日産のミニバン車といえば新型セレナ。ただ、日産車にはセレナよりも上位モデルに位置する高級ミニバン車が「エルグランド」。エルグランドはミニバンでも珍しく走りに特化しており、ライバルにはホンダ・オデッセイなどが挙げられると思います。
しかしながら、日産エルグランドの発売年は2010年8月と相当古い。はや10年が経過しようとするなど、日産エルグランドの基本設計はかなり古いことは明白。一方、2021年の早い段階でホンダ新型オデッセイはビッグマイナーチェンジを行うなど、他車と比べてもテコ入れの頻度も少ない。
そこで今回カーギークでは「日産新型エルグランドの最新フルモデルチェンジ情報」を徹底的に解説したいと思います。自動車雑誌などでは次期エルグランドの情報は流れては消えてますが、果たして本当にフルモデルチェンジするのか?
発売日は2022年?
まずは「発売日」の最新情報。日産新型エルグランドはいつフルモデルチェンジするのか?
日産新型エルグランドの発売時期は2022年頃と報じるのはベストカーの最新情報。当初は「日産新型エルグランドの開発は進んでいない」などと報じられていましたが、どうやら次期モデルの開発は進んでいる模様。
ただ次期エルグランドの情報を報じる自動車雑誌はほぼ存在しないなど、やはり2020年時点でも未だにめぼしいリーク情報はない状態。キューブが2020年に販売終了するなど日産車のラインナップの統廃合が進んでおり、エルグランドもご多分に漏れず販売終了される可能性すらありそう。
日産新型フェアレディZのマイナーチェンジ情報でも触れましたが、「nissan from AtoZ」という計画でエルグランドのシルエットが確認されてないことから、少なくとも2020年や2021年の早い段階でフルモデルチェンジする可能性は低そう。
次期エルグランドにe-POWERは搭載される?
続いては搭載エンジンやシャシーの最新情報を解説。
日産新型エルグランドに搭載されるエンジンは「2.5L直4NAエンジン」と報じるのはベストカーの最新情報。おそらく現行エルグランドに搭載されてるQR25DE型をブラッシュアップさせ、そこにマイルドハイブリッドが組み合わされるか。3.5L V6エンジンはフルモデルチェンジを機に消滅しそう。
一方、日産の代名詞ともなったe-POWER化されるかは不明。エルグランドの車重はセレナより200~300kg重い程度なので問題なさそうですが、第二世代e-POWERがどうなるのか次第か。場合によっては完全なピュアEV化もあるか。
シャシーは引き続き現行エルグランドのものが流用されそう。2016年にフルモデルチェンジした日産・セレナですら先代のシャシーを流用していたぐらいですからね。自動車業界ではルノーに多くの株式を握られてるため、日産自動車の立場が弱いまま。政治力の点でもマンパワーの点でも厳しそう。
○EV化されればシャシーは刷新される?
ただ2020年に発売される電気自動車SUVの「アリア」はプラットフォームは新開発。もし新型エルグランドがピュアEV化されるのであれば、プラットフォームは結果的に刷新されそう。高級ミニバンはやはり利幅が大きい。アジアを筆頭にミニバン需要は未だに大きい。
それなりに次期エルグランドは期待して良いのかも知れない。現状だと「EVミニバン」のライバルはいない。もし先駆者特権を得ることができれば、エルグランドというブランドも復権できるのかも知れない。
コメント
エルグランドは燃費が悪い燃費大幅に伸ばしてなおかつ馬力あがれば俺は買うでしょ