先日、「トヨタ車がダサい理由まとめ」なども考察しましたが、トヨタ・ノアは意外とカッコいい。昔のノアと比較すると、新型ノアは随分カッコ良くなったことが画像からも分かるはず。
ただ、残念なお知らせ。
どうやらベストカー情報によると、トヨタ・ノアはいずれ販売終了するとのこと。更に言うと、ノアの販売終了後はヴォクシーに統合される。確かにノアのデザインはカッコいいが、販売台数的にはヴォクシーが上回る。
具体的には2018年9月の販売台数ではヴォクシーが7188台に対して、ノアは4552台にとどまる。言ってもそこまでノアとの大差はないものの、どっちが人気ミニバンかは言うまでもないか。ちなみに筆者はノア推し。
不人気車種だけでトヨタ車の半減は不可能?
実際、トヨタ自動車はラインナップを整理縮小中。
既に2025年までに全系列店の統合に合わせて、現在トヨタディーラーで販売されている車種を約半分程度まで減らすことは発表済み。そのため他にもエスティマも2019年に販売終了するなど今後は顕著にトヨタ車が消えていく予定。
非常に大胆な決断。確かにトヨタ自動車でも売れてない不人気車種は少なくない。ラインナップは販売車種を減らしていくことは、自動車業界でトップをひた走るトヨタ自動車であっても当然の流れなのかも知れない。
でも「半分程度まで大きく絞る」ことを考えると、おそらく不人気車のリストラだけでは難しい。何故ならトヨタの不人気車はセダンなど、どうしてもジャンル的には限られてしまうから。
そうするとノアがヴォクシーに統合される可能性は十二分にありそう。特に今回の販売終了は系列店の統合が背景にあるため、トヨタ的には同じ店に何台も似たような車種は不要なのでしょう。
【販売終了】アルファードも将来的にヴェルファイアに統合される?
他にもノアだけではなく、アルファードはヴェルファイアに、ルーミーやタンクの統合も考えられているそう。確かに考えてみると、トヨタ車の中には「似たような姉妹車」がめちゃんこ多いです。
アルファードとヴェルファイアは見た目の違いはそれなりに多いですが、ルーミーとタンクに至ってはほぼ見分けが付かない。販売店の営業力や車名の語感などで販売台数に違いが付いてる程度でしょう。
自動車ブログを運営してる自分のような人間からしても、本当に記事を作るのが大変。何故ならモデルチェンジ情報の場合は、両方の2車種の車名を記載する必要があるので記事タイトルがムダに長くなりがち。
また【比較】ソリオ vs ルーミー・タンクといった記事もいずれ執筆するつもりですが、この場合だとルーミーかタンクかどちらをメインに比較していいのか戸惑う。閲覧してる人がルーミーとタンクのどちらを求めてるか皆目見当が付かないから。
そういう意味において個人的にはノアの販売終了は歓迎したい。欲を言うと、ノアの方が好きなのでヴェルファイアに販売終了して欲しいところですが、台数差や人気差は歴然なので厳しいか。
数年以内にノアは販売終了する?
とは言え、ノアもミニバン車の中では人気。一応、2025年までというタイムリミットが設定されてることもあって、そこまで急いでトヨタがノアを販売終了する可能性は低そうにも思えます。
ただノア・ヴォクシーは2020年前半にフルモデルチェンジを予定してる。
だから、もしノアが販売終了するとすれば、このモデルチェンジの時期がまさに最適のタイミング。何故なら、そこから数年以内に販売終了すると分かってるのに、わざわざ次期モデルを開発する意味がないですから。
そう考えたら、もしかするとトヨタ・ノアが販売終了するタイミングは意外と早い可能性も。一方、エスクァイアは「ヴォクシーの上級モデル」として住み分けができてるので販売終了する可能性は低いか。
とはいえ、今回の発端であるトヨタの販売店の問題があるので、いきなりノアの販売を終了すると弊害も多そうなので、トヨタは無理してでもノアの次期モデルが開発される可能性もあります。
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