2019年8月、レクサス新型RXはマイナーチェンジで「Lexus Safety System +」と呼ばれる自動ブレーキが進化しました。デザインや車体剛性なども小改良が施されて商品力がアップ。
しかし、早くも2020年7月22日にレクサス新型RXが一部改良されます。ちなみに、直前の同年7月16日にはレクサス新型NXの一部改良も施されます。コロナの悪影響による販売減は高級車ブランド・レクサスでも同様。ベンツやBMWも4割近い販売減らしい。
そこで今回カーギークでは「レクサス新型RXの一部改良情報」を簡単にまとめてみました。あくまで一部改良に過ぎないためマイナーチェンジほど内容は豊富ではありませんが、細かい部分でテコ入れされて商品力がアップしてます。
新型RXの安全装備がさらに充実
結論から入ると、レクサス新型RXの安全装備が少し充実します。
昨年のマイナーチェンジで既に自動ブレーキの性能が大幅に向上してますが、2020年7月の一部改良では「パーキングサポートブレーキ」が全車で標準装備されます。これは同じく一部改良が施されるNXと同様のテコ入れ。
新型RXでもサポカー補助金を受けるための措置と考えられそう。最大で10万円ぐらい支給される制度ですから、レクサスを購入する層であっても意外と馬鹿にできない金額。
他にも新型RXは「ブラインドスポット警告」や「シートベルト非装着警告機能」が全車で標準装備されるなど、やはりNXの一部改良と似たようなテコ入れが行われます。
また現行RXではレバー操作が必要だった「自動ハイビーム」ですが、新型RXからはドライバーの操作は不要となります。
給電機能が1500Wに対応へ
今回の一部改良では他にも装備面が充実します。
例えば、現行RXハイブリッド(RX450hやRX450hL)に標準装備されてるAC100V・100Wコンセントですが、新たに「AC100V・1500Wコンセント」がセットオプションとして用意されます。
既にレクサス・CT200hの1500Wのコンセントがメーカーオプションとして用意されており、確かにRXで設定されてなかった方がおかしい。両者の価格差を考えたら標準装備でも良かった気もしますが、必ずしも使用されるとは限らないからか。
この1500Wコンセントを選択すると、差込口が後部座席用にセンターコンソール背面や荷室にも新たに設置されます。また細かい部分ではカタログ燃費表記がWLTCモードに変わる予定。
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