【2021年4月23日】ホンダ新型ヴェゼル フルモデルチェンジ最新情報まとめ!価格は400万円超え?発売時期や次期デザインは?プラグインハイブリッド車も投入?

ホンダの人気SUVが「ヴェゼル」。コンパクトSUVの先駆け的な存在。

このヴェゼルは何度もマイナーチェンジを施し、1.5Lターボエンジンの追加や「Modulo X」の設定など定期的にテコ入れされてきたこともあって、ヴェゼルは2014年から2019年までほぼ一貫してコンパクトSUVで一番売れてきました。

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(ホンダ新型ヴェゼル フルモデルチェンジ最新画像)

そこで今回カーギークではホンダ新型ヴェゼルのフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみました。2021年2月に次期ヴェゼルがお披露目されたばかりですが、果たして中身はどうなっているのか?実際の発売時期は?

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発売日は2021年4月23日

まずは「発売日」の最新情報。

ホンダ新型ヴェゼルの発売時期は2021年4月23日になります。既にホンダは2021年2月に次期ヴェゼルを発表してるわけですが、あくまでヴェゼル本体のお披露目だけでした。2021年4月23日に価格情報などが正式発表される予定。

だから、ホンダ新型ヴェゼルの発売もその発表と同時になりそう。既に新型ヴェゼルの予約は3月初め頃からホンダディーラーでできます。何故ここまで間が空くのかは知りませんが、余裕を持って新型ヴェゼルを生産したい狙いがあるのかも。

現行ヴェゼルは2013年12月に発売してるので、モデル周期は約7年ちょい。

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新型ヴェゼルは「プラットフォーム」も刷新?

続いては「プラットフォーム」の最新情報。

新型ヴェゼルのプラットフォームは「ホンダアーキテクチャ」という新世代のシャシーに刷新されるという噂でしたが、どうやら現行ヴェゼルと変わってない模様。2020年2月発売の新型フィットでは現行シャシーを流用してましたが、次期ヴェゼルでも同様。

ホンダ新型シビックに搭載されてるマルチリンク式後輪サスペンションが流用されるという噂もありましたが、これも微妙か。ヴェゼルより車格が下回る新型SUVが発売するとも言われてましたが、これもデマ情報か。ただいずれヴェゼルの派生車種は出ると言われてます。

だからホンダ新型ヴェゼルの車体サイズは「フルモデルチェンジ前と変わらない」んだそう。当初は一回りほどに拡大すると見られてましたが間違い。ただホイールベースは拡大してるようなので、結果的に荷室や室内空間は若干改善はされているのか。

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(ホンダ新型ヴェゼル サイド画像)

新型ヴェゼルはクーペフォルムが強く進化してるので、何となく全長が伸びてそうな印象ですが、おそらく全高がフルモデルチェンジ前より下がってるだけだと思います。

次期ヴェゼルは「e:HEV」に進化!

続いては「搭載エンジン」の最新情報。

ホンダ新型ヴェゼルハイブリッドはフルモデルチェンジ後は「e:HEV」と呼ばれる新型ハイブリッドシステムを採用します。

従来のホンダ車では「i-MMD」と呼ばれてたシリーズハイブリッドの一種ですが、「e:HEV」でも1,5L直4ガソリンエンジンで発電して2個の駆動用電気モーターで走行する仕組み。既にホンダ新型フィットに搭載されてますが、燃費性能も静粛性能、加速性能のどれをとっても優秀。

フィットe:HEVの燃費性能を見る限り、トヨタのハイブリッドと肉薄してる印象。変速機がDCTから電気式CVTに変更されてるため走り心地は変わってる可能性もありますが、現行ヴェゼルのi-DCD(gm)と比べるまでもなく優秀。

フィットの「e:HEV」に使用されるモーターの総合出力は131PS/27.2kgm。電気モーター1個の日産e-POWERのスペックを上回ってるので、フィットよりパワーアップさせてくるかは微妙。他にも新型ヴェゼルには「1.5L直4エンジン」が用意されます。

ただし、現行ヴェゼルに用意されていた「1.5L直4ターボ」は設定されない見通し。先代ヴェゼルは5割ずつの割合だったんですが、新型ヴェゼルではハイブリッドの割合を8割まで引き上げるそう。そういう意味でもターボの設定は期待薄か。

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新型ヴェゼルに「プラグインハイブリッド車」が設定へ?

