2018年6月にトヨタ新型クラウンがフルモデルチェンジをして早一年が経過しようとしております。2019年1月の販売台数は4660台、2月は3802台と高級セダンとしては安定して売れております。
だから新型クラウンにテコ入れはまだ必要なさそうにも思えますが、どうやら発売から一年を境に「特別仕様車」が販売されるそう。
そこで今回カーギークではトヨタ新型クラウンの特別仕様車の発売時期など最新情報をまとめてみました。
特別仕様車「エレガンススタイル」の発売日は7月8日
ということで、さっそく特別仕様車の発売日などを解説。
最初の特別仕様車「エレガンススタイル」が2019年7月8日に発売されます。トヨタ新型クラウンの価格帯はやはり割高のため、ボーナス商戦に合わせての発売。
トヨタ新型クラウンの内装はシート表皮など質感が価格に見合ってないといった声も少なくないため、「エレガンススタイル」という特別仕様車はその名の通り、内装の質感を高めたモデルになる予定。
具体的には新型クラウン「S-Cパッケージ」をベース車両に、18インチのクローム塗装のアルミホイールがあしらわれ、ドアハンドルがメッキ加飾され、ドアトリムもグランリュクス巻に進化。
シート表皮もヌバックレザーと合皮と組み合わせたものに質感がアップ。ブラック内装とこがね内装の2種類が用意され、それぞれに合わせてステッチ加工も施され、新型クラウンの内装の質感がかなりアップしそう。
とりわけセンターコンソール周りが黒い木目調に加飾されるのが目玉か。
トヨタ現行クラウン・S-Cパッケージには設定されてない裏返しなので、確かに内装の質感はイマイチだったか。ただし、その分だけエアコンのナノイーやヘッドアップディスプレイは未搭載になります。
特別仕様車「スポーツスタイル」の発売日は10月1日
続いて「スポーツスタイル」という特別仕様車の発売日は2019年10月1日になります。安倍政権が消費増税を2019年10月に行うため、その販売減に対するテコ入れ的な意味合いが強い特別仕様車。
トヨタ新型クラウンは元々の車両価格が高いため、2%分の価格上昇は軽自動車よりも辛い。とりわけ価格と内装の質感がマッチしてないと言われていたら、なおさらクラウン離れが起きてしまう。
この「スポーツスタイル」も基本的には内装の質感向上をメインとした特別仕様車になります。スポーツという名前から勘違いしがちですが、搭載エンジンなどはS・Cパッケージと同じ。
具体的に装備を見ておくと、ブラックスパッタリング塗装された18インチアルミホイールが装着され、フロントグリルやリアガーニッシュ、前後ライト類がそれぞれ「スモーク調」に変わるそう。
だから先程のエレガンススタイルよりも「外観デザイン・見た目の変更点が多い特別仕様車」と考えて良さそう。もちろんシート表皮は本革や合皮が組み合わされ、それぞれに黒やワインレッドのステッチが施されて質感が向上が図られます。
ただし、やはりナノイーやヘッドアップディスプレイは省かれます。そういった装備が欲しい方はノーマルのクラウンを…ということ。
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