スズキの軽トラといえば「キャリイ」。いつもキャリイなのかキャリィなのか迷ってしまいますが、前者の「キャリイ」が正解です。30年40年以上も前から発売されている、まさにスズキを代表する軽トラ。
このスズキ新型キャリイが近々マイナーチェンジ(もしかしたら一部改良)を行う模様。そこでカーギークでは新型キャリイのマイナーチェンジ情報をサクッとまとめてみました。仕事で使ってる方にはおすすめ情報かも?
今回の新型キャリイのマイナーチェンジは一体何が注目なのか?
ハイルーフ仕様の「スーパーキャリイ」が発売へ
マイナーチェンジ情報に定評があるマガジンXによると、新型キャリイのマイナーチェンジの目玉は新しいグレードの追加されます。
結論からサクッと書いちゃうと、「ハイルーフ仕様(キャビン拡大モデル)」のキャリイが発売されます。その名も「スーパーキャリイ」。ダサいのかカッコいいのかは論評を避けたいと思います。
既にキャリイのライバルであるダイハツ・ハイゼットトラックには「ジャンボ」という名称のハイルーフ車が発売済み。そこを遅ればせながら、スズキ新型キャリイも追随してくるということ。
そこで今記事はスズキ新型キャリイのマイナーチェンジ情報というより、この「スーパーキャリイ」に関する最新情報をメインに執筆していこうと思います。果たして新型スーパーキャリイはいつ発売されるのか?またスーパーキャリイの注目点はなんなのか?
スーパーキャリィの発売時期は2018年6月頃?
まず新型スーパーキャリイで気になるのは、やはり発売時期。
結論からサクッと書いちゃうと、マイナーチェンジ情報に定評があるマガジンXによれば、ハイルーフ仕様のスーパーキャリィは2018年6月頃に発売と予想されております。
確かに、これまでのキャリイの歴史を振り返ってみると、いつも8月頃にテコ入れされてることが多かった。実際、現行キャリイがフルモデルチェンジしたのも2013年8月。農作物を運んだり、時期的に軽トラがもっとも活躍するから?
既に新型スーパーキャリイのティザーサイトがオープンしてることからも分かるように、やはりスズキ新型スーパーキャリイが2018年初夏頃に発売される可能性は非常に高いと予想できそうです。
新型スーパーキャリイはとにかくキャビンが広くて便利!
続いてはスズキ新型スーパーキャリイの魅力を解説しようと思います。ノーマルキャリイと何がどう違うのか?
結論から書いておくと、新型スーパーキャリイはとにかく「キャビンスペースが広い」という点に尽きます。やはりルーフが高くなることで軽トラ特有の窮屈感が減少してる。そして、運転席助手席シートのスライド量が軽トラトップクラス。
新型スーパーキャリイはリクライニング機能も大幅に強化。「シートアレンジ力」と表現するとやや大げさな感はありますが、ノーマルのキャリイと比べると新型スーパーキャリイは非常に居住性がアップしてる。
そろそろホンダ新型N-VANといった商用車が発売されますが、いくら仕事用のクルマとは言っても日常的にいつも使用するクルマだからこそ、それなりに快適性も求めたいのも本音でありましょう。
○新型スーパーキャリイは後方空間に収納スペースを確保!
そのため新型スーパーキャリイはキャビン拡大+シートアレンジ力の強化に伴って、シート後方には割と大きめのスペースが新たに確保されております。画像は収穫野菜ですが、きっと仕事道具を置いておくには便利そう。
さすがに最近の軽自動車並とまではいかないものの、新型スーパーキャリイは実用面でもアップしてる。助手席シート背面はしっかり水平に仕上がってるので、そこに何かちょとした荷物を置いておくことも可能。
しかもシート後方下部には空間が隠されており、荷台側からこうやってノーマルのキャリイでは積載できなかった長めの荷物を置くことも可能。ただ大きく拡大されただけではなく、新型スーパーキャリイは仕事目的で使いやすい配慮がされてるのがおすすめポイント。
新型スーパーキャリイは、それだけノーマルキャリイよりも様々な収納スペースが確保されていることが分かります。
スズキ新型スーパーキャリイは2グレード展開
この新型スーパーキャリイのグレードは「X」と「L」の2グレード。ちなみに新型スーパーキャリイのボディーカラーは全5色。
上級グレードの「X」はキーレスエントリーやフォグランプなどが標準装備化されており、エントリーグレードの「L」でもエアコンやエアバッグなどが充実してるグレード。捨てグレードはなし。
そのため新型スーパーキャリイそのものが「キャリイの上級モデル」という位置付けになってると考えると良いと思います。実際、ダイハツのハイゼットジャンボも同じような位置付け。
○新型スーパーキャリイの価格はどうなる?
だから気になるのは新型スーパーキャリイの価格情報。残念ながら現時点で新型スーパーキャリイの価格は不明。
ただ個人的に予想するのであれば、新型スーパーキャリイの価格は110万円強から…と予想してみる。実際、ダイハツのハイゼットジャンボの価格帯がそれ。新型スーパーキャリイの価格帯も大きくは変わらないでしょう。
だから現行キャリイ「KX」の価格帯(97万~106万円)と比べると、新型スーパーキャリイの値段はそこから+10~20万円程度の上積みになるとカーギークでは予想してみます。軽トラとしてはそこそこのお値段。
新型スーパーキャリイは前方にも後方にも対応した誤発進抑制機能が付いた自動ブレーキが軽トラで初めて導入される予定。さすがに標準装備ではないものの高齢化が進んでいる昨今、被害者を増やさないためにも勇気ある決断を新型スーパーキャリイの購入者には選択して欲しいところ。
ちなみに「スズキ新型スーパーキャリイ試乗インプレッション」は既にレビュー済み。試乗面以外でも価格面や装備面でも評価してるので、新型スーパーキャリイに興味がある方はチェックしてみてください。
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