続いては「PHEV」に関する最新情報。

ホンダ新型ヴェゼルはフルモデルチェンジから一年後の2022年に「プラグインハイブリッド車(PHEV)」も設定される予定。2021年2月の発表では当然言及はされてませんが、今回の記事では「ヴェゼルPHEV」と便宜上表記します。

世界では日本以上に「環境規制」が強まっているため実際に売れるかどうかはさておき、PHEVモデルの設定は必須。スバル新型XVなどもアメリカ国内ではPHEVモデルを投入して久しいです。PHEVは手っ取り早くメーカー全体の平均燃費を上げるために最も有用な手段。

でもホンダ曰く、ヴェゼルPHEVの販売をアメリカ国内では年間5万台、中国国内では年間8万台という高い目標を掲げてるそう。だから「飾り」だけの商品ではない模様。日本国内でも新型ヴェゼルPHEVはしっかり販売していくのでしょう。

もしかするとヴェゼルPHEVの発売と同時に「ターボモデル」も投入するのかも。きっとテコ入れの隠し玉として残してる感じなんでしょうね。

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新型ヴェゼルの「次期デザイン」はクーペスタイルに?

続いては「次期デザイン」の最新情報。

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ホンダ新型ヴェゼルの「次期デザイン」がこちら。やはりフロントグリルが目を引きます。日本家屋の格子戸のように細かい隙間が刻み込まれてる。フィット同様にメッキ感はかなり減少してるものの、この格子戸グリルのおかげでそこまで薄い印象は与えない。

ちなみに、上級モデルにのみヘッドライトは「流れるシーケンシャルウインカー」が採用されてるそう。

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(ホンダ新型ヴェゼル サイド画像)

ホンダ新型ヴェゼルのサイド画像がこちら。ルーフラインは水平基調に設計される一方、リアゲートはファストバックスタイルに設計されてるのでシンプルにカッコ良く進化してる。リアドアは引き続きウィンドウ部分に埋め込むタイプが採用されます。

○ワイドな水平基調のデザインが強まる

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(ホンダ新型ヴェゼル リア画像)

他にもリアコンビネーションランプは横一文字型に変更されるなど、最近の各社のトレンドが新型ヴェゼルにも取り込まれる模様。横長のヘッドライト含めて、フルモデルチェンジ後は「清潭なイメージ」を強めてる模様。

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2020年9月末開催の中国・北京モーターショーでホンダが出品したコンセプトカーが新型ヴェゼルの「基本デザイン」と言われてるんですが、確かに長くて平べったい雰囲気は似てるかも。

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新型ヴェゼルの内装は?

続いては新型ヴェゼルの内装。

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(ホンダ新型ヴェゼル 内装インテリア)

ホンダ新型ヴェゼルの内装はこんな感じ。内装面も「水平基調」のデザインに設計し直されてることが分かります。一見するとマツダ車と見間違えるほど、新型ヴェゼルの内装はスッキリとして開放感もあります。

またシフトレバーはドライバーを包み込みように設計されており、新型ヴェゼルの内装は「良い意味でコンパクトカー然してない」と思います。

ナビ画面は9インチと今の時代では月並みなサイズ感だと思いますが、そこは開放感や内装デザインと合わせて部分もあるのか。エアコン操作などもダイヤル式で操作できるなど、程良いアナログ感もあって使い勝手は良さそう。

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(新型ヴェゼル エアコン吹き出し口)

エアコンの吹出口は、あえて窓側に風向きを変えるような仕組みもあります。そのことで同乗者に直接風を当てずに、室内全体に空気を循環させることが可能。今後他のホンダ車にも応用されていきそう。

今回のフルモデルチェンジで室内空間は大きく拡大してないと思うんですが、後席居住性はシートの厚みを増やしたり、シートの角度や傾斜を変えることで快適度が増してると評判。

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ホンダセンシングは第3世代に進化!

