【最新情報】トヨタ新型Tjクルーザーは結局開発中止なのか?発売日スペック画像まとめ

2017年10月開催の東京モーターショーに出品されて大きな話題を呼んだコンセプトカーがありました。

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(ベストカー2019年6月10日号 講談社)

それが「トヨタ新型Tjクルーザー」。

残念ながら、2019年の東京モーターショーには出品されませんでしたが、このTjクルーザーは「FJクルーザーの後継車」と見られてるコンセプトカー。ただし、外観を見ても分かるようにコンセプト感があまりに強すぎる。果たして本当にTjクルーザーは発売されるのか?

そこで今回カーギークでは「トヨタ新型Tjクルーザーの最新情報」をまとめてみたいと思います。新型Tjクルーザーは人気が出るのか?

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発売日は2020年5月?2021年まで遅れる?

まずは「発売日」の最新情報。トヨタ新型Tjクルーザーは本当に発売されるのか?

結論から書くと、Tjクルーザーの発売日を2020年春から初夏頃と予想しているのがベストカーの最新情報。具体的な発売時期は5月か6月頃にはTjクルーザーが登場すると見ている模様。一方、2021年以降にまでTjクルーザーの発売日がずれると報じてるのがマガジンXの最新情報。

だから自動車雑誌でも予想にかなり開きがあるため、現状ではTjクルーザーの正式な発売日は不明。同時期には新型ハリアーのフルモデルチェンジも予想されており、新型車を投入するタイミングとしてはスケジュールが詰まりがちな印象も。

一応、トヨタ社内では「3Gクロス」と呼ばれるプロジェクトが正式に始まっているそう。あくまで仮称の段階。これがTjクルーザーなのかは不明ですが、Cセグメントサイズの新型SUVがいずれ日本国内で発売されることは確実な模様。

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Tjクルーザーとは「スライドドア」を採用した新型SUV

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(ベストカー2019年6月10日号 講談社)

改めてトヨタ新型Tjクルーザーのデザインを見ておくと、雰囲気はボクシースタイルそのもの。SUVの中でもスクエア基調が強いデザイン。一方、Tjクルーザーは実用性の高さを売りにするため、ミニバン車のような「スライドドア」を採用するのも特徴。

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(トヨタ新型Tjクルーザー 室内空間)

トヨタ新型Tjクルーザーの室内を見ると、完全なフルフラット空間が実現されております。ホンダ新型N-VANなども真っ青。実際「3メートルサイズ」の長尺の荷物も積載するという触れ込み。Tjクルーザーの積載性能はヤバそう。

だから、Tjクルーザーの語源や由来も「Tool」と「Joy」の頭文字を組み合わせたもの。

Tjクルーザーのサイズ感や主要諸元まとめ

だから見た目からも分かるように、Tjクルーザーの車体はかなり大きそうにも思えます。ましてや「実用性が高いSUV」という点に加えて、「スライドドア」というアイテムも組み合わさる。もしかするとTjクルーザーのサイズ感はランドクルーザー並なのか?

結論から書くと、Tjクルーザーの予想主要諸元は4300×1775×1620mm(全長×全幅×全高)になります。シエンタと比べると一回りほど大きいだけ。FJクルーザーの後継車として考えると、Tjクルーザーは一回り二回りほど小さめ。Tjクルーザーのサイズ感は思ってるより小さい。

一方、Tjクルーザーの車体サイズを4475×1840×1650mm(全長×全幅×全高)と報じるのはマガジンXの最新情報。またTjクルーザーのシャシーはC-HRと同じものが採用されるものの、ホイールベースも2750mmとRAV4などを上回る。

そのためTjクルーザーはCセグメントカーではありつつも、「中身はDセグメント級」になるかも知れない。もしTjクルーザーの売りが「実用性重視」になると仮定すれば、やはり「それなりのサイズ感を確保する方向性」が正しいように思えます。

ただし、シエンタのベースは三列シート。Tjクルーザーのベースは「二列シート」で発売を予定してるため、仮に前述の情報が正しいとしてもしっかり広い室内空間が確保されるに違いない。

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Tjクルーザーの搭載エンジンはどうなる?

