トヨタ新型スープラは2019年5月に復活販売されて大きな話題を呼びました。そこから早くも一年が経過しようとしております。スープラは言ってもBMW製(兄弟車はBMW・Z4)。トヨタがテコ入れできる部分は少なそう。
ただこの度、トヨタ新型スープラは「年次改良」が施されます。やはり海外の自動車メーカーは一年ごとに改良することが多く、トヨタ新型スープラもご多分にもれず、いわゆる「2021年モデル」が発売されます。でも所詮は一部改良と思いきや、スープラは大きな進化を遂げるそう。
そこで今回カーギークでは早くも行われるトヨタ新型スープラの一部改良情報をまとめてみました。ちなみに現行スープラの車両型式は「A90」でしたが、今回の2021年モデルから「A91」に変更される予定。
2020年4月28日に発表されるが…
まずは「発売日」の最新情報。
結論から書くと、トヨタ新型スープラの一部改良情報は「2020年4月28日」に正式発表されます。既に2020年2月時点で新型スープラの一部改良情報は発表しており、日本国内はそこから約2ヶ月ほど遅れるカタチ。
ただし、あくまで発表日。この4月28日以降から予約注文可能になりますが、実際にトヨタ新型スープラが手元に納車されるのは2020年10月以降とのこと。だから実際の発売日はもう少し遅れそう。引き続き、新型スープラはオーストリアの工場で生産されます。
でも、某コロナさんが日本国内や世界各地で猛威を奮ってる状態。トヨタの工場も停止するなど、今説明したばかりの発表日や納車日も遅れる可能性はありそうです。
ちなみに、トヨタ新型スープラ(BMW新型Z4)のマイナーチェンジは2022年頃を予定しているとか。2020年以降の新型車のスケジュールなどもご参照ください。
直6ターボは50馬力増加へ!
続いては新型スープラの搭載エンジンの最新情報。
結論から書くと、今回の一部改良で新型スープラに搭載されてる「3.0L直6ターボエンジン」が進化します。一部改良後はシリンダーやエキゾーストマニホールドの形状を変更させるなどして、直6ターボの最高出力は340PSから387PSまで進化する予定。
トルクも約0.4kgmほど向上し、発生回転域は1600~4500rpmから1800~5000rpmに変更されるそう。回転域の変化を見ると低速域でのトルク感は減少しそうですが、その分だけ高速域での加速の伸びが期待できそう。
他にもブレース構造にアルミ製素材を用いるなどして、今回の一部改良で車体剛性もアップ。電動パワーステアリングやショックアブソーバーといった足回りも改良が施され、ブレーキキャリパーカバーにもスープラのロゴが刻印されそう。
これらの改良は3.0L直6ターボを搭載した最上級モデルの「RZ」に限られるものの、一部改良とは言えかなり大胆なテコ入れだと言えそう。
安全装備は?限定販売はある?
一方、安全装備は全グレードで進化します。
具体的には車体前後にクリアランスソナーが追加されることで、新型スープラにも「誤発進抑制機能」が追加されます。現状でもスープラは車線逸脱防止支援システムが備わるものの、街中だと誤発進抑制機能の方が便利なはず。
続いては「車体カラー」の最新情報。
新型スープラの発売当初に限定販売された「マットストームグレーマイカ」という車体カラーが今回の一部改良で再び復活します。それに合わせてかどうかは不明ですが、現行スープラに設定されてる「ディープブルーマイカ」が消滅します。
そして、今回の一部改良では「ホライズンブルーエディション」というモデルが限定100台で発売されます。
画像を見れば分かるように、そのまんまの名前。ホイールはマットストームと同様につや消しブラックに塗装されたホイールがあしらわれます。また内装シートのステッチは赤からホライズンブルーに変更されてるんだとか。
スープラの兄弟車のZ4然り、BMWはブルーや青をイメージカラーにしてる印象があるので、結構食指が動いてしまう人も多いんじゃなかろうか。
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