BMWのエントリーモデルが「1シリーズ」。BMWの中ではそこまで売れてないものの、輸入車の中でも数少ないコンパクトFR車。
ただBMW新型1シリーズがフルモデルチェンジを機に、大胆に中身が刷新されるそう。しかも3代目にあたる次期1シリーズの発売時期は近く、既に海外ではティザー画像なども公開中。
そこで今回カーギークではBMW新型1シリーズ(3代目)のフルモデルチェンジ最新情報をまとめてみたいと思います。
BMW新型1シリーズの発売時期は2019年後半か?
まずは「発売時期」の最新情報。
結論から書くと、BMW新型1シリーズの発表時期は2019年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーと見られております。タイミング的には2019年10月後半の東京モーターショーにも次期1シリーズが出品されるか。
二代目1シリーズの発売日を見ると、2011年6月に発表されて、その年の9月頃に発売されてる。今回の3代目新型1シリーズは「2020年モデル」として発売されるため、発表から少し遅れて発売時期は2019年12月頃と予想。
もちろん輸入車や外車の新型モデルの発売時期は、一般的に海外と日本国内のタイミングがズレがち。ただ、これまでの新型1シリーズの発売時期を見てみると、実は海外と日本国内はほぼ同じ。
2019年春頃にフルモデルチェンジしたBMW新型3シリーズも発売時期は日本国内と海外で大きくズレてないので、今回の新型1シリーズは遅くても今年後半頃にフルモデルチェンジされそう。
フルモデルチェンジで新型1シリーズも「FF」に
そして、今回のフルモデルチェンジ情報の目玉は「FF化」。
前述のように現行1シリーズはFR(後輪駆動車)だったんですが、新型1シリーズではついにFF(前輪駆動車)に刷新されます。既に発売済みの1シリーズセダンはFF車だったため、新型1シリーズはそこに追随するカタチ。
そのため今回のフルモデルチェンジで1シリーズセダンの「FAARプラットフォーム」が採用され、新型1シリーズは室内が広くなります。それだけ駆動方式に価値を見出すドライバーは世界的にも少ない裏返し。
これに伴って現行1シリーズの「3ドアモデル」も消滅します。日本国内ではそもそも導入されてなかったんですが、世界的にも需要が少なかったのでしょう。やはりハッチバック車の3ドアは実用性には乏しい。
BMW新型1シリーズはショートノーズ化されてデザインも変わる?
続いては「次期デザイン」の最新情報。
結論から見ておくと、BMW新型1シリーズの次期デザインはキープコンセプトです。フロントマスクは現行モデルより洗練されるものの、全体的な雰囲気は大きく変わりません。
ただし、BMW新型1シリーズのフロントノーズはかなり短く設計される予定。何故なら、今回のフルモデルチェンジでFF化されたこともあってか、直6エンジンが搭載されなくなるから。
結果的にBMW新型1シリーズの搭載エンジンは「1.5L直3ターボ」「2.0L直4ターボ」に絞られ、1シリーズセダンやX1のように既にFF化されてるモデルと統一化されます。
ちなみにMパフォーマンスには2.0L直4のチューンアップされたものが設定。将来的にはBMW新型1シリーズのPHEV化も予想されてますが、時期は未定です。
新型1シリーズはフルモデルチェンジで先進装備が満載
最後は「安全装備」などの最新情報をチェック。
結論から書くと、BMW新型1シリーズの安全デバイスは進化します。現行1シリーズは車線逸脱警報システムしか搭載されてなかったはずですが、今回のフルモデルチェンジでステアリング支援も追加。
いわゆる半自動運転的なことが可能となります。既にオープンスポーツカーの新型Z4にも搭載されれており、渋滞時など全車速域でのACC(追従クルーズコントロール)も追加。
また計器類などは全面液晶ディスプレイが採用され、メーター周りは今以上にディジタルネイティブ化されます。他にも液晶ナビ画面も巨大化するなど、先進装備が充実する予定。
メルセデスベンツ新型Aクラスもフルモデルチェンジで随分と進化したように、今回のBMW新型1シリーズも追いつき追い越せとばかりに進化します。もしBMW・1シリーズの購入を考えてるならフルモデルチェンジまで待ちたいところです。
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