2019年7月、ダイハツ新型タントがフルモデルチェンジを果たしました。
既にダイハツ新型タントの試乗レビューも執筆してますが、販売台数はやや伸び悩んでる傾向があります。自社登録といった乱売をしてないから、デザインがダサいからなどさまざま分析されてますが、とりあえずタントの人気がやや落ちてると考えるのが自然でしょう。
そこで今回カーギークでは「ダイハツ新型タントのマイナーチェンジ最新情報」を解説しようと思います。どうやら新型タントは今回のビッグマイナーチェンジで「軽初のストロングハイブリッド」が搭載されるという情報も。
2021年12月にマイナーチェンジ?
まずは新型タントのマイナーチェンジ時期。
ダイハツ新型タントは2021年12月頃にマイナーチェンジする予定です。現行タントは2019年7月に発売されてるので、2年ちょい後にビッグマイナーチェンジが施される計算。
当初は2022年夏頃にマイナーチェンジと報じる自動車雑誌もありましたが、どうやら発売時期は早まった模様。現行タントの販売低迷はなかなか改善されないこともあって、スケジュールは多少前後したっぽい。
ちなみにタント以外の新型車のスケジュール記事も別途ご参照下さい。
注目は軽初のストロングハイブリッド化?
続いては今回のビッグマイナーチェンジと言われる注目情報。
新型タントの注目は「ストロングハイブリッド」の搭載になります。
既にスズキや日産の軽自動車に搭載されてるハイブリッドは「マイルドハイブリッド」と呼ばれる仕組み。マイルドと表現されるだけあって、モーター出力が非力。バッテリー容量の少なさもあって、電気モーター単独で走行することはできない。
一方、ストロングハイブリッドはモーター出力やバッテリー容量が大きいので、電気モーター単独で走行することが可能。いわゆるEV走行が可能。もちろん走行距離や出せる速度に限界はあるものの、ストロングハイブリッドの方が実燃費や走行性能が上がる。
まさに今回の新型タントはフルモデルチェンジ並みの大進化。タントや価格帯を考えると、かつてのフィットハイブリッドのように30馬力程度のモーター出力に留まると予想されますが、軽自動車の60馬力規制にも風穴を開けるかも。
今後新型タント以外にも小型車に流用される見通しですが、2021年後半にフルモデルチェンジを予定してる次期ムーヴもストロングハイブリッド化するかは不明。新型ムーヴもハイブリッド化して良さそうですが、タイミングを考えると見送りの公算が高い。
何故なら、今回のストロングハイブリッド化は「タントのテコ入れ」という意味合いが一番強いはずだから。
タントのデザインはどうなる?
続いては「デザイン」の最新情報。ビッグマイナーチェンジと呼ばれるだけあって、評判はあまりよろしくないタントのデザインがどうなるかも気になります。
ただ新型タントのデザインがどうなるかは不明です。既に2020年12月の一部改良でタントカスタムのデザインが変更されてる。その一年後のマイナーチェンジで再びデザインを変更するかというと?
とはいえ販売不振の原因とも言われてるように、現行タントのデザインは世間受けしてない。2020年の一部改良では何故タントカスタムのデザインだけ変更されたのか?それは2021年のビッグマイナーチェンジでノーマルタントのデザインを変えるためだったのではないか?
…とも考えられます。
やはりストロングハイブリッド化のデメリットは「価格帯」。いくら実燃費が改善したとしても、価格は+20万30万ほど割高になったら選ぶ人は減りそう。特にタントは軽自動車。そう考えるとストロングハイブリッド化だけでどこまでテコ入れの効果があるのか?
そう考えるとタントのデザインは一定程度変更してくる可能性は考えられます。
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