先日、中国の上海モーターショーでレクサス初の電気自動車「UX300e」が初お披露目されました。ただ車名からも分かるようにレクサス新型UXがベース車両だけあって、そこまで目新しさはなかったかも知れない。
一方、ほぼ同時期に開催されているアメリカのロサンゼルスモーターショーではさらなる驚きのレクサスの電気自動車が発表されておりました。
その名も「レクサス新型LF-30」。かつてレクサスが発表したLF-1と同様にコンセプト感が強い車両ではあるものの、LF-30も見るからにヤバそうな匂いがプンプンしてきやがります。
現状はLF-30が実際に発売されるかは微妙なところですが、どんな車両なのか簡単にチェックしていこうと思います。2020年代前半にレクサス新型LSのマイナーチェンジやレクサス新型ISのフルモデルチェンジが予定されてますが、実際にLF-30が発売されるとしても相当先でしょう。
新型LF-30のデザインがヤバすぎた
そこでスペックなど詳細はまだ判明してませんが、レクサス新型LF-30の外観デザインをチェックしていこうと思います。
まずレクサス新型LF-30で特徴的な部分が「ガルウィングドア」。
いかにもスーパーカー。後部座席の人も乗り降りしやすいように開口部も非常に広く設計されてることが分かります。そろそろ発売予定のマツダ新型MX-30は観音開きドアを採用してましたが、いっそ新型LF-30並に割り切って一枚扉でも面白かったか。
新型LF-30のリア周りも特徴的。空力性能をとことん意識したスタイリッシュなお尻は、もはや後方視界性がゼロ。形状的には巨大なバイクにも見える。
新型LF-30を真後ろから見ると一応後方視界は確認できそうではありますが、ここらへんは後方部分に設置したカメラで確認していくのでしょう。もちろん新型LF-30はゴリゴリのコンセプトカー。このまま発売されるとは微塵も思わないものの、カメラ機能を使えばクルマのデザインの幅は広がりそう。
新型LF-30のタイヤホイールもカッコいい。今すぐ市販しても良さそうなレベルか。
新型LF-30の室内を確認すると、フロア部分が完全にフラット。ここらへんは改めて電気自動車(ピュアEV)の良さが垣間見えます。
今後レクサス新型LXのフルモデルチェンジも控えてますが、もしかするとUXが既にピュアEV化したように、いずれ新型LF-30は「レクサスLXのEVバージョン」として発売されるのかも知れない。
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