続いては「エンジンラインナップ」の最新情報。トヨタ新型Tjクルーザーの搭載エンジンはどうなるのか?

結論から書くと、新型Tjクルーザーの搭載エンジンは「2.0L直4ガソリンエンジン(M20A型)」になります。スペックは174PS/21.3kgm。これに電気モーターを組み合わせたハイブリッドエンジン(システム出力184PS)もラインナップされます。もちろんE-Four(4WD)も設定。

また情報によってはプリウスやC-HRに搭載済みの1.8L直4ハイブリッドが流用されるという情報もあります。確かに新型TjクルーザーのプラットフォームはTNGA-Cプラットフォームが採用。搭載エンジンもCセグメントカーがベースになると考えるのが自然か。

どのみち2.5Lエンジンが搭載されてるRAV4と比べると格落ち感は否めないため、Tjクルーザーの走りに非力感を感じそう。トヨタ新型Tjクルーザーの車重はしっかり重くなりそうですから、FJクルーザーのように走破性がどこまで実現されてるかは微妙かも。

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トヨタ新型Tjクルーザーの価格帯は?実際人気は出そうか?

続いては「価格帯」の最新情報。トヨタ新型Tjクルーザーの値段はどうなるのか?あまりに割高価格ではTjクルーザーの人気は期待できない。

結論から書くと、トヨタ新型Tjクルーザーの価格帯は不明です。

ただし、Tjクルーザーの車両本体価格は300~450万円程度と見る情報や、自動車雑誌によっては「上限280万円程度ならかなり売れる」と予想してる人などもいます。実際、Tjクルーザーとシャシーが結果的に共用されるC-HRハイブリッドの価格帯が200万円台後半。

そう考えると、Tjクルーザーの価格帯はガソリン車も含めると250~350万円前後ぐらいと予想できそう。少なくとも、Tjクルーザーの価格帯はC-HRを下回ることは絶対にない。だから、Tjクルーザーの値段はおそらくトヨタ・RAV4と被ってくると予想されます。

新型Tjクルーザーの開発中止は確定?

ただし、2018年2019年の段階では盛り上がってたんですが、どうやらトヨタ新型Tjクルーザーの開発は中止が確定してる模様。「発売間違いなし」と散々っぱら報じていた自動車メディアでも、Tjクルーザーの発売は絶望的と報じるレベル。

そのためこれまで2020年中の発売が何度も報じられていたものの、結果的にはTjクルーザーは発売されません。

やはりTjクルーザーは実用性を売りにしてる割に「サイズ感」が中途半端でした。シエンタクラスのサイズ感に個性を盛り込みすぎ。まだC-HRを三列シート化した方がウケそうですが、それにしたってシエンタで代用できてしまう。

「ミニバン的実用性」と「SUV的な走破性」を組み合わせた三菱新型デリカD5も既に人気。なにより価格的にバッティングするRAV4も強すぎる。Tjクルーザーはどういう層が買うか見えてこない。トヨタ的には新型エスティマのフルモデルチェンジを急いだ方が賢明か。

あとは「奇抜なデザイン」もやはりネック。トヨタ車はダサいという風潮が未だにありますが、かつて発売されていたWiLLが個人的には頭によぎりました。C-HRのような成功例はありますが、さすがにコンセプト含めてTjクルーザーは先取り感がすごかった。

ただし、マガジンXの最新情報によると「Tjクルーザーに代わるCセグメントサイズのSUV」が新たに開発中とのこと。コンセプトは地方男子。C-HRとRAV4の隙間を狙っているらしい。前述の「3Gクロス」と呼ばれるプロジェクト自体は続いているのか。

2020年秋には新型ヤリスクロスも発売されますが、トヨタは怒涛のようにSUVのラインナップ拡充を図ろうとしているのは確実らしい。

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