ホンダ新型シビックは2017年9月に復活して話題になりました。ただ2019年以降の販売台数を見てみると1000台超と、早くも前年比で半減ペースとやや苦戦。そこでホンダ新型シビックが早くもマイナーチェンジのテコ入れが行われる予定。
ということで今回カーギークでは「ホンダ新型シビックのマイナーチェンジ最新情報」をまとめてみました。
発売日は2020年1月23日!
まずは「マイナーチェンジするタイミング」を解説。
結論から書くと、ホンダ新型シビックは2020年1月23日にマイナーチェンジします。新型シビックの発表日そのものは1月10日。ちょうど女優の財前直見の誕生日と同じ。既に新型シビックのティザーサイトは公開されており、ホンダディーラーでは注文できるはず。
当初は発売からちょうど2年後にあたる2019年10月頃にマイナーチェンジする予定だったそう。ホンダ新型フィットのフルモデルチェンジが大幅に遅れるなど色々とお察しな気もしますが、実は既にアメリカでは新型シビックは2019年秋頃に発表済み。
当初、シビックハッチバックやシビックタイプRはイギリスで生産されてた。でも、ご存知のようにイギリスはEU離脱が国民投票で決まっていたため、ホンダはイギリスでの生産体制を2021年までに終了する予定。日産自動車やトヨタ自動車も以下同文。
実際、先ごろ2019年12月にイギリス総選挙が行われて与党・保守党が勝利し、いよいよEU離脱が現実味を帯びてきましたが、今後新型シビックはアメリカなどに生産を移管される。おそらくこの関係でシビックのマイナーチェンジも少し遅れたのかも知れない。
新型シビックの外観はどう変わる?
続いては「外観デザイン」の最新情報。結論から書くと、新型シビックの見た目が変更されます。いわゆるフェイスリフトと呼ばれるもの。まさに今回のマイナーチェンジの目玉になります。
まずは新型シビックセダン。マイナーチェンジ後はフォグランプ周辺のエアダクトと中央のエアインテークが一体化したデザインに変更され、フロントマスクのワイド感が強まる模様。
一方、新型シビックハッチバック。フォグランプ内臓のエアダクトにL字風のバーが加わります。バーの色は車体カラーに応じた色が採用され、シルバーならメッキ加飾、赤色ならレッドのバーが施される模様。とりわけ「つや消しブラック」のアルミホイールが注目か。
続いては新型シビックハッチバックのリア周り。やはりフロントマスクと同様に左右のバンパーにL字風のバーが施されます。またマイナーチェンジ前よりも「シビックタイプR感」が増したようにも思えます。
○マイナーチェンジ前後でほぼ見分けがつかず?
だから「マイナーチェンジ」と聞いて大胆なデザイン変更を期待した人も多そうですが、新型シビックの画像を見ても分かるようにほぼ変化はしてないと言っても良さそう。確かに細かくブラッシュアップされて洗練されてるものの、パット見は現行と見比べて違いは見て取れないか。
現行シビックハッチバックとセダンのデザインがこちら。改めて前述の新型シビックの画像と見比べて欲しいんですが、ほぼ何も変わってない。本当のシビック好きでもない限り、マイナーチェンジでどこがどう変わったか分からないか。
ちなみに新型シビックの車体カラーがこちら。ハッチバックにはソニックグレーパール、オプシダンブルーパールが追加。シビックセダンにはプレミアムクリスタルブルーメタリックが追加。共通する新色にはプラチナホワイトパールが新たに追加されるそう。
新型シビックは+10万円ほど価格上昇?
続いては「価格情報」。
結論から書くと、マイナーチェンジ後の新型シビックは+10万円ほど値上がりしそう。もともとシビックはグレード数が少ないですが、ハッチバックもセダンもおよそ車両価格は300万円程度になりそうです。消費増税も相まってユーザーにとってはやや痛い。
逆に、既にマイナーチェンジしてる海外版シビックでは運転席パワーシートや革巻きステアリングが標準装備化され、上級グレードにはディスプレイオーディオなどが標準装備化されてる。日本版シビックでも同様にシート表皮など装備の充実化が図られるはず。
例えば、「走り」に関して言うと、床下や荷室周り、前後のフェンダー周りの吸音材や遮音材が見直されて静粛性が向上しそう。他にもヘリカルLSDが採用される変速機では最終減速比が改善されて、マイナーチェンジ後は加速フィールも増しそう。
また新型シビックハッチバックには「サンルーフ」が新たに設定されます。
新型シビックタイプRはマイナーチェンジされる?
一方、シビックタイプRはマイナーチェンジするのか?
結論から書くと、ホンダ新型シビックタイプRもおそらくマイナーチェンジされます。でも現時点でまだホンダの公式サイトを見てもティザーサイトらしきものは確認できないため、新型シビックタイプRがいつマイナーチェンジするかは不明です。
ただし、ニュルブルクリンクで新型シビックタイプRのマイナーチェンジ版がテスト走行してる姿は2019年時点で既に確認されてます。そのため2020年1月の東京オートサロンに新型シビックタイプRが出品されるという情報も。
じゃあ、新型シビックタイプRはどんなマイナーチェンジを遂げるのか?
結論から入ると、やはり新型シビックタイプRも「外観デザイン」がテコ入れされそう。
画像はあくまで現行シビックタイプRですが、例えば、マイナーチェンジ後はノーズ先端のスリット部分が消滅し、ラジエーターグリルの開口部が拡大。エンジンの冷却性能を高められる可能性が高い。
フォグランプやエアダクト周辺はシビックハッチバックのようにL字風バーが施され、リアバンパー周辺も含めてワイド感がやはり演出。ドアミラーはカーボン素材に変更され、巨大なリアウィングも小型化される?
2.0L直4ターボエンジンやサスペンション、ステアリング周りもノーマルシビック以上に改良が施されそう。そう考えたらノーマルシビックのマイナーチェンジより遅れるのも致し方ないのか。
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