【自動車用語】ハードトップは何故消滅したのか?【コラム】

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メルセデスベンツSクラスクーペ

一昔前の高級車の代名詞といえば「ハードトップ」でした。現在でも画像のメルセデスベンツ・Sクラスクーペのようなハードトップスタイルの自動車は発売されているものの、最近では大衆車から高級車までめっきりハードトップの自動車が消滅してしまった印象。

そこで今回は「ハードトップは何故消滅したのか?」という考察記事を書きたいと思います。

そもそもハードトップとは?解説・説明まとめ

まず「そもそもハードトップとは何か?」という疑問から解説したいと思います。既に知ってる方は下にズバッとスクロール推奨。

ハードトップ(hardtop)とは、簡単にまとめると「自動車のボディースタイル」の一つ。

ハードトップの対義語には「ソフトトップ」と呼ばれるボディスタイルが存在します。ソフトトップとは布製の屋根のことであり、トラックや馬車みたいな乗り物を指すらしい。自動車でいえば「オープンカー(カブリオレ)」と考えるといいと思います。

メルセデスベンツ・Sクラスクーペ車内

オープンカーの逆バージョンとは何なのかを考えても分かり辛いと思うので、ざっくり言うとハードトップは「Bピラーがない自動車のデザイン」と思ってください。Bピラーがないことで車内が開放的に広がり、また伸びやかでスポーティーなデザインが消費者にバカウケした。

だからハードトップとは、今風の言葉を使うのであれば「ピラーレス」と表現した方が分かりやすいかも知れない。

現在は軽自動車のタントに代表されるように「実用性」を重視してピラーを取り払ったクルマがあるものの、昔は「デザイン性」を重視してハードトップと呼ばれるクーペスタイルのセダン車やスポーツカーが多く生産されてた。

そのため「ハードトップのクーペ」と「ソフトトップのオープンカー」という立ち位置で考えると、確かに両者は高級車の一つのジャンルとして対局に存在してるようにも思えます。