続いては「予防安全技術」に関する最新情報。

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新型ヴェゼル 第二世代ホンダセンシング

新型ヴェゼルの安全装備は第3世代の最新ホンダセンシングに換装されます。この次世代ホンダセンシングは世界最高峰の画像認識技術を持つモービルアイ製のカメラを搭載し、「ほぼ自動運転に近い性能」にまでアップしてる代物。

一方、2021年初頭に発売予定の新型レジェンドの自動運転機能はいわゆる「レベル3」にまで進化しますが、さすがに両者の価格差を考えると、ヴェゼルが「目を離して運転できる」ように進化するのは当分先の話でしょう。

他にも先進機能としてSOSコールといったコネクテッドサービスに対応した「ホンダコネクト」や車内Wi-Fiを完備した「ホンダデジタル」といったデジタル機能が充実。とりわけナビの地図データが自動で更新できるサービスが便利そう。ホンダ車初の機能も目白押し。

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新型ヴェゼルのグレードは4種類

続いてはグレード展開。

新型ヴェゼルのグレード展開は合計4種類用意されてる模様。具体的には「G」「X」「Z」「PLaY(プレイ)」と呼ばれるグレードが用意されます。現行ヴェゼルと比べてほぼ同じ。最上級モデルの「PLaY」以外は4WD車も設定されます。

一方、「G」はガソリン車のみのグレードになります。

そのため「X」以上が全てe:HEV(ハイブリッド)モデルになる模様。「Z」はフルLEDヘッドライト、ステアリングヒーター、本革巻ステアリング、ハンズフリーゲート、後席エアコン吹出口などが標準装備されます。中間グレードというより上級グレードという位置づけ。

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プレイに標準装備されるガラスルーフ

そのため最上級グレードにあたる「PLaY」は大開口のパノラマルーフなどが標準装備されます。前席後席もルーフがガラス張り(熱を通さない複層ガラス)。

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PLaYの車体色

PLaYは問答無用で「全色がツートンカラー」になります。しかもシックな車体カラーが多い。だからPLaYは人を選びそうなグレードになりそう。他にもホンダコネクトもPLaYから。

新型ヴェゼルの価格は高級車路線に?

最後は「価格や値段」の最新情報。

ヴェゼル「G」の値段は227万9200円。いわゆるエントリーモデルですが、先代ヴェゼルのガソリン車「G(211万3426円)」と比べると16万6千円の値上げ。LEDのフォグライトとアルミホイールが標準装備されるなど、装備面はハイブリッドの「X」と同じ。

だから一概に大幅な値上がりかと言うと?

ヴェゼル「X」の価格は265万8700円。新型フィットはe:HEVの値段がガソリン車より+40万円超だったので、新型ヴェゼルでも変わらず。フルLEDやシートヒーターなどが追加されるヴェゼル「Z」の価格は289万8500円。想像よりちょっと高かった印象。

そして、ヴェゼル「PLaY」の価格は329万8900円。現行ヴェゼルモデューロ(350万円前後)よりは安くなりますが、大型のパノラマルーフが標準装備されるなどてんこ盛りの装備が値段に影響。日産キックスを意識した価格設定とも言われますが、さすがに高すぎないか?

トヨタの2.5L直4ハイブリッドを搭載したRAV4(FFモデル)の価格が334万円ですからね。

ちなみに4WDモデルは+22万円高になります。

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