ホンダ車で一二を争う人気車種が「フリード」。現行フリードは2016年9月に発売された割と古い車種なんですが、2020年2月にフルモデルチェンジした新型フィットに次いで未だに売れております。
そこで今回はホンダ・フリードのおすすめ人気グレードTOP3を解説しようと思います。5人乗り用(2列シート仕様)のフリード+の人気グレードもチェックします。果たしてSUV仕様のクロスターは人気なのか?
フリード・フリードプラスの価格一覧
まずはフリード(フリードプラス)の価格帯をおさらい。
○フリードの値段
- B…約199万円
- G…約216万円
- クロスター…約238万円
- モデューロX…約295万円
- ハイブリッドG…約256万円
- ハイブリッドクロスター…約278万円
- ハイブリッドモデューロX…約325万円
- (7人乗りは+2万円高)
○フリードプラス(5人乗り)の値段
- G…約218万円
- クロスター…約240万円
- ハイブリッドG…約258万円
- ハイブリッドクロスター…約280万円
以上がホンダ・フリードの価格帯になります。5人乗り用のフリード+は若干グレード数が少ないものの、標準フリードと価格差は2万円ほど割高になっております。シートを減らした分、安くしてくれよと思ったりもしますが、基本的には「用途」で使い分ける感じです。
ただフリードの値段はシエンタと比べると全体的に割高。クロスターやモデューロXといった特別なグレードも多いこともありますが、トヨタ・ノアといったMクラスミニバンも視野に入ってくる。しかも本革仕様はクロスター以上ですからね。
フリードより更に大きいステップワゴンも総じて割高感があるため、近年のホンダ車全般の価格は何故か強気だったりします。だから売れないんだろうなと思ったり…。
フリードのおすすめ人気グレードとは?
続いてはフリードのおすすめ人気グレードTOP3を解説。
- G…36%
- ハイブリッドG…29%
- フリード+ハイブリッドG…8%
ホンダ・フリードの売れ筋人気グレードがこちら。
基本的には「G」グレード以外は売れていない感じです。SUVモデルとして話題になったクロスターは意外と伸び悩むという結果。クロスターは専用の内外装を揃えてるものの、デザイン的なインパクトが乏しい。それでいて+20万円高ですから正直選びづらい。
モデューロXなどフリードにはいろいろ用意してますが、そもそもこの路線はプチバン(ミニバン)を買うようなファミリー層に刺さっていないのか。
他にも5人乗り仕様のフリードプラスもそこまで人気ではない模様。一番売れてるグレードでようやく全体の8%程度なので、フリードやシエンタを購入したい人は「三列目シート」を望んでることが分かります。2列シートでいいならソリオやルーミー、更にはN-BOXを買いますからね。
ちなみに、フリード+限定の売れ筋グレードとしては「G」「ハイブリッドG」「ハイブリッドクロスター」の順番だそう。
だから客寄せパンダグレード「B」を除くと、ほぼ実質的にはエントリーモデルである「G」が全体の65%を占めるという結果でした。フリードのグレード構成は一見するとごちゃごちゃしてますが、基本的には「G」一択と考えてください。
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