【最新情報】マツダ新型MX-30の「発売日」は2021年に決定か?マツダ初EVを完全まとめ【eTPV】【ダサい】

東京モーターショー2019が開催。各自動車メーカーがこぞってコンセプトカーを出品してますが、マツダで注目を浴びたのが「MX-30」と呼ばれる新型車。マツダ初のBEV(電気自動車)ということで話題に。

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(マツダ新型MX-30 最新情報)

そこで今回カーギークでは「マツダ新型MX-30の最新情報」をサクッと解説してみた。マツダ新型MX-30は日本発売されるのか?

発売日は2021年以降?価格は?

まずは「発売日」の最新情報。マツダ新型MX-30は本当に日本発売されるのか?

結論から書くと、マツダ新型MX-30の発売日は2021年以降と予想できそう。

何故なら、既にヨーロッパではマツダ新型MX-30を予約受注できるんですが、実際に手元に届くのは2020年後半だから。まだ日本国内ではマツダ新型MX-30の予約ができない以上、発売日は当然ヨーロッパよりも大きく遅れる。

そのため「発売時期はまだ未定」というだけ。一応、マツダ的には新型MX-30を日本国内で発売することだけは確定している模様。ヨーロッパを参考に考えると、予約受注が始まればそこから半年以内には発売されるはず。

また海外の価格を参考にすると、マツダ新型MX-30の値段は400万円台前半からになりそう。後述するCX-30の価格帯と比較すると、概ね100~150万円程度の割高。もちろん価格が安いとは言いませんが、電気自動車として考えると妥当な値段か。

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MXの車名の由来は?CX-30がベース車両?

続いては「MX-30」の名前の由来を解説。

まず確認しておくと、マツダ新型MX-30のベース車両は「CX-30」になります。

MX-30と同じく東京モーターショーでも同時に出品されてますが、CX-30は9月20日に既に発売済みの新型SUV。このCX-30の車両は新型MAZDA3がベース。だから、マツダ新型MX-30も細かく言うとMAZDA3がベース。

一方、MXの由来は「ロードスター」。

ロードスターは海外だとMX-5という車名で販売されており、マツダ的には「他にはない新しいクルマ」というニュアンスがMXの名前に込められてる。新型MX-30の場合、「既存のEV車とは違う」という意気込みが込められてるそう。

だから、マツダ新型MX-30の由来は「CX-30がベース車両の挑戦的なEV車」と解釈すると良さそうです。

つまり、今後マツダのEV車は「MX」をもれなく名乗っていく可能性が高そう。あえて数字を二桁にしたのはMX-5(ロードスター)と被らせないためか。そのためロードスターもフルモデルチェンジを機に改名される?

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MX-30はトヨタと共同開発か?航続距離は200kmしかない?

一方、マツダは最近トヨタ自動車と関係性を深めてる。実際、マツダはトヨタ自動車と共同でBEVの開発を行ってる。じゃあ、マツダ新型MX-30はトヨタ自動車と共同開発されたBEVなのか?

ただ結論から書くと、マツダ新型MX-30は「マツダ単独」で開発されたBEVになります。両者の関係性が始まったのは数年前の話。さすがに短期間で新型BEVを開発するのは困難な模様。

ただし、MX-30以降の新型EVは「もれなくトヨタ自動車と共同開発された車両」になります。

だからというわけではありませんが、マツダ新型MX-30の航続距離はわずか200kmしかない。バッテリー容量は35.5kWhしかなく、日産リーフの最低でも40kWhと比べると小さい。

そのため今後はマツダ新型MX-30に「レンジエクステンダー式ハイブリッド」が搭載される予定。

だからレンジエクステンダーの投入も見込んでか、MX-30はあくまでピュアEVとして売り出されるものの、日産リーフと違って「2ペダル方式(アクセルとブレーキ)」を採用。新型MX-30の運転感覚はあくまでガソリン車に近そう。

もしかすると日本国内では「レンジエクステンダー」が先駆けて発売する可能性もありそう。

何故なら、ロータリーエンジンと組み合わせたハイブリッドは新型MAZDA2のフルモデルチェンジに投入すると言われてから。新型MAZDA2との兼ね合いもあって新型MX-30の発売が遅れてるのかも知れない。

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マツダ新型MX-30のスペックは?

