【初めて】期間工になるまでの流れ・工程まとめ【初心者向け】

自動車メーカーで欠かせない労働者が「期間工(きかんこう)」。一定期間だけ生産ラインで自動車や自動車部品の組み立てなどを行うパートタイマー的な方々。

どうしても自動車の売れ行きには波が存在。車種によっても人気・不人気があり、今は人気車種でも一年後は売れてないケースも少なくない。そこでずっと雇用し続ける正社員雇用は抑えたいのが、自動車メーカーの本音。

そこで今更感はあるものの「期間工になるための流れや工程」を初心者向けに解説してみました。既に何度も期間工を経験されている常連さんも多いとは思いますが、初めて期間工になる方はチェックしてみて下さい。

期間工になるには「派遣会社」にまず応募…流れ①

まず期間工になる最初の一歩としては「期間工の求人情報を扱う派遣会社へ応募」しましょう。実際、派遣会社経由で期間工になっている方が大半。日産自動車だろうが、トヨタの期間工であろうが基本は同じはず。

理由はシンプル。新卒採用などとは違って、基本的に自動車メーカー自身が自社で期間工を集めていないから。もはや派遣会社経由以外で期間工になるのが難しい、と考えてもいいぐらい。

また派遣会社を経由した方が「入社祝い金」といったボーナスも多く支給されるのが一般的。一応、自動車メーカーの中には自社で期間工を集めてるところもあるようですが、そういったボーナスはあまりもらえません。

正直、自分のところで期間工を集めた方が早くね?と思っちゃいますが、派遣会社に支払うお金を増やしてでもアウトソーシング(外注)した方が結果的に自動車メーカーからすると安上がりになるらしい。

派遣会社で面接を受ける…流れ②

続いての流れは「派遣会社での面接」になります。

期間工を扱っている派遣会社のホームページから「面接の予約」をすればだけ。電話でも面接の予約は可能ですが、ネットの方が面倒なやり取りがない分だけ簡単です。その後メールが返信されてくるので、指定された日時に派遣会社に行きましょう。

履歴書はもちろん持参しましょう。服装は別にスーツじゃなくても大丈夫だと思います。でもバイトとは違って期間工は掛け持ちはできないため、複数の派遣会社への予約はしない方が無難です。

期間工になるには「引っ越し」が前提?…流れ③

ちなみに期間工になるにあたって注意したいのが「引っ越し」。何故なら、自動車メーカーなどの製造工場は限られた場所にしか存在しないから。

やはりクルマを輸出する場合も考えて、立地面に優れた特に東海地方や九州地方などに多く存在する印象。北海道やら日本海側などには基本的に立地してません。トヨタ自動車であれば愛知県、マツダ自動車であれば広島県といった具合に偏在してる。

つまり、そこ以外の地域に住んでる人が期間工になるには引っ越しするのが大前提になります。実家から通勤することはできないはず。そのため自動車メーカーの大半は、期間工の方専用の寮が用意されております。

ここらへんのことは派遣会社に登録する時に「希望勤務地」などを入力する欄があるので、予め考えておきましょう。

派遣会社の面接ではどんな内容を聞かれるのか?…流れ④

続いて派遣会社の面接では何が行われるのか?

ただ基本的に難しくありません。例えばカウンセリングシートに自分の職歴などを記入して、どこの自動車メーカーの工場で働くのかを相談して決めるだけ。資格の有無によって、ある程度は適性なども判断してくれるはず。

また期間工に限らずだと思いますが、人気の自動車メーカーほど人材が集まる傾向にあるため、興味がなかったり待遇の悪いメーカーをおすすめされても基本的に断るのがベター。「期間工はお金のため」と割り切りましょう。

ただ目ぼしい派遣会社が必ずしも近場にあるとは限らないため、期間工になりたい場合は「出費(交通費)」などがある程度は求められるかも知れません。

自動車メーカーの選考会の合格率は高め!…流れ⑤

続いては自動車メーカーによる面接が続きます。何故なら期間工になるには派遣会社を経由するものの、厳密には「期間工=契約社員・期間従業員」だから。実際には直接雇用に近いんじゃないかと思います。

自動車メーカーの面接では「期間工の仕事内容」「簡単なテスト(筆記テストや体力テスト)」が行われ、最終的に個人面談が行われるのが一般的。ただ一般的な受け答えができて、ある程度のヤル気を見せれば問題ない気はします。

統計上は1割2割程度の候補者は選考会で落とされてるらしいんですが、基本的に8割9割の方はそのまま期間工になっている模様。まだ原付バイクの免許の方がハードルは高いはずですから、あまり難しく考える必要はないでしょう。

ないならないで問題ないですが、ただ自動車メーカーの選考会はスーツ着用がベター。期間工とはいえ、基本的にスーツで面接を受ける方が多いらしい。

あとは合格通知が来るのを待つだけ…流れ⑥

ということで、あとは自動車メーカーから合格通知が来るのを待つだけ。一般的には派遣会社から連絡があるのかも。

もし合格していれば封筒に書かれた待ち合わせ場所に行って、派遣会社がそのまま自動車メーカーの工場まで連れてもらえるため交通費はかかりません。荷物は事前に郵送してもらうこともできるので、合格通知が来るまで準備しておくとベター。

そして、あとは寮に入るだけ。前述のように引っ越しは前提。寮とは言っても専用の個人部屋が用意されていたり、複数人との相部屋であったり様々のため、ここらへんが期間工として長く続けられるかどうかのカギになるかも知れません。

単純労働で精神的にも肉体的にも意外と大変だと思いますが、あとはひたすらお金のため頑張るだけです。入社祝い金などボーナスは「1グレード上」の新車が購入できる大きな金額のため、それを考えたらモチベーション向上に繋がるのではないか。