日産の高級ミニバン車が「エルグランド」。ただ現行エルグランドの発売年は2010年8月と10年以上前。フルモデルチェンジの最新情報も出ては消えての繰り返しでした。
でもこの度、日産が新型エルグランドのマイナーチェンジを行うことが決定。2014年1月に一度行ってるので二度目のマイナーチェンジ。果たして新型エルグランドはどう進化するのか?
2020年11月にマイナーチェンジ?
まずは発売時期の最新情報。
日産新型エルグランドは2020年秋にマイナーチェンジを行います。既に9月10日にティザーサイトも公開済み。日産自動車いわく、新型エルグランドの正式発表は今月10月にも行うらしい。
ただし、発表と同時に発売されるかは不明。これまでエルグランドは11月12月にテコ入れされることが多かったので、実際にマイナーチェンジを行うのは更に翌月の2020年11月頃と予想してみる。
デザインが大幅変更?
続いては「デザイン」の最新情報。
今回のマイナーチェンジの目玉は「外観デザイン」の変更。主にはフロントグリルのデザインが変更されます。平行四辺形が無数に並んだ、ややもすると格子状の形状に変わってます。セレナに近づいた雰囲気。
トヨタ・ヴェルファイアを意識した二段式ヘッドライトは変わらないんですが、マイナーチェンジ後は「フロントグリルと一体感あるデザイン」に変更されたことで塊感ある顔付きに変わった印象。
ちなみに、現行エルグランドのフロントグリルは横長のメッキバーが並んだデザインでした。良くも悪くも、新型エルグランドの顔付きはアクが取れてるのかも知れない。
一方、新型エルグランドのリア周りは大きな変更点はなさそう。ハンドルの持ち手部分など現状維持。
ただ今回のマイナーチェンジで「ツートンカラー仕様」がエルグランドにも追加されます。現行エルグランドの車体カラーは地味な5色しかなかったんですが、セレナに追随するかのように派手なカラーも増える模様。
内装インテリアは進化する?
一方、内装インテリアは今回のマイナーチェンジで変わるのか?
新型エルグランドの内装インテリアがこちら。パッと見は現状維持。大きな変更点はないように見えるんですが、地味に変わってる部分があります。
それがナビ画面。今回のマイナーチェンジで「10インチ」に拡大。そのためオーディオ系のスイッチ類などが移設されるなどして、センターコンソールパネルは実は変わってたりします。インパネ周りはややスッキリした印象。
安全装備は大幅に進化
続いては「安全装備」の最新情報。
新型エルグランドも「最新のプロパイロット」がようやく標準装備されます。現行エルグランドも全車速域追従クルーズコントロールは付いてるものの、ステアリングアシストがないなどプロパイロットの設定はなかった。
ただし、スカイラインに設定されてるプロパイロット2.0ではなさそう。いわゆる手放し運転まではできないはず。いくらエルグランドが高級ミニバン車にカテゴライズされてても、そこらへんは価格との兼ね合いもあるのかも知れない。
他にも今回のマイナーチェンジでブラインドスポット警告や標識検知機能なども追加されます。そのため何故ここまでテコ入れが遅れたかは不明ですが、新型エルグランドもようやく「セレナ並みの先進装備」が用意されます。
価格は多分ほぼ据え置きか。
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