続いては「スペック」の最新情報。既に価格情報や発売日情報は列挙したため、マツダ新型MX-30の車体サイズや所要諸元をチェック。

マツダ新型MX-30の主要諸元は4395×1795×1570mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2655mm。つまり、ベース車両のCX-30とほぼ同じ。駆動方式はやはりFF。前述のように、BEVですが2ペダル方式。

マツダ新型MX-30に搭載される技術は「e-SKYACTIV」と呼ばれ、電気モーターのスペックは143PS/27.0kgm前後。2019年9月に一部の自動車メディアに公開された「e-TPV」と呼ばれる電気自動車のそれと中身はほぼ同じ。

一方、前述のように日産・リーフよりも総電力量は小さいなど、新型MX-30の普段乗りの実用性(航続距離)は正直期待はできない。一応、マツダ的には「大容量バッテリーを製造する際の二酸化炭素排出量を減らしたい」という建前。

ここらへんの走行距離や航続距離の問題は「全固体電池」の開発など大きな技術革新を待つしかなさそう。マツダ一社の問題というより、電気自動車全般の課題と言えそう。

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マツダ新型MX-30はダサすぎる?

最後は「デザイン」の最新情報。ベース車両がCX-30だけあって、マツダ新型MX-30はやはりカッコいいのか?

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(マツダ新型MX-30 フロントリア画像)

結論から書くと、マツダ新型MX-30のフロントマスクはダサいかも。

質感が高いCX-30との差別化を図ろうとするあまり、結果的に微妙にダサいデザインに仕上がってる?「鼓動デザインの良さ」が絶妙に削れてしまってる雰囲気。e-TPVはカッコ良かったのに、少なくともそれよりダサい?

MX-30に限らず、どうやらトヨタ新型MIRAIやホンダ新型Honda eなど最新のBEV系の車両は「メッキ感を強めないデザイン」がトレンドとして流行ってそう。ただ個人的にどうかな?とは思います。少なくともMX30のデザインにEV感はあまりなし。

一方、新型MX-30のリア周りを見るとCピラーが非常に太ましい。

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(マツダ新型MX-30 観音開き)

この理由はシンプル。新型MX-30の後部ドアは「観音開きの構造」になっているから。

だから、新型MX-30はセンターピラーレス構造を採用されてるのも特徴の一つ。「RX-8でも乗降性のよさが魅力だったが、より開口部の広いMX30では使い勝手に大きく貢献」とはベストカーの最新情報。

MX-30の室内は狭い?

ただ一方で、観音開きドアはMX-30の室内などの狭さを象徴してる可能性も高そう。

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(マツダ新型MX-30 給電口)

例えば、マツダ新型MX-30の給電口はガルウィング風に開くのはカッコいいですが、サイドから確認するといろいろ窮屈感は否めない。観音開きドアにしたのは商品力を純粋に高めると言うよりも、「苦肉の策」と解釈するのが自然か。

「自由な発想でMX-30を楽しんでほしい」とマツダは発表してますが、バッテリーなどの搭載によって室内空間がCX-30より狭くなってるのは想像に難くない。そこらへんは実際に試乗してみると痛し痒しの部分かも知れない。

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(マツダ新型MX-30 内装インパネ画像)

一方、新型MX-30の内装もCX-30に基本的に準じたものになりそう。

だから、全体的に「デジタルコクピット感」が薄い点は気になる。やはりマツダ初のBEV車として売り出す以上、もっとメーター類満載の方が良いのでは?ここはバッテリー容量の小ささなどが影響か。

価格との兼ね合いも考えるとCX-30がベターチョイスだったのかも知れませんが、やはりCX-5やCX-8ぐらいの車格のSUVでないとBEVとしての商品力には限界も?

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