今やトヨタのミニバン(正確にはプチバン)を代表するのが「ルーミー」。
いつぞやからタンクと統合したルーミーは、2021年以降の新車販売台数はヤリスに次いで2位にランクインすることもしばしば。モデル末期ということも大きいですが、いつの間にかノアやシエンタを突き放してる。手頃なサイズ感と価格が人気の秘訣。
そこで今回カーギークでは「トヨタ新型ルーミーのおすすめ売れ筋人気グレードTOP3」を解説しようと思います。
ルーミーの価格一覧
まずはルーミーの価格一覧を簡単におさらい。
- X…約155万円
- G…約174万円
- カスタムG…約191万円
- G-T…約186万円
- カスタムG-T…約204万円
以上がトヨタ新型ルーミーの価格帯になります。合計5グレード。
装備面や商品力がやや見劣りすることもあって、スズキ・ソリオと比べると全体的に安いです。最高級グレードはソリオは202万円に対して、ルーミーが204万円とむしろ割高だったりしますが、これはソリオバンディットに上級モデル仕様が用意されていないから。
最廉価グレード「X」を除くと、ルーミーは基本的に「G」グレードしかありません。Gの「カスタム系」と「ターボエンジン搭載モデル」がそれぞれ用意されている感じです。だからアルミホイールや本革ステアリングの有無など、それぞれ定番装備の簡単な違いしかなかったりします。
そういう意味で車初心者が選びやすいとは言えそうですが、ルーミーのグレード幅は意外と限られてます。
ルーミーのおすすめ人気グレードとは?
続いてはルーミーのおすすめ人気グレードTOP3を解説します。
- カスタムG…39%
- カスタムG-T…17%
- G…16%
トヨタ新型ルーミーの実際の売れ筋人気グレードはこちら。カスタム系グレードだけで購入者の半分を占めている計算。それに続いて手頃な標準グレード「G」が売れている模様。「G-T」の販売比率がやや低い理由は、190万円前後の同価格帯だとカスタム系を買う人が多いのでしょう。
ルーミーの購入者の半分以上がカスタム系を選択している理由は「デザインの違い」にあります。左のルーミーがカスタム系、右のルーミーがノーマル系。カスタム系の顔付きがメッキ感全開で、いかにもオラついております。さながらノア風の雰囲気も。
ソリオもカスタム系グレード(バンディット)がやはり人気でした。ルーミーもソリオも消費者心理としては「軽自動車のカスタムグレードを購入するノリ」と一緒なんでしょうね。
一方、3番人気のグレード同士で比べるとルーミー「G」が174万円に対して、ソリオ「ハイブリッドMX」が185万円でした。燃費性能や乗り心地や静粛性などはソリオが上回ってると思いますが、ルーミーの人気には「少し割安な価格設定」も関係してそう。
コメント