マツダのプレミアムコンパクトSUVが「CX-3」。CX-3は2015年2月に発売されて以来、早4年以上が経過。当初は質感の高いデザイン性から高評価。SUVブームの波にも乗って一大ブーム。
ただし、マツダ・CX-3は来年2020年中に販売終了することが決定したそう。何故マツダ・CX-3は販売終了してしまうのか?本当にCX-3は一度もフルモデルチェンジせず一代限りで終わってしまうのか?
販売終了の原因が「CX-30」
じゃあ、マツダ・CX-30の販売終了の原因は何なのか?
結論から書くと、CX-3が販売終了する理由は「マツダ新型CX-30の発売」が大きい。
CX-30とは2019年にフルモデルチェンジしたばかりのマツダ新型MAZDA3をベースした新型SUV。そのため車内空間はCX-3よりも広くて、実用性に優れる。
例えば、2019年10月の新車販売台数を見ると、CX-30の販売台数が2525台。CX-3に至っては50位以内にも入ってないため、おそらく販売台数は500台にも満たない。
当初から予期されていた状況ではあるものの、想像以上にCX-3はCX-30の登場して割りを食ってる状態。室内の狭さなどに加えて、どうしても車体が古いCX-3は相対的に不利に映る。
実際、CX-3とCX-30を横に並べてみてもほとんど違いはない。サイズ感の違いもパット見は見て取れない。価格も数十万円程度しかないのであれば、わざわざ選ぶメリットがない。
CX-3は割高な価格帯から次第に販売台数は低下傾向だったんですが、CX-30の存在はそこに拍車をかけたカタチ。
CX-3の「プレミアムコンパクト路線」は頓挫した?
一方、マツダ新型CX-3は一度もフルモデルチェンジすることはないのか?
結論から書くと、マツダ新型CX-3のフルモデルチェンジ情報は一応ありますが、CX-30の好調っぷりを考えると現時点では予定は未定。マツダ的には「プレミアムコンパクトの路線は厳しい」と判断してることも大きそうです。
だから、やはりCX-3は販売終了する可能性は高そう。マツダ・CX-3は2015年2月に発売。その後は初夏や秋頃にテコ入れされることが多かった。そのため早くて2020年初め頃に販売終了するか、CX-3は遅くて秋頃には販売終了しそう。
ただ最近トヨタが新型ライズを発売したように、MAZDA2(旧デミオ)サイズのコンパクトSUVは需要がありそうですから、車名をCX-2に変更するなどしてまだまだ活路を見出してほしいところ。
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