トヨタのピックアップトラックが「ハイラックス」。
実はアメリカで一番売れてるジャンルこそがピックアップトラック。アメリカで日本車が人気と言っても、あくまでピックアップトラックを除いた乗用車のみの話。ハイラックスはアメリカだとタコマという車名で発売され、世界的には年間50~70万台前後販売してる。
このハイラックスは日本国内に2017年に再び投入されたんですが、一応、月販数百台前後販売されてます。価格帯が300万円台に留まるので意外とお買い得っちゃお買い得。アウトドア目的で使う場合、SUVやミニバンよりも使えそう。
このハイラックスに「GRスポーツ」が2021年10月前後に投入発売されるとのこと。そこで今回カーギークではハイラックスGRスポーツの装備内容を解説してみたいと思います。どうやらカタログモデルにも装備のテコ入れが図られる模様。
ハイラックスGRスポーツの装備内容とは?
ハイラックスGRスポーツではまず専用のショックアブソーバーなどを装着して、GRらしいハンドリングや乗り味が与えられます。
他にもGR専用の外観パーツがあしらわれて、フロントグリルには「TOYOTA」の文字が使用されます。現行ハイラックスでは「TとO」を組み合わせたエンブレムが使われてる。昨年のマイナーチェンジでタコマ風の顔付きに変わりましたが、より海外のデザインに近づく。
現行ハイラックスだとアンテナはアホ毛っぽい感じのですが、ハイラックスGRスポーツでは「シャークフィンアンテナ」が新たに採用されます。
内装面でもシフトレーバーやパーキングブレーキペダル、空調ダクトなどにGR専用のデザインが施されます。タイヤも1インチ大きい18インチタイヤが採用されることで、より迫力ある雰囲気が増します。
他にもパドルシフト、運転席パワーシート、パノラミックビューモニターなどが新たに標準装備されるなど、ハイラックスGRスポーツは意外にも装備が充実。「Z」を上回る最上級グレードと考えると良さそう。
価格は現時点で不明ですが、装備内容を見ていく限り、ハイラックスGRスポーツの価格は410万~420万円程度するかも知れない。
普通のハイラックスも安全装備が充実
一方、今回のGRスポーツの投入に合わせて、標準のハイラックスの装備面もテコ入れされるとのこと。
具体的にはエントリーグレードの「X」にも安全装備(トヨタセーフティセンス)が標準化されます。いわゆる追従ACCや道路標識認識システムといった機能がハイラックスの全グレードに備わるカタチ。
また上級グレード「Z」では空調システムが左右独立温度調整できるようになり、排ガスを無害化する尿素水溶液のタンク容量が17Lに拡大します。その残量計がメーターパネルにも表示されるようになります。
だからハイラックスの価格全体も5万10万円ほどやや引き上がりそうな予感。そう考えると、先程のハイラックスGRスポーツの値段予想もあながち間違ってはいないか。
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