「トヨタのハイブリッド車」といえばプリウス…という時代もありました。
ただ最近はトヨタからは様々なハイブリッド車が発売されており、現行プリウスは2015年12月にフルモデルチェンジしたものの、正直かつてほど販売台数が奮っていないのが現状だと思います。
そこでマイナーチェンジ情報などに定評があるマガジンX2月号によると、トヨタ・プリウスが近々マイナーチェンジを行う模様。そこで今回はトヨタ新型プリウスのマイナーチェンジ情報を簡単にまとめてみました。
プリウスに興味がない方も是非クルマ選びの参考にしてください。
新型プリウスのマイナーチェンジは2018年12月17日
まずは発売時期。新型プリウスは一体いつマイナーチェンジするのか?
結論から書くと、トヨタ新型プリウスがマイナーチェンジするのは2018年12月17日。昨年12月頃に作った記事で「今からちょうど一年以内にはマイナーチェンジする」と予言してましたが、見事に当たり。
そろそろ新型プリウスのティザーサイトが公開される可能性が高いはず。ただし厳密には発表日。そのため新型プリウスの発売そのものはやや遅れる可能性もありますが、それでも2018年中にマイナーチェンジすることは確実。
ちなみに、新型プリウスのマイナーチェンジから一年後の2019年末にはトヨタ新型ルーミー・タンクのマイナーチェンジも予想されております。プリウスとバッティングする車種ではないものの、興味があれば後で参照ください。
プリウスの見た目が大きく変わる可能性
続いて新型プリウスの目玉のマイナーチェンジ情報は「デザイン」。
最近のトヨタは、ノア・ヴォクシーやアルファード・ヴェルファイアなどマイナーチェンジを通して、大きくエクステリアを変更されてる。トヨタ車がダサいという風潮は未だにありますが、特に現行プリウスの見た目は賛否両論あります。
そのため新型プリウスは2018年のマイナーチェンジで見た目が大きく変更される可能性があるとカーギークでは予想してたんですが、見事に当たり。やはり新型プリウスのデザインにテコ入れが図られる模様。
マイナーチェンジでプリウスPHV顔に?
マイナーチェンジ情報に定評があるマガジンXが報道したところによると、新型プリウスのルックスは「プリウスPHV顔」に変更されるらしい。プリウス独特のヘッドライトが、そのまま素直に切れ長の目に変更。
他にも新型プリウスは縦長のデイライトが配される一方、プリウスPHVほどの存在感あるフロントグリルは採用されません。新型プリウスはリア周りも縦長のテールランプが廃止されるなど、割と正常進化なマイナーチェンジと言えそうです。
つまり、現行プリウスのデザインで不評だった「奇抜な部分」がマイナーチェンジ後は削られると考えて良さそう。トヨタの中の人曰く、「プリウスが本家」とのこと。そのためプリウスPHVとの差別化は必至と考えていたらしいんですが、普通に考えたらデザインは上位モデルから下に卸す方が自然。
2019年にはトヨタ新型ミライがフルモデルチェンジを早くも行うのも、新型プリウスPHVの販売が好調だから。トヨタに限らずですが、基本的に売れてる車種やモデルに寄せていくというのが極めて自然な流れでありましょう。
とはいえ、新型プリウスのデザインが大きく変更されるかと言うと、言ってもブラッシュアップ程度か。
マイナーチェンジでプリウスのHV能力が高まる?
またトヨタはEVを筆頭に電動化に力を更に入れており、確かハイブリッド車ではモーターの出力アップやバッテリーの容量強化など進めていくことを公言済み。だから、2018年のマイナーチェンジでプリウスが更にバッテリー増強などのテコ入れ策が施されるか。
何故なら、プリウスのカタログ燃費はWLTCモードの導入でかなり下がる可能性があるため、今回のマイナーチェンジで見送られたとしても、いずれ新型プリウスのバッテリーがフルモデルチェンジ前に強化されることは既定路線か。
また今回のマイナーチェンジで「DCM(車載通信機)」が標準装備され、つい先日フルモデルチェンジした新型クラウンや新型カローラスポーツと同様に、新型プリウスは先進機能が高められます。第二世代トヨタセーフティセンスも同様に標準装備。
自動ブレーキなどでプリウスの購入に迷っていた方は、今回のマイナーチェンジ情報はまさに吉報と言えましょう。
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