アウディのコンパクトセダンが「A3」。日本国内での販売台数はそこまでって感じだと思いますが、フォルクスワーゲンのゴルフとプラットフォームが共用されてることでも有名。実際、A3はゴルフと価格差があまりなかったりします。
そこで今回カーギークでは「アウディ新型A3のフルモデルチェンジ最新情報」をまとめてみました。既に海外では新型A3セダンが発表されるなど、いよいよ次期A3の発売も近付いてきているらしい。
発売日は2020年秋か?
まずは発売時期の最新情報を解説。アウディ新型A3がフルモデルチェンジするのはいつ頃なのか?
アウディ新型A3の発売日は2020年秋頃になりそう。既に新型A3セダンは2020年4月21日に海外で発表されましたが、実はもともと2020年3月のジュネーブモーターショーで初披露される予定だった。理由は言うまでもなく某ウイルスの影響。
一方、現行A3も同様に2012年3月のジュネーブモーターショーで出品され、その半年後の同年9月に正式発売に至った経緯があります。新型A3でも同様に実際にフルモデルチェンジするのは発表から半年ほど遅れる可能性が高い。
つまり、アウディ新型A3は発表から半年後の2020年9月10月頃と予想できます。でも某ウイルスの影響がかなり長引いておりますので、それも考慮すると11月12月の冬頃まで遅れる可能性も十分ありそう。それでも2021年以降に発売日が遅れることはないはず。
ちなみに新型A3セダンが先駆けて発表されましたが、先にA3スポーツバックがフルモデルチェンジするという情報もあります。どのみちどちらも2020年中にフルモデルチェンジする公算大。
搭載エンジンやスペックまとめ
続いてはアウディ新型A3の中身を解説。
アウディ新型A3のプラットフォームは新型ゴルフ8にも採用されてる「MQB」と呼ばれるシャシーが採用されます。ただし、新型A3の主要諸元は全長が4340mm、全幅が1820mmとゴルフよりも少しサイズ感はやや大きくなりそう。
一方、新型A3のエンジンラインナップはどうなのか?
「1.0L直3ターボ」、「1.5L直4ターボ」、「2.0L直4ターボ」の三種が用意されます。前者2つの駆動方式は2WD、後者が4WD(クワトロ)。またゴルフと違って、新型A3は全車で48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わせられる予定。
とりわけ2.0L直4ターボエンジンは200PS/33.0kgm以上発生。スペック的には3.0L NAガソリンエンジン並み。ハイパフォーマンスモデルの「S3」は300PS/40kgmまで引き上げられるそう。こちらは4.0L NAガソリンエンジン並。
車重は引き続き1500kg前後と考えられるため、新型A3の走りは非常に軽快なものと予想されます。
新型A3のデザインはカッコいいか?
続いては「デザイン外観」を改めてチェックしたいと思います。
まずは新型A3セダンのフロントマスクがこちら。ほぼ同時期にフルモデルチェンジする新型A3ハッチバックも同じ顔付きになります。いわゆるキープコンセプトで基本デザインは大きく変わりません。
それでもエアインテークはQ2のようにポリゴン風に仕上がってるのが面白い。ヘッドライトも両端に鋭敏さが増して、六角形のフロントグリルもワイドに面積が拡大し、全体的に男らしくなってる印象。
続いて新型A3セダンのリア画像。サイドウィンドウが6分割されたように見える「6ライトウィンドウ」が引き続き採用されるなど、やはりリア周りもキープコンセプト臭が強い。
ただホイールベースや全長が伸びたことも相まって、全体のフォルム感は伸びやかさが増してる印象を与えます。ウィンドウも後ろ下がりにギュイっと下げてることで、クーペ風に見せる演出が施されてることも奏功。一方、新型A3ハッチバックはここまで格好良くはないかも。
そして、更にリアコンビネーションランプもワイド感が増すなど、新型A3の大きくなったサイズ感がデザインからも読み取れそう。おそらくゴルフとの差別化も意識されてるのでしょうか、後席空間の広さもきっと改善されてるはず。
内装デザインや安全装備はどうなる?
続いては新型A3の内装インテリア。もちろんセダンもハッチバックも同じ内装。
現行A3と比べると、明らかに質感が歴然とアップ。現行A3は国産車然としてる部分もありましたが、これぞ高級輸入車といった出で立ち。インパネ中央部分にはタッチパネル式の液晶ディスプレイが鎮座し、いわゆるインフォテイメントシステムが採用されます。
メーターパネルも液晶ディスプレイを採用し、いわゆるデジタルコクピット感がフルモデルチェンジ後は強まる。
ステアリングはD型ではなくなったものの、中央のエンブレムのカタチは六角形に変更されてるのが目を引きます。現行A3は丸型だったため、外観のポリゴン感と調和させたデザインに設計されたのか。エアコンの吹出口も現行A3は丸形だったんですが、新型A3ではダッシュボード付近に収められてる。
だから新型A3ではこれまでの丸みのデザインから脱却し、どうやらアウディの上位モデルの内装に寄せてってることが伺えます。
ちなみにアウディ現行A3も全車速域ACCが備わるなど既に安全性能は高いですが、フルモデルチェンジ後はどこまで進化するのか?
例えば、衝突防止機能。歩行者や自転車は検知できるのは当然として、新型A3では右折時の対向車も検知するように進化します。相手に突っ込んでこられたらどうしようもない気もしますが、確かに右折時の交通事故も多い。
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