2019年5月6日にレクサス新型NXが一部改良を施しました。新色の「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」が追加されたり、自動ブレーキが「Lexus Safety System+」が進化するなど、新型NXの商品力がアップしました。
しかし、2020年7月16日に再びNXが一部改良を施す模様。
そこで今回カーギークでは「2020年版のレクサス新型NXの一部改良情報」を簡単にまとめてみました。ちなみに新型NXの生産自体は7月17日から開始するため、実際に発売されるのは8月以降になる可能性もあります。また数日後にはレクサス新型RXも一部改良される予定。
今回も「安全装備」がメイン
結論から書くと、今回の一部改良も「安全装備」がメインになりそう。
昨年の一部改良で新型NXの自動ブレーキは第2世代トヨタセーフティセンス並の性能に進化しましたが、今回2020年7月に行われる一部改良では「パーキングサポートブレーキ」が全車で標準装備されます。いわゆる「誤発進抑制機能」や「踏み間違い防止機能」。
これまで同機能はレクサス・NXにも搭載されていたものの、あくまで一部グレードでオプション装備止まりでした。パーキングサポートブレーキが標準装備される理由は、おそらく政府が始めたサポカー補助金に対応するもの。
他にも後席にはシートベルト非装着時に便利な「警告灯」や「警告ブザー」が新型NXに追加されます。後席座面のセンサーが同乗者を感知し、シートベルトが着用されてないと警告してくれる便利な代物。
新型NXに「UXの新色」が更に追加へ
他にも変更・追加される一部改良情報をざっくり見たいと思います。
やはり今回も新色が追加されます。具体的にはレクサス・UXに設定されてる「テレーンカーキマイカメタリック」と「セレスティアルブルーガラスフレーク」が追加されます。簡単に言えば、オレンジ色とブルー色に近い車体カラー。
一方、それに伴ったアンバークリスタルシャインとスパークリングメテオメタリックなる車体色が新型NXから消えます。
装備面を見ておくと、ナビがアップルカープレイやアンドロイドオートといったスマホにも対応します。逆に言うと、これまでレクサス・NXのナビはそれらに全く対応してなかったことに驚き。
最近は軽自動車ですら普通に対応してることを考えると、それだけ新車の日進月歩がすさまじい証拠か。細かい部分ではシートサイドの素材が革巻きパッドから樹脂製に変更し、ハンドル部分のレクサスマークが小さくなりそう。
【特別仕様車】スパイスシック、クールブライトとは?
最後は新型NXに投入される「特別仕様車」の装備をチェックしたいと思います。
まず確認しておくと、今回の一部改良にあわせて新型NXに投入されるのは「スパイス&シック」と「クール&ブライト」と呼ばれる特別仕様車になります。名前からも分かるように、それぞれを印象づける専用の車体カラーが施されてる。
ちなみに、これに伴って2020年1月に登場したばかりの「ブロンズエディション(Bronze Edition)」という特別仕様車は販売終了になります。
「スパイス&シック」の装備を見てみると、18インチ専用アルミホイール、Fスポーツに見られる高輝度シルバー塗装バンパーロアモール、ブラック塗装のドアミラー、車体と同色のフェンダーアーチモールなどがあしらわれます。
内装面はブラックの天井トリムがあしらわれるなど、ブラック&クリムゾンと呼ばれる専用のブラック系統の内装色が用意されます。装備面ではリアクロストラフィック警告、ブラインドスポット警告、前席ベンチレーション機能が標準装備。
「クール&ブライト」の装備はアルミホイールはブラック塗装され、やはり同様に車体と同色のフェンダーアーチモールがあしらわれます。他にもレクサスロゴが照射されるドアミラーの足元照明やブラインドスポット警告、リアクロストラフィック警告が標準装備。
ただ内装面ではブルーのステッチが追加されたりするものの、装備の充実度では「スパイスシック>>>クールブライト」と言えそう。
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