の比較記事も書いたこともあります。
アルトは2014年にフルモデルチェンジして以来、早4年が経過しようとしています。新型プラットフォーム「ハーテクト」が新型アルトに初めて搭載されて話題になったものの、そろそろ大きなテコ入れも欲しい所。
そこで今回はスズキ新型アルトのマイナーチェンジ最新情報をまとめてみました。いつマイナーチェンジが行われるのか?はたまたマイナーチェンジではアルトワークスやアルトターボRSのような新型モデルの投入はあるのか?
新型アルトのマイナーチェンジ時期は2018年秋頃
まずはいつ新型アルトはマイナーチェンジを行うのか?やはり気になる発売時期をチェックしてみましょう。
結論から書いてしまうと、スズキ新型アルトの発売時期は2018年秋頃と見られています。マイナーチェンジ情報に定評がある複数の自動車雑誌を確認すると、2018年10月か11月頃にアルトに動きがあると指摘してるところが多い。
もしかすると一部改良止まりの可能性もあるものの、やはり今年2018年後半に新型アルトがテコ入れされることは間違いなさそう。これまでスズキ・アルトが一度もマイナーチェンジを行っていないので、基本的にマイナーチェンジと考えていいか。
マイナーチェンジ後は安全性能が大幅にアップ!
じゃあ今年2018年のマイナーチェンジで新型アルトはどう変わるのか?
これも結論から書いちゃうと、新型アルトの予防安全技術が進化すると見られています。現行アルトの自動ブレーキは未だに「赤外線レーザーのみ」の古いタイプ。もはやあってもなくても一緒の性能。
これが昨年フルモデルチェンジを行った新型スペーシアなどに搭載済みの「単眼カメラ+赤外線レーザー」を組み合わせた自動ブレーキが新型アルトにも設定される予定。
この自動ブレーキは歩行者にも対応し、自動ブレーキの作動条件も大幅に進化した最新のもの。もちろん軽自動車レベルの性能ではあるものの、自動的に切り替えるハイビームアシストや標識認識機能も付随してる優れもの。後方ブレーキもセットされるはず。
つまりマイナーチェンジ後の新型アルトの安全性が高まることは間違いなさそう。ただ価格が6万円近くするため、新型アルトに標準装備化される可能性は低いのではないかと思います。あくまでセットオプション。
マイナーチェンジでアルトの外観デザインが変わる?
あと気になる情報もあります。
それが今回のマイナーチェンジで「新型アルトのデザインが変更」されるかも知れないということ。残念ながら情報の確度は高くないものの、確かにスズキ・アルトの見た目はちょっと独創的。
アルトを商用車として利用する人も少なくないと思うので、現行アルトのややもすると奇抜な見た目はいささか人を選ぶことは間違いないはず。先代ワゴンRはマイナーチェンジの度に、わりと見た目の変更が行われていたので、今回のアルトでもその可能性はゼロではなさそう。
とりあえず今回のマイナーチェンジではバンパー周りやホイールデザインの変更が予定されているそう。
○新型アルトはカタログ燃費競争から離脱?
ちなみに今回のマイナーチェンジでカタログ燃費が向上することはおそらくないでしょう。
先日フルモデルチェンジした新型スペーシアのことを考えると、既にスズキもカタログ燃費競争から距離を置いてる。アルトのライバル・ミライースも同様。
そのため新型アルトは無理に燃費を向上させることはなく、むしろ車体剛性のアップなどが図られる可能性の方が高そうです。
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